北東北・北海道ツーリング
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2005.8.4
ウゼーガキ共が徹夜で騒いでいた夜も明けました。
幸いに私はしっかり睡眠は取れましたが、あの馬鹿の”タカノー!”の声は耳についたまま(爆)
しかし、AM5時過ぎになって山から日が照ってくると暑くてテントの中にはいられずに、
まるで虫の如く(^^; モゾモゾとはい出して来ます。
これだけ見ると悪くなさそうでしょ?
昨日買っておいたパンと、そばの自販機で買った缶コーヒーで朝食後撤収。
今日は、田沢湖、小岩井農場とみて、盛岡でわんこ勝負!(^^; するのだ。
昨日、針師様より”湧き水がたくさんありますよ”
・・・って聞いていた六郷町の市街地まで降りていき、いくつかの湧水をみてみます。
町の中に飲料に使える湧水がたくさんあるだけでも驚きですが・・・
(実に26カ所もあります!)
ここの凄いのは、私が今までみたことがある湧水って、大抵はパイプとかで滴ってるものだと思っていたのですが、
まるで川、堀のような場所でありながら飲用できるということ。
#アメンボとかはいるけど別に害はないし(^^;
最初はホントにこれで飲めるの???
と、疑問に思ったんだけど、コップがほとんどの湧水に置いてあるから大丈夫なのかな?
と思ったのと、
酒屋さんの裏手にある”ハタチや清水”をみたときにそこのお店のオバチャンに
#・・・ってAM7時過ぎで既に開店してるってのも凄いけど(^^;
聞いてみたところ、
”常にわき出てるから全く問題なく飲めるよ。私は子供の時からずっと飲んでるしね”
と、いうことでコップに汲んで飲んでみました。
ハタチや清水。スイカが夏らしくて良い感じ(私は嫌いだけど(^^;)
キーンと冷たくてほのかに甘みのある水
この暑い時に湧き水はやっぱりと〜っても冷たくておいしい!(^^)
私、今まであちこちで色々な湧き水も飲んでは来ましたが(この後北海道の羊蹄山でも飲みました)、
ここの水が今まで飲んだなかでは一番美味しいと思いました。
なんだろう・・・水の口当たりが柔らかいし、甘みがある・・・でもやっぱり水なのですけど。
とっても美味しかったんで500ccのペットボトルに詰めていただいてしまいました。
いただいた後、さっきのオバチャンにお礼を言って、
こんなに美味しい水は私は今まで飲んだことがない!
と、いうと・・・
そのオバチャンも、
”私もここの水が一番だと思うんさ。よその水道はみんな美味しくなくてね・・・”
なんてなことを言ってました。
こんな美味しい水が街の中で普通に湧いていて、いつでも飲める・・・
この人達にとって当たり前なのかもしれないけど、
都会生活者からするとこんなに凄い贅沢ってないですよね。
いつまでも飲める水であって欲しい・・・と思いました。
さて、水を補給したあとはこれまた修学旅行で訪ねた角館の武家屋敷を見に行きます。
六郷からは県道を30分位走れば角館に到着します。
朝早いし、バイクですから路肩に停めてテキトーに散策。
武家屋敷
・・・私のイメージでは、角館って街のすべてがこの武家屋敷状態だって思っていたんですが、
全然違うんですね(^^;;;
風致地区として一部が残されてるだけなんですね(^^;
#修学旅行だと団体様ご一行で要所しか見てないし、
#ガイド本だと一部しか見せないからからそう思ってしまったのかも?
要所を見た後は、田沢湖に向かいます。
JAのガソリンスタンドでガソリンを入れて、オッチャンとこのあたりの話をして情報入手し、
田沢湖に向かいます。
田沢湖は、こちらもやはり修学旅行でも来たし、
ツーリングで来たこともあるのでささっと通過するだけです。
辰子像
この付近・・・なんだかよくわからないのですが、魚がものすごくたくさんいるんですけど?
お魚うじゃうじゃ(汗)
これだけいるとちょっと気持ち悪いっすね(笑)
田沢湖近くの乳頭温泉の秘湯として有名?な”鶴の湯”に行ってみたかったのでそちらに向かいます。
県道から外れてダートを数km走ると鶴の湯に到着。
温泉は悪くないけど、ちょっと人が多すぎるなぁ・・・
しかも、男湯の露天をみんな写真撮っていくし・・・
私的には夏油温泉のほうが情緒あってよかったな・・・と思いました。
乳頭温泉・鶴の湯
#噂によるとここは冬が人が少なくてとっても良いらしい・・・
ここで、練馬ナンバーのバルカン乗りの人と出会う。
今後の旅の話をしつつ・・・
また何処かで!
#このときは彼と青森ねぶたで再会するとは思ってもいなかった(^^;
お風呂に入った後は、小岩井農場に向かいます。
牧場のソフトクリーム、にゅうにゅうを飲まなくてはならないのだ(義務(^^;)
しかしまぁ・・・今日もあっち〜なぁ〜(汗)
程なくして小岩井農場到着。
どこがなんなのだかよ〜わからんうちに、入場券を買ってまきば園というテーマパークに入場。
#・・・って、無料で見学できる場所もあり、そっちのほうが私的にはよかった(汗)
中をてくてく歩いてみます。
木陰でバテバテな羊達
ひつじさんも暑そうです・・・
ふれあい広場っていうのがあって、羊にさわることができます。
羊の表面はウール100%(馬鹿)でした。
お目当てのソフト、こーしーにゅうにゅうをいただいて無料開放されている展示施設、牛舎を見ます。
なんかこっちのほうが農場らしい・・・って感じがしませんか???(汗)
次は盛岡に向かい、お昼ご飯を食べることにします。
もちろん、わんこそばで勝負!です(笑)
盛岡駅に行き、観光案内で、”わんこ勝負したいんですが?”
