車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。
・スロットルバルブ周りの互換部品
・GC/GF系赤外線リモコンキー電池交換
・クラッチペダル周りのリンク部清掃、給油
・スロットルバルブ周りの互換部品
先日、アイドリングが600〜1500位の間をいったり来たりするトラブルが発生しました。
ISCVの動きが渋くなったりするとハンチングするので外してみるとカーボンがそれなりに付着していました。
パーツクリーナーで清掃してみたのですが、もう一つ完調じゃない感じ・・・
エアフロも交換して、
さらにアイドルでクラッチを繋いで走ってみたところISCVが大きく動いてゴミが取れたのか直ってしまいました。
・・・が、また不調になる可能性もあるので中古の予備部品を入手しました。
GC8/GF8インプレッサはコアなマニアが今も所有しているからなのか?
未だに部品は良い値段がしています。
そこで流用できそうなものはないかな?
・・・と、ヤフオクを見ていたところ、BH-C型レガシイのスロットルバルブが酷似していたので
こちらを落札してみました。
右が入手した部品
UJ製で型番も同じでした。
試しに装着してみたところ、特に問題なく動作しましたので同じもののようです。
取り付けにはOリングを使いますが、インプレッサの部品リストから検索すると出てきません。
同じ部品ですから、BH型レガシイの部品リストを見てみると・・・
こちらには何故か部品番号が出ていました(^^;
メキシコ製なんだ・・・
ISCVの脱着は長めのプラスドライバが必要です。
交換後はISCVの位置学習をする必要があります。
エンジンをかけずに何回かイグニッションキーをON→しばらく(15秒くらい?)放置→OFFをして初期化をしてあげると
ECUが自動的に位置を調整してくれます。
・GC/GF系赤外線リモコンキー電池交換
GC/GF系の標準車系には赤外線リモコンドアロックが付いています。
彼女のGF8インプレッサのリモコンの感度が落ちた気がしていたので電池交換をしました。
交換する電池
取説にも書いてありますが、CR2025のコイン型電池を使います。
リモコンスイッチの隣にあるプラスビス(No.1ドライバ使用)を緩めて、
隙間を少しずつ開いて後ろ方向に引くと開きます。
開いたところ
赤外線を出力するLED部分や、合わせ面にホコリが溜まっています。
これらを綺麗に清掃しておきます。
電池は”+”側を基板接触面の反対側にして取り付けます。
コイン型電池は100円ショップで売られていたものを使いましたが、
得体の知れない中華品は避けて、FDK製のものにしました。
#FDKは国内メーカーです
取り換えて動作確認したところ、到達距離がグンと伸びました。
古い電池
20年前に組み付けられたであろう電池は・・・
今は亡き三洋電機製でした。
・クラッチペダル周りのリンク部清掃、給油
クラッチ操作をするとキコキコと音がするようになりました。
そこでペダル周りを分解してリンク周りの清掃とグリスアップを実施しました。
・クラッチのプッシュロッドとペダルを分離します
ベータピンで止まっています
抜け止めの樹脂部品があるので少々抜きにくいです。
なくても問題ないので抜け止めの樹脂は破壊して外しました。
・クラッチスタートスイッチのコネクタを外します
・エンジンルーム側のクラッチマスターシリンダ固定ボルト2本と車内側の固定ボルト1本を外して
ブラケットを取り外します
このボルトを外す
エンジンルーム側は工具を選べばインタークーラー等は外さなくてもナットを緩ませることが出来ました。
(私はフレックスギアレンチ+12mmのコマで作業しました)
手間取るようでしたら思い切ってインタークーラーを外すと楽かも?
外れたクラッチペダル周り一式
各リンク周りを分解、清掃、グリスアップしていきます
踏力アシストスプリング
ペダルを踏み込んだ位置にしてからEリングを外して分解します。
ダンパーロッドのような構造
ここにもグリスを塗っておきます。
バネの座面にもグリスを塗ります
ペダル操作をしてスプリングが伸縮すると座面が擦れて音や振動が出ることがあるようです。
ここにもグリスを塗っておいた方が良いみたいです。
ペダルの支点部分もグリスアップ
滑りやすいように樹脂ブッシュが使われています。
ここもグリスアップした方が良いようです。
樹脂が痛まないようにシリコングリスを使いました。
・元通りに戻して完了です
組み上げてみると各部の軸受けがスムーズに動くからか、引っかかり感や操作感が改善されていました。
たまに分解して清掃、給油しないとダメですね。
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