北東北・北海道ツーリング


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2005.8.9
 やはり布団だとよく眠れます(^^;
 今日も起床時間までほぼ熟睡。

 朝食を摂って準備をして出発です。
  脇ノ沢YHです

 今日は本州最北端の大間崎、横浜町と見て津軽半島方面に向かう予定です。

 車がま〜ったくいないワインディングを軽快に駆け抜けていきます。
 途中、猿が出てきたり・・・(脇ノ沢地区ってニホンザル生息の北限の地らしい)

  仏ヶ浦

  こんな感じの景色の中走っていきます。
 海の水がとても綺麗です。

 2時間ばかり走れば本州最北端の大間崎に到着。
  本州最北端の地の標です。

 ここでYHで同室だったバイク乗りの人に出会い、彼か食べていたイカとウニがおいしそうだったのでつい・・・
  いか焼。なんと100円

  ウニ(ムラサキウニ?)こちらは500円

 ウニはその場で殻を割ってくれて、スプーンで卵巣をすくって食べます。
 殺したて(^^;なのですから、鮮度は抜群ですがやっぱり先日たべた海鮮丼と同じようなちょっとしたクセがありました。
 ・・・積丹のウニのほうが私は美味しいかな・・・どうもウニの種類が違うみたいですね。
 勿論、不味いわけではないんですけどね。

 海岸線沿いを走って大畑町のほうに向かいます。
 薬研(やげん)温泉がなかなか良い・・・なんてな話を昨日していたので、ちょっと寄り道して入ってみます。
  奥薬研温泉・かっぱの湯(無料)

 ぬるめのお湯でなかなか良かったです。
 #ちなみに薬研温泉のキャンプ場もかなりイケてるらしい・・・次の機会には行ってみましょう。

 再び恐山の近くを走り抜けてむつ市で今日も昼食。
 
 昨日恐山に行く途中で見かけたお店が気になっていたので入ってみました。

  味噌貝焼き定食890円

 ホタテが甘みがあってとっても美味しい。
 ここの味噌も私が好きないわゆる塩分の強めの田舎味噌でした。
 #ホタテに関しては私はサロマで食べたものより青森のほうが美味しい気がする・・・

 陸奥湾を見ながら南下していきます。

  横浜まであと9km

 私の住んでいる横浜と青森って近かったんだね(笑)
 横浜町(っていつの間に横浜って市から町になったのだ?(^^;)って菜の花で有名みたいです。

  春には菜の花が咲き誇るみたいです
 
 子供の頃から、青森に横浜という地名があるのは知っていましたが、こんな場所だったんですね。

 さらに南下し、野辺地などを経由してよさげなキャンプ地を探しつつ津軽半島方面に向かっていきます。
 海岸沿いのキャンプ場はやっぱり混んでいるし、ファミリーばっかりでなんか場違いな感じがするので
 ずんずん進んで行き、気がつくと青森市内まで来ていました。

 先週ねぶたで跳ねたあたりはこのあたりだったのかな・・・とか思いつつ走ってたときに、
 そうだ。R4号線の終点を見てみようではないか!と思いつく。

 県庁の近くにR4号の終点はありました。(同時にR7号の始点でもあります)
  R4号の終点。始点は確か東京の日本橋です
 
 この道をずっと走っていけば東京まで行けるんですね・・・

 明日は津軽半島をまわりたいのもありますが、秋田寄りの黄金崎不老ふ死温泉にも入ってみたい。
 ・・・と、言うことでなるべく秋田寄りに・・・と思い、弘前方面に進路を取ります。

 弘前に近くなるにつれて、りんご畑が沢山目にとまるようになってきました。

  道の駅なみおかで見付けたりんご生産日本一の看板
 青森に来るまで全然知らなかったのですが、県内どこでもリンゴ畑があるのかと思っていましたが、
 実はそうではないんですね。
 弘前あたりがリンゴ生産で、他は漁業とかニンニクとかの生産をしているのだとか。

