DIYメンテナンスのページ(ZZR1400編)
ZZR1400ABS関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて
2011.2再整備編に戻る
・2014.1リヤサス仕様変更編
純正ショックを予備部品に交換して、
さらに約2万km走ったところで大方不満点もまとまってきたので
仕様変更を実施しました。
最近は純正のショックでも組み直し、仕様変更をしてくれるお店があるので良いですね(^^)
もちろん、オーリンズなどの社外品が良いのは解りますが値段も高いので
このZZR1400に関しては、純正部品の足回りを仕様変更したり工夫でどこまで自分好みに出来るか?
といったところで色々とトライして楽しんでいます。
前振りが長くなりましたが、
ショックのオーバーホール&仕様変更は埼玉県春日部市にある
”テクニクス”(リンクは2014.1現在)
というお店にお願いしました。
費用としては3万円程度でした。
減衰特性表
下側が伸び側、上側が縮み側の減衰力です。
純正ショックはリバウンド調整をいじると伸び側も変化してしまいます。
逆に縮み側を調整しても殆ど変化しません。
今回は縮みはほぼそのままで、伸びは中間位置が最強位置になるような仕様に変更してもらいました。
これが吉と出るか凶と出るか?
さて、組み込みますか
仕様変更&OHしたショック
見た目がなんにも変わらないのが寂しいというかなんというか・・・
減衰調整の最強の位置をペイントマーカーでマーキングしたり、プリロードを調整していきます。
今回はショックのみ外して交換します
手間なのもありますが、スイングアーム周りはオイルシールで密封されていますし
3年前に一度グリスアップをしていますので今回は省略。
サービスマニュアルに出ているやり方の
ユニトラックリンクを外す → ショック上下の固定ボルトを外してショックを抜き取る
この方法で交換します。
ただし、ユニトラックリンクの部分は泥水を被りやすいので可能な範囲で分解、清掃、グリスアップを実施。
スイングアームをジャッキで固定
ショックを外しても高さが変わらないようにスイングアームにジャッキを掛けて固定します
ユニトラックリンク、ショックのボルトを外します
ショックの上側のボルトを外して、下から抜き取ります。
抜き取ったリヤショック
ショックの交換だけならこのまま組み直せば良いのですが、
ユニトラックリンクを簡単に外せるので清掃&給油
グリスは残っていましたが少し劣化している感じでした。
プリロード値の確認
180mmで使っていましたので、新しいショックも180mmに調整しました。
ひととおり組み直した後は、接地させ体重をかけてストロークをさせてから
トルクレンチで規定値に各ボルト類を締め込みました。
組み上げ完了
#・・・実はショックの減衰調整の向きが逆でこの後やり直したのですが(汗)
仕様変更したリヤショックで走ってみたところ、街乗りでも既に違いが感じられました。
車体の動きがしっとりとした感じになって微速域での安定感が高い感じになりました。
これだけ変化するのであればコストパフォーマンスは高いかも?
TOP 単車と車のお部屋TOP