車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。
・カーオーディオユニット交換、センターパネル分解
最近の流行のUSB/iPod対応機器に交換しました。
注意:裏側は金属のエッジや樹脂パネルのエッジが立っている場所が多数あります。
手を切りやすいので充分気をつけましょう。
・センターコンソール内のビスキャップを外し、タッピングビスを外します。
キャップはマイナスでこじって外します。
・サイドブレーキ部分に手を突っ込んでパネルを引き抜きます。
・シフトノブを緩め、シフト周りのパネルを外します。
先に周辺に傷を付けないようにガムテ等で養生しておきます。
このあたりは、プラスチックの爪ではまっているだけなので、パチパチと引き抜いていきます。
・灰皿を外し、灰皿部分に手を掛けてセンターコンソールのパネルを引き抜きます。
フロントパネルが外せる機器は傷防止のため先に外しましょう
上2ヶ所に爪があります
このあたりは遠慮せずに一気に均等に引き抜きます。
上2ヶ所の爪の部分の金属が外れて落ちることがあります。なくさないように注意しましょう。
・引き抜いたら灰皿周りのコネクタを外してパネルを取り外します
シフトレバーで傷付けないように注意
・タッピングビス4本を外して機器を前に引き抜きます
4ヶ所のビスを緩めます
右側にはアース線がありますので注意
金属や樹脂のエッジが立っていますので怪我しないように注意!
今回はアルパインのiPod/USB対応CDデッキにした
USBケーブルはダイソーの100円延長ケーブルが利用できます。
USBケーブルはグローブボックスに引き回しました。
・配線類を上手くまとめ、本体を固定して元に戻します。
市販すだれケーブルを使いギボシ接続
ぐちゃぐちゃになりがちなので、インシュロック等で束ねておきましょう。
また、電源などの配線で丸ギボシや、Yラグ端子を追加することが結構あります。
念のため圧着端子を用意しておきましょう。
・1DINデッキでフロントパネルが開くタイプは上の段しか使えません
下段だとパネルと干渉します
・組み直して動作確認後、元通りに戻します
音出し中
パネルを開くボタンがちょっと押しにくい
やや奥まっているのでちょっと押しにくいですが、下の段に入れ替えるとパネルを開いた時に干渉する。
このあたりは汎用品を使う宿命なのかな・・・
2022.12追加
GC/GFインプレッサが現行だった頃から時は流れて22年・・・
カーオーディオ環境も大きく変わりました。
一番変わったのは、MD、カセット等の録音再生メディアを使う機器がほぼなくなったというところでしょうか?
妻車にはGG系インプレッサのオプションだったケンウッド製のCD+MDの2DINデッキを使っていましたが
近年はBluetoothからFM電波に変換して音楽を再生していました。
これだと他者が同じような機器を使っていたりすると混信したり、たまに雑音が入ったりしていました。
そんなある日、ネットを見ていると・・・
Bluetooth接続できるカーステがCD無しだと6000円程度、CD付きでも1万円程度で購入できることを知りました。
これだったら買って取り替えちゃってもいいんじゃない?
ということで購入。
パイオニアの機器を購入
1DINタイプの機器に交換するので余った1DINスペースは小物入れにします。
他、社外品のカーステを接続するので純正オーディオのコネクタからギボシ端子に変換するケーブルも購入。
こちらはモノタロウでPB品を購入しておきました。
・取り付け前の事前作業(変換ケーブルの接続と加工)
変換ケーブルと、カーステ付属のケーブルのギボシを接続、アース端子の処理をします。
ギボシをしっかり接続
結構堅いので、しっかりと奥まで刺さったか確認しながら接続していきます。
基本的には同じ色の配線を繋いでいけばOKですが
電源の接続だけは間違えないように注意しました。
妻車の場合、オートアンテナはないのでこの接続はしません。
また、アース線ですが変換ケーブル、カーステ付属ケーブル共にYラグ端子になっていて
”車体金属部分に接続しろ”
・・・と書いてありますが、コネクタのピンアサインを配線図集から追いかけたところ
車体アースに落ちていることを確認したので車体に接続せずに
お互いのラグ端子を接続することにします。
この箇所は、車体アースなのでむき出しであっても問題はないと判断し、
自車のインプレッサと同じように他の追加機器のアース端子をまとめてねじ止めするように加工してしまいます。
圧着端子に交換
変換ケーブル側のアース端子、配線を適当な長さに切って圧着端子に取り替えました。
家にあったM3のワッシャ+ビス+ナットで他の追加機器のアース端子をまとめて固定していまいます。
配線は適当にインシュロックでまとめた
電源は他の機器でも使いますので分岐できるようにまとめます。
また、アース端子については電源端子とは少し離れた位置になるように長さを調整してまとめました。
・取り付け前の事前作業(DINボックスの底板の接着)
ヤック製のDINボックス(VP-D1)
こんなのなんでもいいやという感じで、この製品を購入。
来てみて裏面台紙の説明書を見てみると・・・
えっ?底板???
