そもそも力のかかり具合が違うんだから、あの噂ってウソじゃないんですかね?
また、これ見ると解りますが市販の添加剤と呼ばれるものは、金属表面をコーティングして・・・・
なんてよく書いてありますがこのシリンダ面の細かい傷は何だと思います?
コレ、焼き付かないようにわざと傷を付けてオイルが金属表面に残るようにしてあるんです。
それをコーティングして表面をツルツルにして???
表面ツルツルにしても、結局金属対金属はまず油膜ギレしない限り擦らないのだから無意味なのでは?
変化したと言うのは、添加剤成分の他の要因によるものなのでは?恐ろしい・・・
・ノーマルのエキマニについて
ドコドコ音でお馴染みのスバルの水平対抗エンジン。
エキマニも同じなのかと思いきや、実は年改で変更されている模様。
上:GC8G型、下:GC8B型
左:GC8B型、右:CG8G型(クリックで大きくなります)
コレ見ると解りますが、初期型って一応集合方法について排気干渉をそれなりに考えていたみたいです。
それに比べると、後期型のエキマニは単なる煙突(爆)
コストダウン?あまり性能差がないから?エンジンの改良で問題なくなった?からなのか詳細は不明です。
巷の噂で初期型と、後期型で音が微妙に違う・・・なんていうのはもしかするとこのあたりから
きているのかもしれません。
また、排気ポートって、各シリンダ共に長さが均一ではありません。
完全な等長を求めるとしたらば、そのあたりも考慮するはずですので不均一になるはずです。
ふとこれ見て思ったのですが、初期型のエキマニの形状って・・・某社の不等長エキマニと同じなのでは?
コレ見る限りで私がエキマニについて聞かれたら、
換えるならきちんと造られた等長タイプにしましょうよ。
変えないなら初期型のエキマニの内部をきちんとバリ取りする程度で充分。お金もかからないし(笑)
と答えると思います。
・GD型とGC型のマフラーの互換性について
兼ねてからの噂で、GD型とGC型とでマフラーは一部ハンガーの違い以外は引き回しは互換性がある・・・
とのことでしたので本当なのか検証してみました。
右:GC用
左:GD用タイコ+GC用センターパイプ
引き回し、フランジについては全く同一です。
唯一異なるのがこの部分です。
この部分のフックの向き、角度が逆向きになっています。
ただ、後ろ2箇所については、同一なので特に気にすることもないと思われます。
他の部分については全く問題なしです。
車体に取りつけた状態。干渉などいっさい無し
と言うことで、引き回しについては相互互換ありとみていいかと思います。
・オープンデッキシリンダ
スバルのEJ20は基本形はあるものの、年式毎に微妙に内部が異なっています。
今回お友達のインプレッサのヘッドガスケット抜けを修理したときに普段はお目にかかれない部分の
写真が入手できましたので紹介しましょう。
オープンデッキシリンダ
オープンデッキシリンダ部分が極一部で止まっているだけで、そのほかのまわりの空間は全て
冷却水の通路です。
ですから、冷却効率のみで考えると一番良いです。
問題点としては、いくつかありますが温度上昇、膨張したときに内部シリンダを抑えるものが
左右方向とにしかないので、シリンダの熱歪みが発生しやすく、ヘッドガスケットからの
リークが起きやすいということがあげられます。
(この車両もヘッドガスケットからのリークで修理です。これはこのタイプの持病と割り切らないとダメかも)
現在は、上下方向にもリブが入っているセミクローズドデッキシリンダが採用されています。