JR大井工場夏休みフェア
先日の京急の車両工場公開に続き、
JRでも工場公開日がありましたので見に行ってきました。
写真が多いので3部構成です
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2003.8.23
 毎日通勤で乗っているJRの駅広告に、大井工場の一般公開の告知が出ていたので、
 電車好き、機械好きな私は興味をひかれて見に行ってきました。

 今日は、冷夏だった今までが嘘のようなとても暑い一日でした。
  大井工場入り口にて。相変わらず人が多いな〜

 入り口を入るときに、うちわ、案内のチラシをもらいました。
 早速こんな電車が展示してありました(この電車は多分常時展示だと思う)

  昔なつかしの101系
 まだ一部の路線では走ってると思いますが、101系という車両の試作車です。

 中に入ると、色々展示してあります。
 先日の京急と違って、結構部品の展示が多かったです。
  こちら空気関係の部品類
 
  ブレーキのシリンダのようです。

  これはエアコンプレッサ。ロータリー型です

  コンプレッサのピストンです。
 とても大きいです。

  こちらコンプレッサのローターです。

 エアコンプレッサご存じのかたなら解ると思いますが、
 コンプレッサには、レシプロ、ロータリータイプの2種類があります。
 違いは、車のエンジンのレシプロ、ロータリーエンジンとほとんど同じと思って良いと思います。

 古い車両は主にレシプロを使って、現在の車両はロータリータイプを使っているようです。
 レシプロだと、ピストンの上下運動があるから、空気を圧縮すると”カタカタカタ・・・”と結構音が出るんですよね。
 (電車乗ってるとたまに床下からカタカタ言うのはこの音です)

  こちらは103系で使っている電動発電機
 電車の電源電圧はDC(何ボルトなんだろう?(汗)・一部交流の電車もあります)のかなり高い電圧なのですが、
 エアコンや、室内灯等はAC100Vとかの違う電圧だったりします。
 そこで、この電動発電機を使って、そういった機器類の電源を造っているとのことです。

 機構としては非常に簡単でして、架線から受けた電源でモーターを回し、それで発電機を回すと言うもの。
 私的には、モーターでモーター(発電機もモーターですからね)を回すっていうのは
 なんか不合理な気もするのですが、これがきっとコストとかの兼ね合いでは一番なのでしょうね。

  こちらも103系の速度制御機器
 103系は、抵抗を使ったモーターの速度コントロール機構なのですが、
 電車のマスコン(車で言うアクセルです)を操作すると、それに応じてこの中のカムが作動、
 接点が接触、抵抗値が変化し速度制御ができると言うものです。
 こちらも案外簡単な機構なんですねぇ。

 今回のこの展示では、ゲームの電車でGO!と連動していました。
 やってみたかったんですが、40分待ちだったんで断念(T T)

 こちらの工場を抜けて、別の工場に行くと電車を休憩室に使ってる場所があったりして、
 さらにその先にいくと懐かしの電車などが展示してありました。

 次ページに続く


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