車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。

・セルモーター交換

・GF8インプレッサ ATシフトレバーのイルミ電球交換

・ウォッシャーモーター交換

・セルモーター交換
 ある日、車を動かそうとしたところ
 エンジンルームからカチカチと音はするものの、セルモーターが回らないというトラブルが起きました。

 前々からセルモーターや燃料ポンプが動かなくなった時には

 部品を叩いて振動を与えると復活することがある

 #まあ、機械全般の初歩的な応急処置ですけれどね・・・(^^;

 とのことだったので、適当な金属棒をあてがってセルモーターをハンマーで叩いたところ復活しました。

 ・・・が、こうなる時点で既に故障しているわけですから部品を交換することにします。

 ・インタークーラーを外します
  この車では何かにつけてインタークーラーを外すことが多いですね。

 ・インタークーラーのステーも外しておきます
  外さなくてもアクセスは出来ますが固定ボルトを回す時に結構邪魔です。
  大した手間ではないので外してしまいましょう。

 ・バッテリーのマイナス端子を外します
  セルモーターには12Vの太い配線がバッテリーから接続されているので感電、スパーク防止のため外します。
  外す前にトリップメーターの値、オーディオ類の設定などを記録しておきましょう。

   マイナス端子を外す

 ・セルモーターに接続されているプラス配線、作動させるための1極カプラーを外し
  セルモーターを取り外します

  プラス端子は12mmレンチ
  ミッションと固定されているボルトは14mmソケットレンチで外します。

  重さがそれなりにあるので注意して外しましょう。

   外したセルモーターとリビルド品

   逃げ加工がしてある

 自分の車両にはBAKUで作ってもらったGDBインプレッサのクラッチが使えるフライホイルを入れてあります。
 純正状態だとセルモーターの一部がクラッチカバーと接触するので逃げ加工をしてあります。

 リビルド品は当然この加工はないので追加工をします。

 汚れはクラッチのフェージングのカスかな?

 ・元通りに戻して組み上げます
   仮止めで動作確認

 固定ボルト類を仮止めした状態でバッテリを再接続してセルモーターがきちんと動作することを確認、
 各部の本締めをしておきました。

 特に気にしていませんでしたしこんなものだと思っていましたが、リビルド品に交換したところ

 ・セルの回る音が静かになった
 ・明らかに勢い良く回っている

 ・・・と、やはり年式なりの劣化はしていたようです。

 交換したセルモーターですが、コア返却不要とのことで予備部品としてもらい受けます。

 ・・・ということで・・・

  分解し始める(^^;

 モーターは8、12mmのレンチ、プラスドライバで分解できます。
 開けてみた感じでは錆や汚れも少なく、23年24万km使っているわりには程度は良いとのこと。
 ベアリング類も特に問題なかったです。

  ブラシの点検

 こちらも摩耗感はなく、交換する必要もなさそう。
 ブラシカスは当然ありましたのでパーツクリーナーで洗い流しておきました。
 #ブラシをコミュテーターに当てて組み立てるのが少し大変・・・ 手が4本欲しい(^^;

  ローター

 こちらもコミュテーター等の荒れはなく特に問題ないです。
 アイドリングストップ車じゃない場合はセルモーター本体はほとんど傷んでおらずにこんな感じらしいです。

  ブラシカスの付着状態

 マグネットスイッチも分解してみましたが、
 確かに荒れてはいるもののこれで動作不良になるのかな???

 ・・・という感じでした。
 端子部分をワイヤーブラシで磨いて可動部に薄くグリスを塗って組み立て直しておきました。

 分解してみたら思ったよりも簡素な作りで拍子抜け。
 今度壊れたとしても自分で修理できそうです。

・GF8インプレッサ ATシフトレバーのイルミ電球交換
 ある日のこと。
 妻車で親を送迎していたのですが、地下駐車場に入った時にATのシフトレバー界隈が真っ暗なことに気が付きました。

 あれぇ〜???
 この車、確かシフトポジションのところにもイルミネーションあったよな?

 ・・・ということで、帰宅後パーツリストで確認すると電球があることになっていました。
 ということは電球が切れたということですね。

 ・・・さて、この電球はどんなタイプだろう???

