DIYメンテナンスのページ(Ninja ZX-14R編)
Ninja ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

2017年受検記事に戻る

2019.11受検版
 気が付けば新車から早5年が経過・・・

 Ninja H2SX SEが発表された時には乗り換えようかな?
 と思ったりもしましたが、レンタルバイクで借りて乗ってみて

 自分が欲しいバイクはこれじゃない

 感が強かったので今回もまた車検を通すことにします。

  各部点検していきます

 まずは前後ブレーキの点検、清掃から実施します。

 

 今回もメンテナンスノートの点検簿に基づき点検していきます。
 該当しない箇所は”/”を入れておきます。

  フロントブレーキの確認

  ・・・汚い・・・(汗)

 パッドの残量はOK。
 久しく清掃していなかったので中性洗剤+電動歯ブラシで水洗いしておきます。

 洗った後はピストンとピストンシールにグリスアップをするので乾かします。
 乾かすのと揉み出しする都合でフロントブレーキは片側のみまずは洗って乾かします。

 乾かしている間にリヤキャリパーの清掃を実施

  こちらも汚いです(汗)

 リヤキャリパーを洗って乾かしている間にフロント側に戻りグリスアップと揉み出し。

  エーゼットのシリコングリススプレーを使用

 ピストン周りに使うシリコングリスですが、
 最近はエーゼットのシリコングリススプレーを使っています。

 噴射したときにはシャバシャバで浸透しやすく、
 溶剤が揮発すると通常のシリコングリスになるのが手狭な場所にはうってつけです。
 ピストンを適度に揉み出しをして余分なグリスを拭き取ってキャリパーボディはワックスを掛けておきました。

  リザーバータンクのダイヤフラム

 揉み出しをすると通常では稼働しない範囲でピストンが動きます。
 液面が大きく変化することでリザーバータンクのダイヤフラムが変形しますので
 キャリパーを元に戻したらダイヤフラムの形を整えておきます。

 フルードは今回は交換しません。

 年明けくらいのあまり乗らない時期に
 マスターシリンダ、キャリパーのオーバーホールを予定していますし
 1年位毎にエア抜きしてますので。

  ついでに結露していた水分も拭き取り

  綺麗になったキャリパー

  カウルを外してタンクを浮かせて点検

 ブレーキの配管の点検、バッテリーの点検を実施します。

  小砂利が溜まってる・・・

 フェンダーの隙間から入ってくるのかな???
 綺麗に取り除いておきます。

 あまり酷くなると燃料ポンプの配線関係が水没してトラブルになるらしいとか・・・

  綺麗になりました

 滅多に手を入れない箇所なので
 タンクの裏側を清掃、ワックス掛けをして、樹脂部分はアーマオールを塗っておきました。

 フレーム部分のカバーを外してABSユニット、バッテリケース部分の点検も実施します。

  バッテリーの点検

  バッテリは問題なし

 ZZR1400の時はマイナス端子が粉を吹いていましたが、
 ZX-14Rになってからはそういったこともなくて今のところは良好です。

 端子にシリコングリスを薄く塗っておきました。

 他、点検簿に基づき点検した箇所では・・・

 ・マフラーは車検対応品を使っていますが排ガス検査の書類提出や音量測定の項目が増えるので
  純正に戻して受けます。

  パイプを固定しているバンドのネジ部分に錆が出ていました。
  動きが渋くなっていたのでワイヤブラシで磨いてねじ山にはスレッドコンパウンドを塗っておきました。

   ここもチタンにすれば良いのになぁ・・・

  こういうところがオーバークオリティ?(^^;
  #オーバー製のマフラーなので(^^;

 ・クーラントは指定交換サイクルが4年になっていますので今回は交換しません。
  ラジエターキャップは5年使用していますので後日プラグ交換の時にまとめて交換します。

 ・プラグはあと1000km強走行したら交換なので
  今回はエンジンがきちんと始動して回ることを確認だけして未確認。
  →もしかするとプラグが少々お疲れ気味で排ガス検査で引っかかった可能性も・・・?

 ・チェーン、スプロケットは先日交換済みのため、遊び確認、目視点検と清掃のみ実施。

  エアクリーナー

 隙間に虫や綿毛が入り込んでいたのでブラシで掻き出して清掃しておきました
 こちらも後日プラグ交換の時にまとめて交換します。

  ウェルナット

 5年使うとカウル類を止めているウェルナットも劣化してきます。
 このウェルナットは・・・

  モノコックフレーム部分に使います

 タンクカバーの後ろ上側を固定するウェルナットなのですが
 これがちぎれるとフレームのエアインテーク内に落下してしまうという恐るべき仕様になっています。

 ・・・こういう間抜け?なところがカワサキらしいというか・・・(^^;
 ホンダ、ヤマハだったら絶対にOKしないだろうな・・・

 こんな感じで一通り整備を済ませて、検査予約を取ります。
 毎度鬼門の排ガス検査がどうだかな・・・

 検査当日に続く

TOP  単車と車のお部屋TOP