10:00から船室案内ってことで、受付をして船室にあがりました。
橋本船長さん。色々ご説明してくださいました。
この船、ドッグ入りするときはどうも新杉田(激ローカルですいません(^^;)のIHIでやるみたいです。
ドッグ入りしたときの写真とかを見せてくださいました。
まれにクジラとかはねてしまうときとかあるんだそうですよ。
このレバーで左右エンジンの出力調整します。
操縦桿。これで船の方向決めます
操縦って言っても、外洋に出てしまうと機械任せで航行するそうなので、基本的にはほとんど操作しないそうです。
お客さんの一人が、手動で操縦させてもらってましたが大きな船が自分の意志で動くのって楽しいですね。
コレは海図。深度とか漂着物とか書いてあります。
こんな感じで外が見えます。
また、映画タイタニックの内容についても触れて、何故タイタニックが沈没したのか?
等も船長さんの経験などを交えてお話くださいました。
なかなか楽しかったです。
こんなイベントもあったおかげで、あまり退屈しませんでした。
このあとお昼ご飯を食べて(この船のレストランは\800で食べ放題なのでなかなか安いと思う)
船は東京湾に入ってきました。
浦賀水道はいつもの如く船がいっぱいでした。
外にはだんだんと見慣れた景色が見えてきて、あ〜帰ってきたんだ〜♪
って感じでなんか嬉しくなってきます。
遠くに横浜ベイブリッジ、ランドマークタワーが見えます
初日とかの写真と比べるとわかるかと思いますが、空の色が九州、四国と違いますよね。
くろしおに上手く乗ったのか今回は約1時間程度早く川崎港に入港しました。
さあ・・・ここからはあともう少し。走り慣れた首都高を走って家に帰るだけです。
首都高湾岸線は横風が強くてちょっと怖かったですが、ガソリンを途中で入れて家に無事到着。
いつもと変わらない街の風景や、横浜市営バスとかを見て、帰ってきた〜♪もちょいだ。
って思いながら慎重に走りました。
いつもの路地に入って、自宅に到着。ただいま〜♪
両親が、私の帰りを出迎えてくれました(^^)
助さんお疲れさま。ちゃんと帰ってきたよ。
いかにもロングツーリングしてきたって言う汚れがあちこちに着いている助さんを見て
なんかとっても頼もしく見えてカッコイイな〜
・・・なんて思っちゃいました。
このあと、洗車して綺麗にしてからカバーかけていつもの場所に置きました。
足回りとかブレーキとか細かいところがくたびれてきてるから、メンテナンスを冬の間にしなくっちゃね。
ということで、全走行距離約1200km、8日間に渡るロングツーリングは幕を下ろしたのでした。
あとがき
ちょっと一回だけ下り坂で停めたときにスタンドが外れてコケそうになったりはしたんだけど(^^;
特に大きなトラブルもなく無事に帰ってきました。
いろんな人達にも会えたし、おいしいものも沢山食べました。
言葉が出ないような綺麗な景色もいっぱい見れたし・・・
ツーリングに出ると出先はイイトコだな〜とは思うし、帰るときってもっといたいな〜って
やっぱりなんとなく後ろ髪ひかれはするんだけど、
旅って自分の帰る場所がちゃんとあるから楽しいしまた行こうって思うんですね。
後日談ですが、長崎鼻で買って宅配便で送ったお土産を開梱したところ、
”送料を少なく出来たので差額をお返しします”
とメモが入っていてお金が入っていました。
荷物と一緒にこんなメモが入ってました。
ホントに些細なことではあるんだけれど、こういう人の気持ちってとても嬉しいです。
別段こちらは解ってないんだから、返金しなくても問題はないんだし。でもこういう親切心って嬉しいじゃん?
あと、西鹿児島駅前でのかるかんを買った明石屋さんの店員さん3人の対応もとっても親切で嬉しかったし、
(後日お礼のメールを送ったら店長さんからお返事が来ていました(^^))
吹上浜YHのおばあちゃんが暗くて寒い中心配して私が来るのを待っててくれた気持ちもとても嬉しかった。
その他、ここでは書ききれない位の人達に親切にしてもらえてとにかく楽しく旅ができました。
見知らぬ人の親切を受けて、自分ももっと人に対して優しくしなくっちゃねぇ・・・とも思いました。
ソロツーリングとは言っても、沢山の人達の支えがあるからこそこうして旅が出来て楽しいんだなぁと思いましたし、
こういう人達の優しい気持ちを感じて、都会生活でいつもギスギスしてていやだな〜とか
ワガママな人達が目に付くんで日本ってこんなひどい人達ばっかりだったのかなぁ・・・
なんて思ってましたけど、こんなステキな人達もいっぱいいるんだから日本もまだまだ捨てたもんじゃないよね!
また時間を取ってどこか行きたいなぁ・・・って思いました。