配線通し用の穴が開いていた
この製品は他にバリエーションがあり、USB電源が付いているものもあります。
そういった製品とこのポケットは共通らしい。
・・・う〜ん。だったら少し高くても他の製品のほうが良かったかなぁ・・・?
まあそうは言っても買い直すほどのものでもないので、穴を塞ぎます。
奥まっている箇所に貼るので失敗しないように先にリハーサルをしてから実施します。
ソケットレンチ+エクステンションを使い貼り付ける
ガムテープを利用してソケットのコマに底板を貼り付けて、エクステンションをそっと押し込んで貼ります。
上手く貼れました
底板の切り取り線がちょっと気になりますが、低めの場所に取り付けするので多分気にはならないでしょう。
裏面
両面テープの糊面が穴あきの部分に露出しているので埃が思いっきり着きそうですが・・・
見えない部分だし、仕方ないですね。
以上までは車体に関係なく事前に準備できる部分です。
次は車両側の作業です。
・センターコンソールのパネルを分解していきます
上で示しているとおり、サイドブレーキ側から分解していきます。
サイドのパネルはこのあたりを掴んで引き上げる
爪の箇所
4箇所に爪がありますので注意。
ドアミラーとDCCD(AT車の場合はHOLDスイッチ)のコネクタを外して取り去ります。
シフトセレクタ部分のパネルの爪
6箇所に爪があります。
MT車の場合はシフトノブを緩め、ぐらぐらになるように分離をして、引き上げるように持ち上げると外れます。
センターパネルの脱着
金属クリップが付いている爪が上下に4箇所、上側側面左右に2箇所爪が付いています。
灰皿を外して、手を怪我しないように注意しつつ灰皿部分を掴んで引っ張ると下側の爪が外れます。
下側の金属クリップ
上側の金属クリップと左右の爪
下側は比較的外しやすいですが、上側は少し力が必要です。
あまり強く引っ張ると折れてしまう可能性もあるので
上の画像を参考に金属クリップと爪の場所を参考にして外してみてください。
・(忘れがちで重要なのですが)取り外す前に機器の中にメディアが入っていないか確認します
私はすっかり忘れていて入っていないものと思って作業をしてしまいました。
外した後にCD、MDが残っていることに気が付いて再びばらして取り出す羽目に・・・(汗)
使っていたケンウッドのCD+MDデッキ
面を調整しながら取り付け
取付穴がいくつか開いています。
操作パネルが出過ぎたり引っ込み過ぎたりしない位置になるように穴の位置を選んで取り付けしました。
DINポケットをカーステの面と同じ位置に取り付けたところ、センターパネルに干渉してうまく取り付け出来なかったので
少しだけ奥に引っ込めるように取り付けをしてうまくできました。
一通り取り付けが出来たら、
音出しをして前後左右のスピーカー出力の接続を確認。
問題なかったので各部のビス類を本締め、コネクタ類を元通りに戻して組み上げました。
最後に・・・
F/Wのアップデート
このあたりは今時の製品だな・・・という感じですね。
ファームウェアを更新、初期化をして取り付けは完成です。
あとは時計や各表示の設定、ラジオの周波数設定
DSP、イコライザーの設定をして完了です。
音質も値段から想像するほどの安っぽい音ではないのでこれなら良いです。
Bluetooth接続に関してもAndroid機種2品種で実施しましたが特に問題なく簡単に認識されて
一度ペアリングしてしまえば、再始動時に再び探して再接続、再生開始するので便利です。
自分の車もBluetooth接続で再生できるようにしちゃおうかなぁ・・・???
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