2003.9.3
AM5時起きして、無理行ってAM6時に朝ご飯を食べて奥尻島に渡ります。
昨晩雨が降っていて、今日も雨だったらイヤだな〜とか思っていたんですが
幸い朝のうちだけ少し残る程度で晴れの天気予報。
てくてくと片手に何故かメットを持って(謎)歩いて江差港に向かいます。
奥尻島行きのフェリーです。
この船で片道約2時間の船旅です。
AM7時の出航の時に汽笛を鳴らして出航です。
ボーッ!!!
昨日の夕方もこの船が入港の時に汽笛が聞こえましたから、
この街の人達にはきっと、これが毎日の朝の日常なんだろうなぁ・・・
早起きだったんで、船室でうたた寝をしたりしてのんびりしていると、奥尻島に到着。
島も雲が少しずつとれて晴れ間が覗き始めていました。
うん。こりゃいいツーリング日和になりそうだ♪
ツーリングって?単車置いてきてるのに???
実は、昨日TELしてスクーターが借りられることを知っていて、予約しておいたんです。
今日の相棒のDioくん
民宿小林ってところで借りられます。(メットも貸してくれますが私は持ってるしね)
ン10年ぶりのスクーター(しかもメットインは生まれて初めて(爆))で出発!(^^)v
民宿のオバチャンから見所とか教えてもらい、島のパンフを見ながらトコトコと走ります。
空いてる道だし、マイペースで走れるんだから景色を楽しむべく
原付の制限速度付近でビービーと可愛く走ります(笑)
なべつる岩
先日の北海道南西沖地震の時に一部津波とかで崩壊したらしい・・・
ある集落で見かけた慰霊碑
こういう慰霊碑が島のあちこちにありました。
以前の地震、津波の爪痕は想像以上に大きかったんでしょうねぇ・・・・
一番被害の大きかった青苗地区では、津波館を見学しました。
この建物には、ステンドグラスがはめ込んであるんですが、
そのガラスの数の分だけ死者、行方不明者がいたんだそうでして・・・
津波の高さが30mもあったと言うのだから、ひとたまりもないですよねぇ。
見学が終わって、外に出てみると雲もすっかり取れて気持ちのイイ青空になっていました。
時空翔というモニュメント
このくぼんでいる部分は、地震の震源地を示しているのだそうです。
ここにあった詩?(というのか?)に私はいたく感銘しました。
是非皆様にも見て読んで欲しいと思います。
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この詩の中の、特に真ん中あたりの”あなたの一日一日を・・・”の部分が特に感銘を受けました。
この先色々生きていれば辛いこととかもあるとは思うけど、
そんなときにコレを読んだ時に思ったことを思い出して頑張ろうと思う。
青苗岬灯台です。
地震で倒れたときもきちんと作動していたそうです。
モッ立岩です。
コレは、カタチがナニに似てるでしょ?(ナニってナニです。ナニ?わからん?ナニだよ(謎))
こんなに綺麗な空と海が一瞬にして人を飲み込んでしまったなんてにわかには考えられません。
とにかく凄く空と海が綺麗です。
どこまでも続く青い空と海
宮津弁天宮。対岸には北海道本土が見えます
賽の河原
一通り回って、スクーターを返却、港で船に乗る前にウニ丼を食べました。
ウニもそうだけどイクラが旨かった♪
16:30出航の船に乗って、江差に帰りました。
出航♪
こんな感じで奥尻島ってはっきり言ってな〜んにもないんだけど、
このなにもないのが凄くイイ!と思いました。
時間の過ぎるのがものすご〜くのんびりしてるって言うかね。
立ち寄った温泉で、地元のオバチャンと世間話とかしたりもしたんですけど私が会った島の人達って
みんなとっても穏やかでの〜んびりしているんですよねぇ。
また、海とか空とか凄く綺麗でぼーっとして見ているだけで充分楽しいし、
なんか些細なコトとかで考え込むのって馬鹿らしいなぁ・・・そんなカリカリしなくたってイイじゃん。
なんて思えてくるんです。
今度来るときは、ちょっと高いけど島に単車持ってくるなりして数日間滞在してもっとのんびりしようって思いました。
ただいま〜と宿に帰ると、ご飯が出来ていました。
今晩の宿のご飯はこんな感じでした。
すき焼き、イカフライ、もずく、刺身、塩ウニ(簡単に言うとウニの塩漬けかな?)でした。
宿の女将さんと今日の奥尻の感想とかあれこれ話したりしてからご飯を食べました。
おなかいっぱい食べてビールも飲んでいい気分で就寝しました。
おやすみなさい。