北海道ツーリング


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2003.9.6
 ぬぼーとして、一番お寝坊さんで起床。
 予想に反してド・ピーカンの快晴です(^^)v
 朝ご飯を食べて(ここのご飯は家庭的な味付けのほっとするようなおいしいご飯なのでお勧めです)、
 ペアレントさんにカヌーとかしたいんですよね・・・みたいな話をしたところ、
 ”近くのなよろサンピラーYHで天塩川のカヌー下り出来ますよ。
  バードウォッチングとか出来て楽しいみたいですよ。”
 と言うことだったので、早速名寄(なよろ)のYHにTELして連泊手続きをしてしまいました。

 今日は羽幌炭坑跡を見に行きますとペアレントさんにご挨拶して、出発。
 なかなか来れないけどまた遊びに来たいな。
  泊まった羽幌遊歩YHです。

 早速羽幌の山のほうに入っていきます。
 しばらく走るとありました。選炭場の跡がそのまま残っていました。
 

 さらにちょっと進むと学校の建物跡もありました。
 
 こちらは近所の人が倉庫として使っているようです。

 他、団地跡とか、病院跡とか鉄道跡とか閉山当時のまま残っていました。
  団地跡
 こういうのを見ると、観光で良く見る華やかな北海道しか知らないけれども、
 実は炭坑閉山とか、高齢化とかで深刻な過疎での景気後退、
 観光に頼らざるを得ない現状の北海道の陰の一面を感じますね。

 この先の小学校跡を見ていたところ、写真を撮っている男性の人がいたんでこの人も廃墟マニア?(^^;
 とか思って、声を掛けてみました。

 するとなんと! もとこの付近の住人だった人なんです。
 なんでも聞くと、S45に羽幌炭坑が閉山になる時にこの写真を撮っていた小学校に兄弟が通っていたとか、
 廃墟の病院に父親が炭鉱事故で怪我して入院していたんだとか。
 そんなリアルタイムな会話が出来るとは思いませんでした。
 これもなにかの巡り合わせなのかなぁ?

 このあと羽幌市内で買い物とか、ガソリン給油とかしてR239を使って幌加内に向かいます。

 途中、苫前(とままえ)町の三毛別ヒグマ事件復元現場とかに寄り道したりしました。
  こんな感じの家にヒグマが襲撃したのだそうで
 こんな簡素な造りでは簡単に襲われちゃいますよねぇ。
 開拓民の苦労がかいま見れる気がしました。

 道の駅ほろかないでは、温泉に入って蕎麦を食べました。
 幌加内は、蕎麦の一大産地でもあります。
 実は蕎麦で有名な長野でも北海道産のそば粉を使ってるトコは沢山あるのだとか?

  ルオントほろかない温泉そば

 蕎麦にしてはコシが強くて比較的透明な色をした蕎麦でした。

  食後のデザートには蕎麦アイス♪
 クリームが混ざっていないのか、そば粉っぽいぼそぼそした食感で香りも強かったです。
 
 このあと朱鞠内(しゅまりない)湖を見てから、名寄のYHに行きました。
 朱鞠内湖は日本最大の人造湖とのことですが、水がかなり少なかったです。
  朱鞠内湖を展望台より望む
 この展望台が良く揺れて怖いんだ(^^;

 ここから道道を走って本日の宿のなよろサンピラーYHに到着。
 
  本日の晩ご飯
 なかなかおいしかった♪

 近所の温泉に連れて行ってもらい、その帰りに名寄の夜景を見れる場所に連れて行ってもらいました。
  名寄って案外大きい街なんだなぁ・・・

 この日はとても寒かったです。(確か最低気温が5℃だったかな?)

 宿に戻り、ペアレントさんからこの付近の観光案内とかをしていただきました。
 このあたりって案外見所とかあるんだなぁ・・・とも思ったのですが・・・
 この中で特に私が非常に興味をもったものがありました。
  井上食堂のおこづかいちょう

 隣町の美深(びふか)町に、とてもユニークな食堂があるのだとか?
 ここのYH宿泊者が井上食堂でご飯を食べたらこのノートにメニューと金額を書きましょう!
 ・・・ということらしいです。

 ほぉ〜 こりゃ楽しそうだ。
 #このノート(あのダイソーで売ってるらしいっすよ?)を選んだ人のセンスもステキだと思うけど(笑)

 自称(←コレ大事ね(笑))食いしん坊な私としては、

 ”主から挑戦状を叩き付けられたからには受けて立たねばならない”

 わけで(^^;(・・・って毎度のコトながら誰も挑戦なんかしてないってばさ(^^;)

 明日はカヌーだ。時間が取れたら井上食堂勝負(だから誰も勝負なんか挑んでないってば!(^^;)だ。
 おやすみなさい。

 翌日に続く



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