今日は、冷夏だった今までが嘘のようなとても暑い一日でした。
大井工場入り口にて。相変わらず人が多いな〜
入り口を入るときに、うちわ、案内のチラシをもらいました。
早速こんな電車が展示してありました(この電車は多分常時展示だと思う)
昔なつかしの101系
まだ一部の路線では走ってると思いますが、101系という車両の試作車です。
中に入ると、色々展示してあります。
先日の京急と違って、結構部品の展示が多かったです。
こちら空気関係の部品類
ブレーキのシリンダのようです。
これはエアコンプレッサ。ロータリー型です
コンプレッサのピストンです。
とても大きいです。
こちらコンプレッサのローターです。
エアコンプレッサご存じのかたなら解ると思いますが、
コンプレッサには、レシプロ、ロータリータイプの2種類があります。
違いは、車のエンジンのレシプロ、ロータリーエンジンとほとんど同じと思って良いと思います。
古い車両は主にレシプロを使って、現在の車両はロータリータイプを使っているようです。
レシプロだと、ピストンの上下運動があるから、空気を圧縮すると”カタカタカタ・・・”と結構音が出るんですよね。
(電車乗ってるとたまに床下からカタカタ言うのはこの音です)
こちらは103系で使っている電動発電機
電車の電源電圧はDC(何ボルトなんだろう?(汗)・一部交流の電車もあります)のかなり高い電圧なのですが、
エアコンや、室内灯等はAC100Vとかの違う電圧だったりします。
そこで、この電動発電機を使って、そういった機器類の電源を造っているとのことです。
機構としては非常に簡単でして、架線から受けた電源でモーターを回し、それで発電機を回すと言うもの。
私的には、モーターでモーター(発電機もモーターですからね)を回すっていうのは
なんか不合理な気もするのですが、これがきっとコストとかの兼ね合いでは一番なのでしょうね。
こちらも103系の速度制御機器
103系は、抵抗を使ったモーターの速度コントロール機構なのですが、
電車のマスコン(車で言うアクセルです)を操作すると、それに応じてこの中のカムが作動、
接点が接触、抵抗値が変化し速度制御ができると言うものです。
こちらも案外簡単な機構なんですねぇ。
今回のこの展示では、ゲームの電車でGO!と連動していました。
やってみたかったんですが、40分待ちだったんで断念(T T)
こちらの工場を抜けて、別の工場に行くと電車を休憩室に使ってる場所があったりして、
さらにその先にいくと懐かしの電車などが展示してありました。