DIYメンテナンスのページ(Ninja ZX-14R編)
Ninja ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

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・サーモスタットを取り付け、Oリングを取り付けて蓋をします

  サーモスタットは取り付け位置の指定があります

 穴が開いている側を上側にして取り付けます。
 ちなみにこのサーモスタット、
 カワサキの他車でも使えるようでして
 その場合は開弁温度が60℃と低めのためローテンプサーモスタットとしても使えるようです。

 個人的にはあえてオーバークール状態にしたいとは思いませんけれどね・・・
 冬場に郊外の道を流しているとZX-14Rの水温が低めに表示されるのも
 このサーモスタットの開弁温度と水温計のセンサーの位置によるものなのだろうと今回分解して思いました。

 話が脱線しました(^^;

 もう部品を壊したくないのでどうやれば上手く取り付けできるか色々と試してみました。

  こんな感じに固定したい

 ・・・が、ここは斜め下を向いているので手で抑えながら蓋を締めるのはそう容易ではありません。
 色々と試してみたところ・・・

  ホースの穴から指を入れて押さえる

 これでやればサーモスタットの位置が少しずれても修正できることがわかりました。
 サービスマニュアルどおりにOリングにシリコングリスを塗って溝からずれないように固定をして・・・

 ホースの穴からサーモスタットが位置ずれしないように押さえつつ
 手前側のボルト2本をサーモスタットが動かなくなる位置まで手締めしていきました。
 この時はディープソケットが活躍。

 Oリングがずれずに蓋が綺麗にはまっていることを確認したら奥側の2本のボルトも仮締めしていきます。

 奥側の下側1本には配線クランプを共締めします。

  ここは配線クランプを共締め

 元々手狭なのにこういう無茶な止め方を指示しているところで色々と不具合が出やすいと思う・・・

 一通り仮締めで隙間がなくぴったりとはまっていることを確認したら
 対角線上に締め込んでいき本締め。

  今度は上手くできたと思う

 ふう。ここに至るまでが大変だったなぁ・・・

  何度見ても手狭ですよね

 正直、次回は作業したくないです(^^;

 ホース類を接続し、マイナスアース配線を元に戻して一旦完成。

  とりあえず完成です

 この後、あちこち分解しましたので真水を入れてエンジンを始動。
 水漏れしていないことを確認してからクーラントに入れ替えをしてエア抜き作業を実施しました。

 車庫で延々とエンジンを回しっぱなしにするのは近隣迷惑なので
 カウル類を元通りに戻して近所の工業団地まで試運転。

 ファンが回るまでエンジンを回しても特に水漏れしている様子もないし、
 水温も正常なのでこれで作業を終了としました。

 後日、リザーバータンクの水量を点検したところこちらも問題なかったのでこれで水周りのリフレッシュ作業は完成です。

 今まで散々やってきていたから大丈夫だよねと思っていましたが久しぶりに大失敗してしまいました。

 ・・・老化、油断等々反省することは沢山あります。
 次回、同じような失敗をしないようにしなくちゃな。

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