DIYメンテナンスのページ(Ninja ZX-14R編)
Ninja ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

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2021.11受検版
 コロナ禍ではありますが、車検はやってくる(^^;

 家庭環境も色々と変わりまして、バイクに沢山の時間を費やせなくなってはいますが乗れるうちは持っておきたい。

 ということで、今回も車検を受けます。

  各部点検していきます

 ざっと見たところで気が付いたのは・・・

  フロントタイヤ・・・減ってるなぁ・・・(汗)

 緊急事態宣言が出たりしてあまり乗ってないとはいえ、走ればタイヤは減りますね。
 スリップサインまであともうちょっとといったところで車検がなければもう少し引っ張って使うところですが
 自分で持ち込んで受けるとなるとこれはちょっと微妙なところ・・・

 検査場で指摘されて落ちるのも嫌だし、2年半程使っていて旬も過ぎているのでここは思い切って見切ります。
 タイヤは別途業者さんで交換するので手配はしておいて他の個所の整備をしていきます。

 まずは水洗いして乾かす都合から前後ブレーキの点検、清掃から実施します。

  ぱっと見、綺麗ですが・・・

 パッド固定ピンを緩め、キャリパーボルトを外して点検。

  汚いなぁ・・・

 このあたりは普段の清掃では手が入らないですしね。
 古歯ブラシ、パーツ洗浄ブラシを使い食器用洗剤で洗います。

  パッド、パッドピン、抑えスプリング

 こちらはワイヤーブラシでブレーキダストを落としておきます。
 結構汚れるんですよね・・・

 前側の片側のキャリパーの清掃後、乾燥するまで放置。
 その間に後ろ側のキャリパーを点検、清掃。

  こちらも汚いです・・・

 ピストンをZZR1400の特殊表面処理したものに交換しているので錆等はないのが幸いなところ。
 リヤブレーキのパッドはそのうち交換かな・・・といった感じの残量でした。

 年内には注文しておくか?

  洗って乾かした後はピストンにシリコングリスを塗る

 ピストンシールの潤滑、ピストンの汚れ防止の意味合いでシリコングリスを塗ります。
 最近はここに使うグリスはスプレータイプのものを使っています。

  スプレーグリスをピストンシール部に塗る

 噴霧したときは溶剤でシャバシャバなので細部に浸透するのが使い易いです。

 その後、ピストンを手で何回か押し引きをしたり、ピストンツールでぐりぐりとした後、
 余分なグリス分は拭き取って組み立て。

 パッドの地金部分には給油しない人も多いのですが、
 私の経験上では稼働するときにキャリパーボディと接触する個所にはやはり油脂があったほうが
 鳴きが少ないしタッチが良い気がするのでごくごく薄く塗って組み立てました。

  使った工具とケミカル類

 あと、パッド押さえの金具部分にはシリコンスプレーを塗って磨き上げています。
 シリコンスプレーやワックス等を塗って弾きを良くしたほうが洗ったままよりも汚れのこびりつきが少ない気がします。

  綺麗にしたパッド押さえ金具とピン

 ピストンピンのねじ山にはスレコンを塗って組み立てます。
 キャリパーがアルミボディのため、異金属接触での電蝕と膨張率の差からなのか?
 固着しやすいので。

 ピストンピンもシリコンスプレー or わからないぐらいのごく薄くシリコングリスを塗ってあげると
 次回清掃時の汚れが簡単に落ちると思います。

 ブレーキを整備した後はフロントタイヤを浮かせてハンドル、ホイール周りの点検。
 こちらは特に問題なし。
 5万km走行していますが、車軸のベアリングはいつ交換すればいいんだろう・・・

  リヤショック周りの点検

 こちらも特に問題なし。
 汚れを水拭きして簡易ワックスで拭き上げておきました。

 この日はここまでで点検作業は終了。
 お店でタイヤ交換を終えたら残りの作業をまとめて実施していきます。

 2021受験版・その2に続く

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