車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。

・燃料フィルタ交換

・給油口の跳ね上げ部品交換

・スロットルセンサー交換

・燃料フィルタ交換
 インプレッサの場合、約5万km位を目処に燃料フィルタの交換が推奨されています。
 あまり気にしなくても大丈夫なのかもしれませんが長く乗るためにはこういう部分が結構重要なので
 交換しました。

  交換する部品です。

 燃料フィルタ、それに付属しているホース(メーカーでは交換を推奨とのこと)です。

 交換するときには朝一番等、エンジン停止から半日以上放置した状態で実施
 すると燃圧が下がっていてガソリンが大きく漏れる心配がありません。

 エンジンを始動した後にやる場合には、ここには書いていませんが
 リヤシートを外してそこにある燃料ポンプのコネクタを抜き、
 ポンプ停止状態で数回セルを回して燃圧を下げてから実施します。

・給油口を緩めてタンクの圧力を下げます
 

 作業完了までは緩めたままにしておきましょう

・ホースのクランプをドライバで緩めて燃料フィルタを外します
  ホースバンドの向きを良く覚えておきます

 ホースが固着していますので、ウォータポンププライヤで揉んだり、ピックツールで隙間を広げ、
 浸透性潤滑剤をスプレーしたりして外していきます。

 このときにガソリンがどうしても漏れてきますので火気厳禁です。

  外れました

  この部品は再使用しました
 痛んでいたら交換ですが、
 特に酷く痛んでいるわけでもなかったので清掃してアーマーオールを塗って再組み付けしました。

・元通りに組んでいきます
 
 滑りを良くするために微量のシリコングリスを塗って組み付けました。
 奥までしっかりと挿入しましょう。

  古いフィルタに残ったガソリンは再利用しました(^^;

 案外と多くのガソリンが入っていますし、廃棄するときに臭いんで出口側から出る分だけを戻しておきました。

  できあがりです

  忘れちゃうので・・・(^^;
 交換年月と走行距離をペイントマーカーで書いておきました。

#連れのGF8 NAインプレッサワゴンも同様に交換しました。
  場所は同じ

 配管の引き回しが少し違います。

  新旧比較
 メッキの仕上げが変わったのかな?

  外したホース
 なかなか外れなかったのでウォーターポンププライヤで揉みながら外しましたが少し硬化してました。
 このあたりは年月を感じるところですね。

  交換完了

 古くなってGC/GF型インプレッサの解体車が多数出てきて中古部品が選り取り見取り状態です。

 そこで、前々から欲しかったという
 STi Versionグレードに装着されていたSTiのカーボンタワーバーをプレゼントしてあげました。

・給油口の跳ね上げ部品交換
 上の作業をしていた時のことなのですが・・・
 どうも給油口を開けようとレバーを引いても開かないんです。

 開けて蓋のところをあれこれいじっていたところ・・・

 バキッ! と部品が割れました(汗)

 どうも古くなり樹脂が劣化してバネが効かなくなっていたようです。
 部品を取り寄せて交換しました。

  新旧比較

 まぁ・・・このあたりは致し方ないといったところでしょうか。

  単純に爪にはめ込むだけです

 値段は数百円で入手できますが、たまにプラスチックワックスとかを塗っておくと良いのかもしれませんね。

・スロットルセンサー交換
 このところどうもある決まった速度で巡航するとガクガクする気がしていたので
 いい加減寿命だろうと勝手に判断して交換してみました。

 ・インタークーラーを外します

 ・インタークーラーのステーを外してプラスドライバでセンサーを外します
   手狭&ビスを落とすと面倒なので注意!

   センサーを外したところ

  スロットルバルブと連動して動くようになっています。

 ・取り付けて電圧を確認します
   防水コネクタのシール部分の隙間から電圧を測定

  今回は家にあったまち針を使いました。
  ゴムシールの隙間からシールを傷めないようにそっと差し込んで端子に接触、
  キーをONにしてスロットル全閉と全開の電圧を測定します。
  測定する端子は上から2本の間の電圧です。

   電圧測定中・・・

  全閉で4.8V、全開で0.8Vであることを確認し、
  ずれているならばセンサーを回して規定値になるように調整します。
  ・・・が、どうやらGC-F型以降の車両はこんなことをせずともECUの学習機能で電圧補正をしている様子。

  単に取り付けるだけで大丈夫かも?

  自分が交換した後は、エンジンが暖まるまではアイドルが上がったり下がったりと不安定になりました。
  暖まった状態でキーOFF、再始動すると補正が完了して正常なアイドル回転数になっていました。


   ついでにイグナイタのアース端子を清掃

   アースラインも清掃

  たまには端子類も磨いておきましょう。

 
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