車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。

・エアコンフィルタ取り付け、交換

・BR型レガシィのオルタネーター流用、交換

・エアコンフィルタ取り付け、交換
 本来、GC/GF系インプレッサにはエアコンフィルタは装着されていませんが
 オプションで空気清浄機を取り付けることができて、その場所にエアコンフィルタを装着することが可能です。

   私が使っているのはトヨタ車用のエアコンフィルタ
 プリウスやアルファード等、トヨタ車全般で使用されているエアコンフィルタです。
 モノタロウのPB品で、値段もたいして変わらないので脱臭、抗菌、防カビ対応品を選んでいます。

  タッピングビス2箇所を外します

 助手席足元にあるエバポレータの箱の蓋を外します。

  外して内部を覗いてみる

 右側にあるのがエバポレーターでこれがクーラーの熱交換器です。
 以前、エアコンのドレン水の水漏れ故障があって、その際にエアコン周りはほぼ新品交換しています。
 その時からエアコンフィルタを装着したのですが、ゴミの付着はかなり少ないようです。
 端のほうにゴミが少し付いているのでブラシでなでて落としておきました。

  落ちてきたゴミ

 綿毛のようなものと小さな昆虫の死骸が取れました。

  外したフィルタと新品の比較

 無理やり入れているのでフィルタが少し変形してしまっています。
 今回、変形を少し抑えることができないかな?
 ということで、加工してみます。

  潰れている個所に切れ込みを入れてみた

 蛇腹形状のフィルタが開く方向に変形する分には問題ないと思うのですが
 潰れてエバポレーターが丸見えになるような変形は避けたいので、こんな感じで蛇腹の接続を切って
 力が逃げるように加工してみました。

 これで次回外した時に問題なかったらOKだし、
 ダメでもフィルタなしを前提に設計されていますから多少のゴミが入っても大丈夫です。

  装着はこんな感じです

 フィルタにUPと指定されている方向をエバポレーターと反対側にして装着しています。
 ネット等で見ている限りは本来装着されるであろうトヨタ車ではUP側から吸い込みをしているように見えるので。

  メンテナンスシールを記入、貼り付けておきます

 2021年はコロナの影響もありますし、
 2020年後半はエンジン修理のため預けたままだったので2年間で1万km程度の走行しかしていませんでした。

 ま、こんな時もありますね。

  外したフィルタを見てみる

 こんな感じで結構ゴミが付着しています。
 隙間が空いているとはいえ、これだけ取れているのですから効果はあるのだと思います。

・BR型レガシィのオルタネーター流用、交換
 スバル車ならではの流用交換ネタです。
 自車は20年/20万km走行しておりますが、負荷も少ないのかオルタネーターは新車から一度も交換はしていませんでした。

 まあでもぼちぼち交換かな・・・

 という感じもあったし、
 BRレガシィのターボモデルのオルタネーターが高効率タイプでポン付けで使用可能との情報を入手したので
 中古品を入手して交換しました。

  程度の良さそうな中古品を入手

 アップガレージで検索したところ、この部品が出てきました。
 4万km弱の使用とのことで、送料込みで1万円を切る値段で入手しました。

  部品番号

 三菱電機製ですね。
 セグメントコンダクタ オルタネーターと言って、従来品よりも発電効率が良くなったタイプとのこと。
 まあ・・・
 体感できるようなものはないと思いますが。

 古いオルタネータを外していきます。

  こちらもそんなに汚くはないですが・・・

 とはいってもブラシカスとか、アルミ地肌の錆はあります。

 ・バッテリーのマイナス端子を外します
   接触しないように確実に避けておく

  オルタネータにはバッテリからのプラス電極が繋がっていますので必ず外します

 ・ベルトカバーを外します
   10、12mmソケットレンチで外します

  金属のカバーのほうにはスロットルワイヤーが付いていますが、
  そのままでも上手く避けておくとオルタネーターの取り付けボルトにアクセスできます。

 ・オルタネーターのプラス配線、制御線コネクタを外します

 ・取付ボルト2本を外してオルタネータを取り外します
   ベルト張り調整部のボルトを外す

  先にベルトの張力を適当に緩めておいて、ボルトを外します
  もう一か所はエアコンコンプレッサ部分に共締めされているボルトです。

   固定ステー部のナット

  取り外す時は良いのですが、取り付ける時にはこちらを落下しないように気を付けてください。
  (手狭なのでオルタネータを外して探す羽目になる)

 ・知恵の輪状態でオルタネータを外します
  確か・・・半時計回りに本体を回すとうまく取れたと思います。
  結構重たいので落としたりしないように注意!

  新旧比較

 左側が新車から装着されていた部品です。
 制御コネクタの位置はほぼ同じですが、プラス端子の位置が若干異なっています。
 取り付けの際にはこの点に注意する必要があります。

  オリジナルの品番

 手で回してみた感じでは、回転軸のゴロゴロ感もなくむしろこっちのほうが軽いかも?
 という感じでした。

  オルタネーターを外した場所を観察

 エンジンをオーバーホールしているので綺麗なものです。
 普段手が届かないコネクタ類も特に損傷等見られなかったです。

 ・元通りに組み上げます
   プラス配線を少し曲げて取り付け

  プラス端子がバッテリー側に少し寄っているので、配線を少したわませる感じで取り付けます。
  そうしないと制御コネクタの配線がパツパツになってしまうので・・・

  古くなってきて、配線類も硬くなってしまっています。
  曲げる時はドライヤー等で温めてやりましょう。

  組みあがりました

 元からこうだった。
 ・・・と言っても誰も疑わないくらい違和感のない仕上がりです。

 このあたりはエンジンをずっと使いまわしているスバルならではですね。

 ・最後にエンジンを掛けて発電電圧の確認をしておきます
   始動前のバッテリ電圧

   始動後のバッテリ電圧

 大丈夫そうですね。

  警告灯が消灯することも確認

 念のためエンジン停止時にはバッテリーマークが点灯、始動すると消灯することも確認しておきました。

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