 ということでシフトレバー周りを分解。
 #分解は自分のMT車ですが、その27で公開しています
 #作業内容はほぼ同じです

  ここにイルミ球のソケットがある

 センターコンソールの土手があるので回しにくいですが、頑張って90度回すと外れます。

  小さめなウェッジ球です

 ソケットが少し小さいのでLED化するのは少し難しいかも?
 ・・・ということで、適合する電球を調べてみます。

  玉切れしている電球

 電球の寸法を測ってみたところ、
 端子部の幅4.6mm、長さ18mm、電球部分の幅5mmでした。

 確か、バイク用品店でこういった小さいウェッジ球を見たことがあるような・・・?
 ということで、
 バイク用品の電球を販売しているM&HマツシマのHPを見てみたところ、
 該当するサイズの電球が見つかりました。
 M&HマツシマのHP(リンクは2025.9現在)

 T5ウェッジ球(小)
 というサイズの電球で、1.4W、1.7W、2Wがあるらしい。
 ウェッジ球のリンク(リンクは2025.9現在)

 #ここのHPを見ていると色のバリエーションも結構あるんですね。
 #色変えもありかも?(^^;

 使えそうだということがわかったので、バイク用品店に行き購入。
 2W、1.7Wのクリア球が陳列されていましたので
 確か以前メーター球を交換したときは1.7Wだったことを思い出して1.7Wを購入。

  2個入りで385円でした

 確か灰皿の照明もこの電球だったと思いました。

 早速点灯テスト

  無事点灯しました!

 あとは元通りにソケットをセレクトレバーのところに差し込むのですが・・・
 逆さまで、手狭なので少々大変です。
 壊さないように頑張ってください!(^^;

 元通りに組み立て直して・・・

  夜間のシフトセレクタのイルミ

 電球が新しくなったからだと思いますが、以前よりもシフト文字の左側の四角いマス表示が明るい気が・・・
 #まあ、途中交換してなかったとしたら26年経過してますからね

 やっぱり光っているところがちゃんと光っているのは良いですね(^^)

 ちなみに純正部品の電球だと以下の部品になります。
 35185AC010 バルブ インジケーター

 モノタロウで調べた限りでは2025.9現在の価格は329円でまだ出てくるようです。

・ウォッシャーモーター交換
 妻車に乗って出かけたある日のこと。
 窓ガラスが汚かったのでウォッシャーを作動させようとしたところ、モーターの音がせずに水が出てこない・・・(汗)

 どこが壊れたんだ???

 ・・・ということでトラブルシュートしてみたところ
 
 ・ウォッシャースイッチを押すとウォッシャータンクのところのポンプの端子には12V電源が来る
  →ということはモーター本体の故障?

 ということで、電気機器の修理の第一歩として、モーター部分を金属棒とハンマーでコンコンと叩いてみたところ・・・
 復活しました!(笑)

 とはいえ、お先短しというのは間違いなさそうだったので他の修理に出したついでに部品を頼んで入手しておきました。

 それからしばらく時は流れ・・・(動いていたので放置(爆))

 ある日のこと。
 車庫に車を止めてみるとなにやら床に水が垂れた跡がありました。

 冬場で雨も降っていないのにどこから???

 ・・・と、ボンネットを開けて見てみると・・・

  んんん?ウォッシャーか?

 垂れていた水は無色透明でしたのでクーラントではないし、
 左側フロントフレームに水が溜まっているし
 ウォッシャータンクの下を触ってみると水が手に付く・・・

 ということはウォッシャータンクから水が漏れているということになります。

 う〜ん。
 叩いて動いたからなかったことにしてあったけれど、やっぱりダメか(^^;
 タンク本体とかが割れたりしているとアウトだな・・・

 ・・・ということで修理します。
 冬場で冷えているとホースやタンクがカチカチで割れる可能性も考えられるので
 走行直後に作業を行いました。

 ・ポンプ部分のホースを外す(前、後ろ用の2箇所)
  抜いたホース

 恐らく新車から一度も外されたことがないのでかなり固着していました。
 クリップ外しで少しずつこじって外しました。

 外すとウォッシャーが出てきますので受けるなりしてください。
 #我が家の車両はタダの水なのでそのまま出切るまでしばらくの間放置しました(^^;

 ・ウォッシャーポンプのコネクタを外し、固定ボルトを外してタンクを車体から取り外します
   ポンプの底に錆水が付着していた(汗)

 これでどこから漏れていたのか?
 過去に何故ウォッシャーが動かなくなったのか?

 という原因がわかりました。
 恐らく、

 ・経年劣化でモーター部分に水が浸入、錆が発生して固着した。
 ・衝撃で回るようになったが防水加工の箇所が壊れて水が徐々に漏れていた

 ・・・ということのようです。

 ・ウォッシャーモーターを外します
   外したウォッシャーモーター

  こちらもかなり固着していました。
  L字型のピックツールをゴムリングとモーターの隙間に入れ、シリコンスプレーを噴射して固着を解いて外しました。

 ・部品を交換します
   使う部品はこちら

  ポンプは幸いなことに新品が入手できました。
  ゴムパッキンはパーツリストに出ている部品番号だと絶版になっていますが
  互換部品が出ています。

 ・取り付けて元に戻します
   ついでなので各部清掃を実施

   完了

 ホースは思ったよりも痛んでいなかったので先の部分を少しだけ切って挿入しておきました。

 自分の車両も同じようなことが起きるのだろうか・・・

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