 この写真を撮った道の駅にも当然、こんなソフトがありました。
  
  りんご入りソフトクリーム
 リンゴの酸味とソフトの甘みがマッチしてとっても美味しかった(^^)

 17時を過ぎていることですし、いい加減今日の寝場所を確保しないと・・・
 と、いう感じで地図を見ていると、30km位先に岩木山というところがあり、
 その周囲には温泉もあるしキャンプ場も結構ありました。
 おしっ。今日はそこにしましょっ♪

 山間部に入ることが想像できたので弘前市内のコンビニで食料を買い込みます。
 ラッキーなことに、凍ってるペットボトル飲料(サンガリアのお茶)があったのでそれを蓄冷材代わりに買い込み、
 ビールをタオルでくるんで暖まらないようにして持って行きます。
 食料を買い込むのはいいのだけど、ビールが生ぬるくなっちゃうのが難点でしたが、これならオッケーっす(^^)

 岩木山に向かうに連れて、ところどころで路面が濡れていて夕立の跡っぽかったのですが、
 大きく降られることもなく獄温泉(ごくおんせんでいいのかな?)に到着。
 ここにある岩木山青少年スポーツセンターのキャンプ場に行きます。

 丁度、合宿で建物は混雑していましたが、キャンプサイトは広大な芝生のサイトに先客2組のみというガラガラ状態。
 また、温泉も施設のお風呂(獄温泉の源泉100%の掛け流し)が自由に使えて(朝も6時から入れる)なんと525円と言う格安!

 値段を聞いた瞬間に迷わずお願いしちゃいました(爆)
 すっかり日も暮れた中、ヘッドライト(ってバイクじゃなくて頭に着けるやつね)の灯りを頼りにテント設営。

  芝のキャンプサイトは寝心地良くて大好き

 サイトには、野ウサギ、キツネ、タヌキが出てきたし、22時位までは照明灯も炊いてくれているし、
 炊事場、トイレも比較的綺麗ですっかり私のお気に入りとなりました。
 #今まで使ったキャンプサイトの中では本州では私は一番だと思う。
 #こんなに広くて空いてる芝サイトなんてなかなかないよ。
 #北海道はまた別格ですが・・・

 入浴後、ヘッドライトの灯りの中、冷たいビールを飲みつつ夕食を食べて、自宅に久々に連絡を入れたりして就寝。

 ここまではいうことなしの最高のキャンプでした。

 ・・・このあと天気が大きく崩れてAM2時〜3時位に雷が鳴って雨となりました。
 雨は正直テント設営してしまえばどうでもいいのですが
 (換気して結露をできるだけしないように気をつけて、
 ドカシー等で防水対策をしっかりしておけばテント内は結構快適です。撤収は最悪ですが・・・)
 雷はいくらなんでもちょっと怖い(汗)
 #私、普段は雷とか全然平気ですよ。
 建物の中なら落雷したって別になんてこともないですが、テントの場合・・・即死でしょう(汗)

 自然がたっぷりということは、雷なども容赦ないというわけでして・・・
 雲の中稲妻が横走りしてたり、ピカピカ光って、轟音や稲光をテントの中で聞くのは尋常ではない恐怖でした。

 テントの中からゴロピカしてる雲を見つつ、炊事場に逃げるかどうするか迷っているうちに
 睡魔が勝ってきて、”あ〜 もういいや。 落雷で死んだら死んだでその時までの運命だったんだ”
 と、なってしまい(ほんとにいいのか?そんなんで?)
 結局雨が激しくテントを叩きつける中爆睡(^^;

 結局、こうして無事帰ってきてるからネタ話になっていますがやっぱり逃げるべきだったですよね。

 今日の出費
  食費     3343円
  キャンプ場  525円
  合計     3868円
  ちょっとだけオーバーしちゃいましたが、まぁ・・・海産物を色々と食べましたしね。
  しかし、こんなに安くて良いキャンプ場があるなんて・・・関東近郊でもあるといいのになぁ。  
  
 翌日に続く


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