車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。

・フロントバンパー脱着・当て逃げ修理
 バンパーに見慣れない傷があるのに気がつきました(T T)

  何?この傷???

 どうも、当て逃げをされたみたいです。

  凹みとかはないみたいです

 じっくりと観察してみましたが、ノアかVOXYあたりのミニバン?のリヤバンパーの角が当たったような感じ?

 自分で付けちゃった傷なら諦めてタッチアップで誤魔化しても良いかなと思いましたが、
 第三者に付けられた傷はどうも気に入らないし、自分で直すのもモチベーションがイマイチ上がってこない。

 が、車両保険で直すと向こう3年間が懲罰的な掛け金になるのでこの傷位で使うのも面白くない。
 仕方なくDIYでやろうと思って、缶スプレー(ホルツ製)を買って試し吹きして色比較してみたのですが・・・

  色味が全然違う!

 個人的にメタリックの色って大っ嫌い。

 車は移動するための道具で、走っていれば多かれ少なかれ傷は付くのは当たり前ですが、
 メタリックだと100%色が合わない。
 そんな面倒な色を見た目だけのために使うメーカー&それを喜ぶ多数のユーザー・・・

 GC8インプレッサ1号機が白色だったのはそんな理由もあったんです。
 #今の愛車は限定車なのでこの色しかなかったんです・・・

 てなわけで、業者さんにお願いすることにしました。
 出来るだけ安く上げるために相談をして、バンパー単体での持ち込みでやってもらうことにしました。

 ・・・前振りが長くなりましたが、そんな理由でバンパーを外します。

 なお、GC/GFインプレッサは年式、グレードによりバンパー形状が異なっています。
 私の所有している整備解説書(主に初期型の内容で記載)では今回外した方法よりもさらに面倒くさそうでした。
 この内容はF、G型のWRX系(C'z sport、SRX含む)のバンパーです。

 ・左右前タイヤのホイルアーチ内の下側内張を外します

   プラリベットを内張外しではがします
  新しいうちは真ん中のプラスの部分を半時計方向に回すとリベットが外れますが
  古い車の場合、泥などで外れません。
  破壊覚悟で外します。

   こちらはタッピングビスです

   マイナスでこじって外します

   片側につき4箇所くらいあります
  これは真ん中をポチンと押すと外すことが出来ます

 ・フェンダー左右と繋がっているプラリベットを外してフェンダーとバンパーの接続を切り離します

 ・バンパー下側2箇所のボルトを外します
   10mmレンチ使用

 ・ナンバーを外し、真ん中にあるボルト1本を外します
   こちらも10mmレンチ使用

 ・フロントグリルを外します

 ・ヘッドライト、クリアランスランプ、ウインカー左右を外します
   
  ライトはクリアランスランプを外したところとグリルを外したところの4箇所で止まっています。

 ・プラリベットを外してインナーバンパーとバンパーフェースを分離します
  
  プラリベットが外れにくいので注意!

  外すコツですが・・・
  ・裏から真ん中のリベット部分を押しながら少しずつプラスドライバで反時計方向に回す
   →このときに外側の四角い台座部分が回らないように注意&なめないように

  ・ある程度緩んできたら内張外しでこじって外す

 ・傷付けないように注意しながら前に引きインナーバンパーと分離します
   分離できました

 外したところでぶつけられたところのバンパーフェース裏側とインナーバンパーの損傷具合の確認。

  曲がりは確認出来ず

 不幸中の幸い?
 だったのか本当に軽く擦られて軽い擦り傷と色が禿げた程度のようですね。

  外したプラリベットは水洗い&シリコン流布

  サーキットで縁石にぶつけて損傷したブレーキダクト

 車体下面なので見なかったことにしてあったのですが(^^;
 外したついでに修理します。
 全体を綺麗に水洗いして、

  剥がれた箇所をハンダゴテで熔着

 PP素材なのでバンパーの修理と同じ方法で直せます。

  接着完了

  DIY加工のグリルは錆びていたので・・・
 こちらは再塗装してもまたすぐに剥がれてしまうだろうから、
 サビチェンジャーを塗っておしまい。

 バンパーは板金業者様にお渡しして塗装を依頼しました。

  綺麗に仕上がったバンパー

 傷を付けないように注意して取り付けていきます。

 

 

 ひび割れしていた箇所はハンダゴテと依頼をした板金屋さんからもらった
 バンパー素材の端材を使って溶着しなおしておきました。

  チリ等を注意しつつ取り付け

  グリルはライト部分のグロメットに差し込み

  修理完了です。

 良く見ると修理した箇所の塗装がまだ新しい感じが残ってはいますが
 使い込んでいけば良い感じにヤレて解らなくなるでしょう。

 2015.12 追加
 ある日のこと・・・
  ・・・・ (T T)

 停車寸前によそ見をして門柱?のようなものにぶつけてしまいました(T T)

 多少の擦り傷や、サーキット等で下面をぶつけたこととかはありましたが、
 今回のように自分のヘマでぶつけたのは初めてです・・・

 注意力散漫になるあたりで歳取ったのかな・・・ と落胆すると共に、
 体調がイマイチの時に運転するものじゃないな・・・と反省。

 このバンパーフェースそのものはあちこち傷だらけなので本気で直す位なら交換したい。

 ・・・で、前に塗ってもらった板金屋さんに相談したところ、
 この位の傷なら補修で解らない位に治るし、
 部分補修、部品だけの持ち込みが条件で格安で直してくれるとのこと。

  ・・・(T T)

 ぶつけた衝撃で多少盛り上がり箇所が出来てしまったのですが、
 これも綺麗に誤魔化せるとのことでした。

 バンパーを外して損傷箇所の詳細を確認したところ、
 表面の樹脂部分、プラリベット部分で大半の衝撃を吸収したらしく、
 インナーバンパーはステー部分が多少曲がっていた程度でした。
 ライト裏側に当たっていなかったのが幸いでした。
 
 こちらは見えない箇所なので自分でテキトーに修理しておきました(^^;

  直してもらったバンパーを取り付け

 軽自動車(ダイハツのエッセだったか?)
 に積んで持ってきてくれました。

 普通の軽自動車でバンパー入るんだ・・・ と、感心しちゃったりして(^^;

  綺麗に治りました

 本気走りで付いた傷はあまり気にならないのですが、
 大ボケしてやった傷は見る度に悲しくなります (T T)

 ま・・・
 バンパーって今回のような万一の軽衝突の時に
 車体保護目的で衝撃吸収するものだから多少の傷は仕方がないと言えばそうなのですがね・・・

 
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