・ホイールナット交換
ずっと使っていたキー付きロックナットが壊れたのを機に
他のホイールナットも交換することにしました。
使う工具
今回チョイスしたナット
アルミ系だと基本的には使い捨てなのと、
膨張率の差でカジったりするのでスチールナットをチョイス。
シルバークロームメッキが多いのですが、今回は黒メッキ処理のナットを選びました。
参考までに、
純正のハブボルト+GDBインプレッサ純正ホイールとナットの組み合わせだと
ネジのかかり部分は15mm位ありました。
重量は1個25g程度でした。
今回購入したナットはその倍あるのでトータル500g程度の増加になってしまいますが・・・
気になる向きにはショートナットを使うと良いかもしれませんね。
ナットにも色々と種類はありますが・・・
今回は、
・袋型のもの
→貫通だと雨でネジ山に水が入り、固着することがたまにある
貫通ナット
・ツバ(傘)付きのもの
→傘付きだと、ホイールレンチに入れた時に奥まで入り込まないので最初の締め込みが楽になる
傘無し
レンチの深さがある場合、奥まで入って最初に締め込めない
傘付き
傘付きの場合、奥まで入らないので最初の締め込みが楽になる
交換はジャッキアップするのが面倒なので(^^;
1本ずつ外して実施しました。
外したナット
袋ナットはスバル純正、貫通ナットは社外品です。
こうしてみると社外品のメッキの痛みが激しいような・・・
値段は安かったのですが、品質もそれなりなのかもしれませんね。
・クーラントリザーバータンク交換とオーバーフロー対策
GC/GFインプレッサWRX系はフェンダー内にリザーバータンクがあり、
給水口だけが見えています。
給水口の樹脂が経年劣化で液量が分かりづらくなっていたことや、
ホース類が劣化していたので交換しました。
・左前タイヤをジャッキアップします
・左前タイヤ側のバンパー内内張を外します
タッピング1カ所、プラリベット5カ所で止まっています
・クーラントをリザーバータンクから抜き取ります
抜き取ったクーラント
思ったよりも入っていないんですね。100cc位といったところか?
・給水口の樹脂部品を外します
ホースが一部潰れたりしています
ホーンを社外品を使っていて、それが干渉していたためやや無理のある引き回しになっていました。
そのためホースの一部が少し潰れています。
ボルトを外すのは手狭なのでギアレンチを使うと楽です。
また、ホース固定のクリップですが、長めのペンチを使うと楽です。
場合によってはバッテリ等もずらしたり外したりした方が楽かも?
・インナーフェンダーの一部をずらしてタイヤ側からリザーバータンクを抜き取ります
知恵の輪状態で抜き取ります
外したタンク類
ゴムホースは表面が象の肌みたいにガサガサでした。
以前、ガスケット抜けをしたときに混入したオイルの残骸?
と思わしき湯垢も付着していましたので適当なボルト、ナット類をタンクに入れて
中性洗剤を使って洗浄。
これだけ汚れが落ちました
新旧部品の比較
透明度が明らかに違います。
バイスクリップで開いてから装着
元通りに組み上げますが、手狭な場所なのとホースが滑らずに入りにくいので
シリコンオイルやアーマーオール等を塗って滑りやすくしてから取り付けました。
ホースの加工
潰れていた箇所のホースを多少長くしたかったので、ディラーで使えそうなホースを入手。
このホースは加圧給水タンク〜リザーバーに行く途中のラジエターまでのホースです。
部品統廃合が進み、このホースは現物合わせをして一部カットして使います。
(約30cm位カットする)
そのカット部分が今回の置き換えには上手く使えました。
ホーンを迂回して引き回し
ところで、GC8インプレッサの泣き所として走行会等で激走するとクーラントがリザーバーから吹き出る問題があります。
タンクの形状が良くなくて横Gでブリザーから吹き出るのでは??? と想像していました。
フェンダー内のタンクにも息抜き穴があります。
こちらはクーラントが吹き出た跡はありませんでした。
ということは、やはり給水口の形状が良くないのかな?
横Gでブリザーホースから吹き出てしまうのが原因のようですから
給水キャップのドレン穴に直接クーラントが行かないように加工をしてみました。
観賞魚用のエアストーンをブリザーに取り付け
試しにブリザーの穴を塞いでみたこともありますが、
これだとクーラントの液面の高さが内部の空気の残量で上がったり下がったりしてしまいました。
このことから通気は出来ないとダメだと解って、エアストーンを使ってみた次第。
仕切り板の追加
仕切り板と言うと聞こえは良いですが、ペットボトルのキャップを逆さまにして入れてあるだけです(^^;
ドリフト族御用達のマーク2、チェイサーのツアラーVでも同様の吹き返し問題があるようで、
その対策部品としてブリザーキャップの形状が見直されて、衝立が入ったものがありました。
それの真似をしてみたという次第。
一応、この2つの対策をしてからは吹き返しはないようです。