#脚色してます(^^; ちゃんとわんこそば食べられるお店ありますか?って聞きましたよ(^^;
と、訪ねて近くのお店を教えてもらいます。(東家と言うお店に入りました)
さて・・・勝負です。
蕎麦ごときの食い物でオバチャンに負けてはならないのです(意味不明)
前掛けを装着して、戦闘開始です。
セルフ撮りしてみた(^^;
・・・なんか金太郎みたいだ(笑)
オバチャン(・・・ではなくて、若い女性が給餌してくれました)が、
”じゃんじゃん”とか、”はい”とか、”まだまだ”とか、掛け声をかけて蕎麦を椀に入れていきます。
おつゆが椀に溜まりますので、それはその都度適当に捨てて・・・という感じで食べて、
おしまいにするときは蕎麦は空っぽの状態でフタをします。
フタをする前に入れられたら食べなくてはなりませぬ(笑)
このお店だと、15杯で約もりそば一人前だそうで、これが終わるとお代わりの盆を持ってきてました。
私?
今でこそ小食?ですが・・・麺類は結構いけるクチです。
・最初の15杯
楽勝っすよ。 蕎麦の味も味わって、かつ薬味のマグロも食べたぜい!
・2、3回目の15杯(30、45杯)
まだまだ。全然余裕っすね。オラオラァ!もっと持って来いや!(爆)
・4回目の15杯(60杯)
やっとお腹が少しふくれてきたかな?
・5回目の15杯(75杯)
まぁ・・・ふつうだったらこのくらい?で軽く?おしまいって感じか???
・6回目の15杯(90杯)
さすがに腹に溜まってきたなぁ・・・
なんかそばが美味しいって感じなくなってきた・・・(汗)
でもやっぱりここまで来たからには3桁には・・・
・7回目の15杯(105杯)
う〜ん。そばはもう当分いいやって感じだ(爆)
なんか気持ち悪くなってきたし(爆)
でも漢は闘わなくてはならないときもあるのだ(意味不明)
・・・てな感じで、7回目の15杯を食べ終わった時に、”リタイヤ宣言”で終了。
頑張ればまだ15杯いけそうな感じだったけど
(実際に食後薬味をつまみ食いしてたしデザートも食べたし(^^;;;)
食べていてそばが美味しいって思わなくなってしまったので止めた。と。
それにバイク乗るんだから・・・
とか、食べ過ぎで腹壊して旅ができなくなってしまったら・・・
とも考えて、リミッターいっぱいまではやらなかった?と。(^^;
どどーんとたったの105杯(笑)
ま、今回はこんなところで勘弁してやろう(なんだそれ?)
後で店員さんに聞いてみると、男性平均が50杯位だそうでして、それの倍食べた。と(爆)
よしよし。
ここでも私はフツーの人ではないと証明されたと(死)
100杯以上食べた人がもらえる証明書もいただいて大満足。
食べ終わってから、地図を見ながら目的地を探します。
暑いのでペットボトルのお茶をガブ飲みつつ・・・(って、今し方わんこを腹一杯食べたのではないのか? > 私)
八幡平が案外近く、かつYHがあるのを見つけて、おお。
これなら洗濯もできるしよいではないか!(^^)
・・・ってことでTELして確保します。
ペアレントさんが、
”夕食はどうしますか?”
・・・と、聞いてきたので、
”たった今わんこそばをたらふく食べたので夕食はいらないです。と、いうかお腹に入りません(爆)”
と、答えると電話口で笑っておりました(^^;
おしっ。掴みはOKだ(なにが?)
途中焼走り(溶岩流跡)とかに寄り道しつつ、八幡平YHに到着。
なにやら学生さん風の若そうな人達が沢山おりますが・・・
受付を済ませて、入浴、洗濯を済ませます。
皆様が食事を摂っている中、一人でビールとほていの焼き鳥缶で簡単に食べておしまい。
隣の人に
”ご飯はそれだけなんですか?”
と、聞かれたので、
”はい。罰ゲームなんです(爆)”
と、答えておきました(^^;
夜暗くなると、その学生さん達が網を持ってそのあたりをうろうろとしています。
・・・と〜っても不穏な動きですから当然私は気になります(笑)
そこで、首謀者らしき?人になにをやっているのか聞いてみました。
確か、岩手大学だったか?の環境学かなにかの実習で八幡平の環境調査をしているのだとか。
聞くと・・・
八幡平って、
・きれいだと思っていたが実は硫黄鉱山で環境破壊された山だったということ
・掘った穴から出てくる硫黄を含む強アルカリの水で川が汚染され死の川となっていたこと
・それを食い止めるべく中和処理施設を設立、その稼働に巨額の税金がかかっていること
・中和処理施設を止めてしまうとまた元の破壊されてしまった川に戻ってしまうこと
なんてな話をしてくださいました。
こんな田舎で今は綺麗に見えるのに、環境破壊の話があったなんて・・・
また、この環境を維持するために施設で維持しないとだめだなんて・・・
と、ちょっと複雑な気分になりました。
そんな話などをしつつ、22時の消灯時間に就寝。
人間っていつでもワガママなんだなぁ・・・ 私もきっとそのうちの一人なのだろうな・・・
本日の出費
宿代 3990円
温泉 500円
入場料 860円
食費 3236円
洗濯代 200円
合計 9786円
ぬ〜む・・・やはり宿に泊まると1万コースっすね。
・・・って、わんこそばが3100円してますからそれも響いてます。
とはいえ、7人前を3100円で食べたのですから元は充分取れてますかね(^^;
翌日に続く
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