北東北・北海道ツーリング
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2005.8.6
今日も良い天気のようです。
天気が良いとテントの中は蒸し風呂状態で、たまらずAM5:30過ぎには起床(^^;
毎日こんな生活してるのですから、健康的なんだか・・・(^^;;;
昨晩ねぶたに一緒に参加して宴会した人達
今日もねぶたはありますが、私は昨日のみの参加でまた別の場所に旅立ちます。
顔洗って、歯を磨いて、朝のお勤め(謎)をしてからテントを撤収。出発。
ここで、バイクに荷物を載せていたときに先日鶴の湯で出会った練馬ナンバーのバルカン乗りと話をする。
私:バイクを見て・・・
”やっぱりそうだよね? どこかでお会いしたと思ってたけど思い出せなくて・・・鶴の湯で会ってますよね?
歳のせいか物忘れが酷くて(汗)
ごめんなさいね”
バ:”はははは”
私:”あれっ?でも北海道に渡るとか
言ってなかったっけ???”
バ:”はい。そのつもりだったんです
が、昨日の夕方にここのパレードランを見たらどうしてもやりたくなってしまって・・・”
私:”だよね〜(笑) あれ、凄いもん
ねぇ。 自分なんか街乗りがこんなに楽しかったんだ!なんて思ったんだよ(爆)”
・・・てな感じで四方山話をしたあと、彼は函館行きの船に乗るべくフェリーターミナルに向かっていきました。
お互い気をつけて、またどこか旅の空の下でねっ!(^^)v
今日は昨日来た道をまた戻りつつ、今回の旅では三陸の龍泉洞方面に行きたいので
なるべく岩手のほうに向かうようにルートを取りつつ行動しようと思います。
ツーリングマップルを見ると、
丁度ルート沿いに混浴の千人風呂で有名な”酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)”があるではないですか。
昨日、お風呂も入っていないことだしここで朝風呂にすることにしちゃいます(^^)
酸ヶ湯温泉
脱衣所は別ですが、湯船は立て看板でここまでが♂、あっちは♀ってな感じで書いてある程度で完全に混浴です。
時間帯によっては、女性専用時間ってのもありますので注意が必要ではありますが。
まぁ・・・ 混浴ったって風俗に行ってえちーな気分になってる訳でもないから、
別に誰が入っていても気にはしないけどさ(^^;
オバチャン連中が何人かいたくらいだったかな?
酸ヶ湯は石鹸類の使用は禁止なので、タオルを使ってざくざくと体を洗いました。
打たせ湯もあるのでそこで頭を洗ったりしたんですが、酸ヶ湯って名前のとおり、お湯が本当に酸っぱかったです。
温泉入ってさっぱりしたところで、昨日簡単に通ってしまった十和田湖、奥入瀬渓流を見学していくことにします。
奥入瀬渓流の入り口の奥入瀬渓流館のアンチャンとバイクの話をしていたところガイドをもらったので
それを見ながらいくつか見ていきます。
まぁ、確かに綺麗だと思うんですがなにせ人、特にバスの団体様ご一行が多すぎます(汗)
こんなに人がいたのでは渓流の風情もあったものじゃないです・・・
てなことで、少し時間をずらせば空くかな?と思って十和田湖を一周して見学してみます。
両方ともやっぱり修学旅行で来た地ですので20年ぶりの来訪ということになりますか・・・
とても神秘的に見える湖面
乙女の像
乙女の像って・・・こんな像だったっけ???(汗)
#どうも私の中で田沢湖の辰子像と混同している模様(汗)
乙女ってより、オバチャン体型ぢゃ
ないかっ!(死)
丁度お昼時だったのもあり、簡単にご飯でも食べるか・・・ということでやはりこのあたりに来たらきりたんぽだろう?
と、いうことで・・・
きりたんぽ。真空パックでした(爆)
おみやげ屋のオバチャンへ:お客の前で真空パックのきりたんぽを開封してチンするのはやめ
てください(爆)
奥入瀬を早朝に見れば静かでいいかな?とかも考えたので湖畔近くのキャンプ場をいくつか見てみるけれど、
なんかイマイチピンと来ません。
#高かったり、見つからなかったりと・・・
そんなこんなで一周してしまったので再び15時過ぎくらいに奥入瀬渓流に行ってみますが、
相変わらずの団体様ご一行状態(汗) 全然渓流の風情を味わうって感じではありません。
これを見て、私の頭の中でなにかがプチーン!と切れました(^^;
”あ〜やめだやめっ! こんなに混んで
る渓流なんか見たってつまんね〜よ!
渓流だったら丹沢だって見れるじゃな
いかっ!しかももっと静かな渓流で!
もう二度と来ねぇよこんなトコ!来るだけ失敗だったよ!”
・・・と、いうことでぶち切れて奥入瀬渓流を後にします。
道が狭いし、渓流にこんなに沢山人が来てるのは地域経済としては良いのだろうけど
本当に良いことなのだろうか?
