2003.9.13
いよいよ今日が北海道最後の日です。
朝起きてみると、強くはないものの既にしとしとと雨が降っていました。
ちぇ〜・・・
朝ご飯を食べて、今日の宿泊者の人達で写真を撮りました。
写真提供:サホロYHのTeru3さん
男性の宿泊した人は先に出ていってしまったので♂は私とペアレントさんしかいません(^^;
皆さん出発していきます。
私はR38を走って狩勝峠〜トマム〜占冠〜夕張と行き、
夕張で廃線跡、廃炭坑跡とかを天気次第では見学していく予定です。
狩勝峠は、前が全く見えない位の濃霧で早速前途多難を予感します(汗)
え〜ん。怖いよ〜(T T)
峠を越えると何故か雨も小降りとなって、走りやすくなりました。
R38から道道に入って山道を走って行くと、突然要塞?のような高層建築物が目に飛び込んできました。
巨大要塞?
この場所、トマムなのですがなにもない場所にいきなりこういう建造物はどうかと思うなぁ・・・
バブルの申し子なのかな?
この付近結構熊が出るのか、あちこちに看板が立っていました。
出没注意と言われてもねぇ・・・(^^;
R237に出たところで、道の駅占冠(しむかっぷ)で一休み。
このあたりは路面が全然濡れていません。
なんだかなぁ・・・
結構寒いんで、暖かい缶コーヒー飲んで暖を取ります。
ここから夕張方面に向かいます。
夕張では、事前にpippuさんから”シュウパロ湖に行くと廃線跡とかが見れますよ”と言われていたんで、
そちらに向かいます。
夕張市街を抜けて、R452でシュウパロ湖の方に向かうと”南部”と言う集落の場所でラッセル車がありました。
炭坑鉄道のラッセル車
元々は南大夕張と言う駅だったらしい・・・
客車の車内。多分両親とか見たら懐かしがるだろうなぁ
以前ちらっと聞いた話だと、これらの車両って腐るに任せてあったようですが、
今は観光としての保存・整備作業をしているようでした。
ここで、内部の清掃とかしていた人に色々と聞いて、シュウパロ湖に向かいます。
大夕張ダムでは、こんな鉄橋跡とかがありました。
サビサビの鉄橋跡
こちらも鉄橋の跡
また、一部平地があるのですが、舗装道路がある場所とかがあるので???と思ってちょっと探検。
廃屋
とても寂しげな街灯
このあたり、もしかして炭坑の人達が住んでいた集落の跡なのかな?
なんにしてもこの付近、緑が妙に綺麗なんだけど不気味な位の静寂な場所でした。
なんか滅び行く街・・・って感じでなんとなく寂しいし、薄気味悪い感じがしました。
過疎の街とかは色々と見たことはありますが、ここまで静かな場所は初めてでした。
#後日ネット等で調べるとこの場所はやはり炭坑労働者の人達の集落の跡らしくて、
#結構出るとか出ないとか言う噂があるようです(滝汗)
#私はそういった感覚はあいにく持ち合わせていないと思うし、
#そういう現象は基本的には信じない人間なので・・・不思議な経験は過去に何回かしてますけどね。
#また、シュウパロ湖(大夕張ダム)のところにはさらにダム工事をしているのだそうでして、
#ゆくゆくはこの部分や、先の鉄橋部分も含めて全て水没して跡形もなくなってしまうらしいです。
#もし、私のHPを見てこの場所に行かれる人がいらっしゃるのでしたら、
#荒らしたり、大騒ぎすることなくそっと静かに見守って、
#そこにいるかもしれない故人達を静かに眠らせてあげて欲しいと思います。
ここからは、苫小牧港に向かって行きます。
R274を走っていくと、途中で単車の動きが怪しい(汗)
妙にハンドルが取られる感じがして、これ・・・パンクっぽい動きだなぁ・・・とか思ってPで停めてみてみます。
すると、あちゃ〜(汗) 豪快にリヤタイヤがパンクしてるじゃないですか(汗)
とりあえずスタンドを探してそろそろと走っていきます。
運良くスタンドが見つかったんで事情を話して修理してもらいます。
見てみると・・・なんと10箇所以上パンクしていました(汗)
・・・もしかして、夕張の廃墟を見たから祟られたのか?(滝汗)
修理の跡だらけのリヤタイヤ(汗)
パンク修理をしてもしてもきりがないので、とりあえず苫小牧まで走れるだけの応急修理をしてもらいます。
10箇所以上修理したので、相当額取られるかなぁ・・・とか思ったんですが、
\3000もらっていい?とのことでラッキーとか思いました(^^; ありがとうございます > 川端のGSの人達
とりあえずなんとかだましだまし走りながら苫小牧を目指します。
雨も凄くて泣きっ面にハチとはまさにこのこと(T
T)
おなかも空いたし寒いので、途中見つけたラーメン屋さんでラーメンを食べました。
ごく普通のラーメンでもこういうときに食べると凄くオイシイ。
ラーメンって安いのに食べると幸せな気分になる不思議な食べ物だなぁ・・・とか思いながら食べました。
途中のスタンドで空気を足しながらなんとか苫小牧港着。
キャンセル待ちで乗れるか心配だったけど、難なく乗れてちょっと拍子抜けする(^^;
船降りたときのことを考えて、苫小牧市内にホームセンター探索に行きました。
解らない時は、警察が一番!ってことで、苫小牧警察でホームセンターを教えてもらい、
良い話は聞かないものの一度使ってみたかった瞬間パンク修理剤を購入(笑)
港に戻ります。
お友達のまいち〜氏からTELの不在着信とかがあったりしたのでTELしたりして時間を潰していると、
乗船のアナウンスが入りました。
いよいよ北海道ともお別れの時が近づいてきました。
乗船待ちのバイク達
明日台風から来るから、みんな考えることは同じなのか非常に単車が多いです。
無事乗り込んで、風呂に入ったりしてコンビニおにぎりとかで夕食を済ませました。
雨なのでデッキには出ず、展望室からの出航(実はこういうのは初めて)
さよなら北海道・・・楽しかったなぁ。帰りたくないなぁ・・・
対面に座っていた若夫婦の人達が食べていた弁当が妙においしそうに見えたのでちょいとナンパ?(^^;
そこから色々と話が盛り上がる(^^;
彼女達も夕張に行って宿泊したらしいのですが、なんか妙に薄気味悪かったとかで、
その日は色々あったとかなかったとか?(後日二人ともそういう話をして発覚したらしい(汗))
で、私の単車がズタズタにパンクした話をしたところ、やっぱり・・・と言う結論に達する(滝汗)
他、お互いとても住んでいるところが近かったとか(^^;
旦那様が某自動車メーカーのECU技術者とのことで、ECUのネタで大いに盛り上がってしまう(^^;
(多分延々2〜3時間位話し込んでいたと思う・・・)
いや〜 とても楽しかったです。
ゴメンナサイね。お二人の時間裂いてしまって・・・(汗)
そんなこんなの後、寝台に戻り今日の日記とか書いて就寝しました。
今日は台風の影響でちょっと揺れてるぞぉ・・・(笑)
タイヤなんとか家まで持つといいなぁ・・・
おやすみなさい。