山陰旅行
(6/6)

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2010.8.31

 長いと思っていた旅ももう最終日です。
 今日も6時過ぎに起きて朝風呂、朝食です。

  天敵がいますね(^^;

 朝食後、港のほうへお散歩・・・

  氏神様
 
  港の風景

 港で釣りをしている人がいたので海を覗いて見ると・・・
 魚が沢山いるじゃないですか!

  アジの稚魚とか

 他、確認出来たところでは石鯛、カワハギ、サヨリ、ワタリガニあたりがいましたよ。
 港の中でこんなに沢山の魚が金魚の如く普通に泳いでいるのを見たのは初めてかも・・・?

 宿に戻って支払い&コーヒーをいただきました。

  古い宿なのでアンティークなものも沢山

 こういうものを製造メーカーさんが結構探してたりしてて、借用願いとかがあるらしいですよ。
 そんな話を女将さんとして出発。

 ケータイサイトで見た時には、

 ”古い建物で部屋数は少ないけれど・・・”

 と、書いてあったので、私は逆に興味を引いて予約して泊まったけど、
 ふつうで言えばマイナスになる面を売りとしているあたりが良かったりもしました。

 さて、今日は20時前の飛行機に乗らなくてはなりませんので、それまでに米子に戻るように進んでいきます。

 石見銀山は以前TVで、交通アクセスがイマイチで観光客が押し寄せているからクレームが多い・・・
 みたいなことを見ていたので止めようかな・・・とも思ったんだけど、とりあえず行ってみました。

  世界遺産センター

 こちら、駐車場として案内されているのですが今日は休館日・・・
 なんだよ・・・と思ったものの、女将さんから

 ”もう一箇所の銀山近くの駐車場に行ければラッキーです”

 ・・・と言われていた場所に行くと、今日は無料で駐められました。
 車を駐めてまわりを見てみると、ボランティアのガイドの人が銀山の説明をしていました。
 そこで、この人達について銀山の案内をしてもらいつつ見学をすることにしました。

 結果としてはこれが正解。

 時間は数時間とかかりますが、
 山の周囲全体が遺構のため、ガイドの人がいないと単なる

 ”田舎の山”

 で終わってしまうと思います・・・

 ここは本来は数時間なんていう駆け足じゃなくて、
 山のハイキングをしたりしてのんびりと遺構を見学するべきだと思います。
 #それだけ江戸時代の手つかずの採掘場が残ってるのが世界遺産として登録された理由なんだって

  精錬所跡とか

  古いお寺とか

  採掘場の跡とか

 こんな遺構が山のあちこちに残っているんだそうです。
 それも山の頂上のほうにも町の跡があったりとかするんだって。

 今はただの山にしか見えないのにそんな遺構があちこちに隠れている・・・
 昨日宿泊した温泉津で船に載せたらしいのでそこまでの道もあるんだそうです。

 探検気分で見てみたいと思いませんか?

 のんびりと銀山見学を楽しんだらすっかり昼時になってしまったので
 近くにあったそば屋さんで昼食にしました。

  ”御前そば”というお店に入った

 正直、観光地だしな・・・と期待してなかったんだけど・・・

  割子そば
 思ったよりも美味しいそばでした。

 さて、結構時間も押してきているので出雲大社に向かうことにしましょう。
 そのまま国道9号を走っても面白くないんで、三瓶山(さんべさん)経由で向かいます。

  三瓶山

 道中で、”埋没林”の案内看板が出ていたので寄り道。

  埋没林の展示施設

 三瓶山が噴火したときに発生した土石流で杉が埋まったのが残っていたらしいですよ。
 杉はもの凄く太くて大きな木でした。

 のんびりし過ぎてそろそろお尻に火がついてきたんで(^^;
 出雲大社に向かいます。

 県道56号を走って行きましたが・・・

 二桁県道なら険道じゃなかろう?

 ・・・と思ったのが大間違いで、すれ違いもできないような狭い県道でした(汗)
 途中で、イノシシが出てきたりとビックリしつつ、R184を使って出雲大社に到着。

  出雲大社

  参道の大きな鳥居

 また、私が見てみたかった旧国鉄の大社駅跡を見学。

  立派な建物です

  繁忙期には賑わったんだろうなぁ・・・

 時間もいい加減無くなってきたので(汗)
 空港へどんどん進んでいきます。

 ナビの案内だと松江で高速を降りて・・・ と出ていたんですが、米子まで高速を使ったほうが・・・
 と思ったら、遠回りだったようで空港に着いたのは離陸の40分前でした(汗)

 車を返却して、時間もそぞろにお土産とかの買い物を済ませてチェックインすると・・・
 羽田が混雑しているから30分以上遅れるとのこと(汗)

 なんだよ・・・急いで損したな(^^;

 結局離陸出来たのは予定時刻の1時間遅れでした。
 自宅に着いたのは23時過ぎでした。

・本日の走行ログ
 
 Google mapに軌跡を重ねています

・あとがき
  世界遺産の沖泊

 兼ねてから行ってはみたかったものの、関東からは遠くて行き辛い場所だった山陰地方。
 初日の宿の人に

 ”山陰は、陰(かげ)ってどうも思われるみたいでねぇ・・・”

 ・・・と言われるように確かに地味な印象なのはあります。
 行ってみると、著名な観光地はそんなにないですがどこに行っても日本の田舎がそのまま残ってる・・・
 そんな場所だったな・・・と振り返って思います。

 最後の方が押せ押せになってしまって、
 駆け足になってしまいましたが石見銀山とかはもっと時間をかけて山登りをするつもりで巡ってみたいですし、
 今回は時間がなくて行けなかった境港も行ってみたいし、宍道湖ももっとのんびりと見てみたい。

 山陽地方の山口、広島県ももうちょっと色々と見てみたいですね。

 食べ物も安くて美味しかったかな?
 お米は、北陸、東北のほうが美味しいと思いましたが、野菜、果物、肉、魚類が豊富で美味しかった。
 漁港であんなに沢山の魚を見るとは思わなかったしね。

 街の華やかな場所が好きな人は向かないと思いますが、
 日本の田園、漁村、山村風景を楽しみたいと言う人にはお勧めの地だと思います。

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