こたつ列車に乗ってみる(三陸旅行)
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  こたつ列車

 ・・・ん? この顔つきは・・・ いすみ鉄道で導入された国鉄顔と同じタイプかな?

  車内はこんな感じ

 ま、いわゆるお座敷列車のこたつ版って感じですかね?

  お酒+おつまみ

 ・・・茶色い悪魔(揚げ物はハイカロリーなのでこう比喩します)
 で昼から飲酒(^^;;;

 納豆入りちくわ天ぷらと鳥唐揚げを食べつつ、久慈の地酒を楽しみました。

  お弁当

 3種類あったので、3人で違う種類の弁当を頼みました。
 うに丼(左上)、うにあわび弁当(右上)、ほたて弁当(下)です。
 このお弁当、なかなか美味しいです。

 弁当を楽しみつつ、車内のイベントを楽しみつつ・・・
 この界隈は、NHKの連ドラのあまちゃんのロケ地なので
 その案内や、東日本大震災の被害状況等の解説が入りつつ列車は進んでいきます。

  わり〜こは、いねが〜!

 はーい! 私が悪い子で〜す(殴)

 ・・・と言う感じであっという間に終点の宮古に到着です。

  宮古に戻ってきました

 買い物した荷物を宿に置いて、再び列車に乗って今度は田老へ向かいます。

  クウェートからの支援なんですね

 15時半位に田老に到着。
 こちらで、震災の語り部をお願いしていました。

  漁協の氷倉庫の建物

 丸く囲った部分が津波到達の高さです。

 その高さ、なんと17.5mです!(滝汗)

 こんなに高い津波じゃ・・・逃げる以外に方法ありません。

 

 震災遺構として残すことが決まった観光ホテル
 3階まで浸水したそうです。

 この建物が残ったのは、壁がハリボテと言えば良いのかな?
 建物の剛性部分として機能しない工法だったため、
 波を受け流して倒壊しなかったらしいです。

 他、津波の時の未公開映像等を拝見したりしました。
 映像にお年寄りの人が写っていたのですが、
 その方は波に流されてそのまま行方不明なのだとか・・・
 #なんでも爺ちゃんが寒いからと言って上着を取りに戻ったらしい
 #爺ちゃんは助かったらしいけれど、辛いだろうなぁ・・・

 消防団の消防車も写っていたのですが、その人達も津波で亡くなったそうです。

 田老の街は、第2波の津波で僅か4分程度でなにもかもなくなったんだそうで・・・

 語り部の人は、民宿を経営していたそうですが津波で流されてしまったとのこと。
 今は仮設住宅で生活をして、政府支援事業で語り部をやったりして生活しているそうです。

 民宿再開しないんですか?

 ・・・と尋ねると・・・
 歳も歳だし、今更借金抱えるのも・・・で、もういいか・・・って気持ちだそうです。

 1時間半ばかりお相手をしていただいてありがとうございました。

 再び汽車に乗って宿に戻ります。

  田老の街の夕暮れ

 震災の時に被災地を訪ねてお話を伺った時にも思いましたが、
 復興は建物を建てればおしまいっていうような簡単なことじゃないんだな・・・ と。

 日々の生活がいきなり崩されたんだからそれを元通りにするのは大変なことなんだ・・・って。

  宮古行きの汽車がやってきた

 満席・・・ではないですが、三鉄って案外お客さんが乗っているのが印象に残りました。
 これでも赤字なんでしょうけれど・・・

  宮古に戻ってきた

 てくてくと歩いて宿に到着。
 たっぷり一日楽しみました。

 お風呂に入ってから夕食。

  今晩の献立

  夕食

  毛ガニのフライ

  カレイの煮物

  追加の”どんこのたたき”

 こっちに来たら食べてみたかったんです。
 深海魚なので、見た目はグロテスク? ですが、美味し〜♪

  かに飯

 最後にサプライズとして・・・

  父親のバースデーケーキ

 誕生日が近日だったので、宿主に相談したところ・・・
 元々別プランであったサプライズケーキを用意してくれました(^^)

 美味しくご飯をいただき、部屋に戻ってTV見ながらゴロゴロして22時頃就寝。
 ・・・もう明日帰るのか・・・

・本日の移動ログ
 
 Google MAPに軌跡を重ねています。

 翌日に続く

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