観光バスで来て、しかもほとんどの人達が窓越しに流れを見ただけで奥入瀬のうんちく語る・・・
これって本当に奥入瀬を見たと言えるのだろうか???
歩いていればバスの排ガスで臭くて山の静かな雰囲気とはほど遠いし・・・
まぁ、私もバイクで移動している旅人ですから大差はないのかもしれません。
どこでもそうですが観光バスで大挙して押し寄せるようになったらおしまいなのかもしれません・・・
秘境は簡単に行けないから秘境というのだし・・・
てなことで、すっかり観光地化してしまっている奥入瀬を落胆しながら後にします。
先の奥入瀬渓流館の人に道の駅奥入瀬の隣の公園で結構野宿してる人いますよ。
との情報より、道の駅奥入瀬に向かいますが、時間がちょっと早すぎました。
・・・こんなに明るい時からテント設営してたら怪しまれちゃうよ(汗)
と、いうことで岩手県方面に戻りつつどこか良いキャンプ場はないかな?
と探しながらR4を走っていきます。
・・・が、これがねぇ〜 ちょうど場所的にあまりないらしくて見つからないのよね(汗)
見つかったとしても、ファミリーだらけで夜はやかましそうだったり、高かったりと・・・
#先日の六郷のタカノ君(笑)と一緒になって以来、
#高い金払ってまでウルサイのはうんざりだからグループ系とはあまり関わりたくないのだ
なんてな感じでR4をどんどん南下していくと、気がつくとすっかり日は落ちていました(汗)
”こりゃ・・・今日はキャンプ場以外での野宿確定だな・・・とりあえず食料と水を買っておこう・・・”
ということで、コンビニに立ち寄りパン2つと、500ccのペットボトル、おつまみサラミを買って走ります。
ローソンでパンを買ったのだけど、工藤パンと言うローカルメーカーのパンだったりして結構興味津々。
こんなところでも、遠くに来たんだなぁ・・・と言う実感がわいてきます。
#見たことある人しか解ってもらえないと思うけど、工藤パンの看板ってさぁ・・・”ユ藤パン”って見えないですか?
日が落ちると、シールドに当たってくる虫の量が倍増してきます(汗)
途中見つけた健康ランドも24H営業かと思えば
(・・・って全ての健康ランドがそうじゃないってのは今回初めて知った(汗))
22時までだったりとか、安宿もろくに見つからないので闇の中どんどん南下していきます。
ひたすら走りまくっていたら気がつくと21時位になっており、道の駅の案内標識が出ていたので
”・・・ロケハンしてテント張れそうだっ
たら道の駅で野宿しちゃうか・・・
水もトイレも近くにあるし・・・
だいたい今日はねぶた疲れもあるからあ
まり走らずにのんびりするつもりだったのになぁ・・・
今日は奥入瀬が全てだったな・・・(ぶつぶつぶつ)”
と、いうことで道の駅石神の丘に到着。
こそこそこそ〜っと暗がりを探してみると、建物の裏側にいい案配の芝生を発見(^^;
お店が閉まっているのを確認して、バイクをこそこそこそ〜っと押してひっそりとテント設営。
が、しかーし! お店の人が丁度帰り時で見つかってしまい・・・
”お泊まりですか〜?”と
声をかけられてしまった(滝汗)
私:(滝汗)。”あっ。スイマセン。キャンプ場が見つからなかったんで・・・ここ、まずいですか?”
店員さん:”火だけは気をつけてね〜”
私:”はい。火は使いませんので大丈夫
です。明るくなったら撤収しますので・・・申し訳ありません”
・・・って本来は道の駅ではテント張ったりしたらダメなんだけどね(汗)
人の少ない地方だから大らかな心で見てもらえたということでしょうね。
道の駅だから、田舎といえどヤンキーが来るかもしれないなぁ・・・襲われたらどうしよう・・・とか、
寝ているときに撤収するようにいわれたら即座に撤収しなくちゃなぁ・・・
とか、色々と考えたので今日はテントだけバイクから降ろしてその中で寝るだけ。
今までの感じからして寝袋もなくたって寒くもないし
(むしろ暑くて潜ったことがない。いつも腹だけの掛け布団状態だし)、
芝生だとマットなくてもふかふかで気持ちよく寝れるしね。
やっぱりムシムシしてるなぁ・・・東北ってちっとも涼しくないぞ・・・(汗)
とか思いつつも、気がつけば寝ておりました(^^;
ねぶた以降ろくに寝ていないんだから、そりゃ爆睡できるわな(^^;
夜中、妹の家で聞いたようにR4を走るトラックの音が絶え間なく聞こえているのを聞いて・・・
こんな夜中でもトラックが沢山走ってるんだ・・・日本の物流を陰で支えてる人達は大変だなぁ・・・
なんて思ったりもしつつ・・・
こうして私の生まれて初のキャンプ場外での野宿の夜は更けていきました。
本日の出費
食費 1276円
温泉 600円
合計 1876円
なんとエコノミーなのでしょう!(^^;
翌日に続く
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