車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。

・運転席下ダッシュボード脱着

・メーター脱着、DCCDインジケータランプ交換

・運転席下ダッシュボード脱着
 ケータイホルダをビス止めしていたのですが、
 最近ほとんど利用しておらず無駄になっていたのと、
 たまたま程度の良い中古部品を入手したので丸ごと交換してしまいました。

  ドナーになる部品
 2011.1現在ですとGC系インプレッサも一番新しい車両でも10年を経過していますし、
 このところのエコカー減税のおかげで廃車になる車体が増えているようです。

 こんな逝ってる車・・・こんな値段でもう買えないと思うのですが、巷の人達はそれよりも流行を追い求めている様子。
 逆に言えば、好きで乗っている人にとっては今が良質な中古部品を手に入れる最後のチャンスでもあります。

 この部品はSTi Ver6の車体から解体した部品でした。
 一通り清掃をして、バリアスコートを塗りました。
 フォグランプスイッチ等、不要な部品は外しました。

 ・運転席ドアを開けてダッシュボード横にあるプラリベットを外します
   プラスドライバで真ん中を回し、マイナスで軽くこじって外します

 ・下側2箇所のタッピングビスを外します
   右側はボンネットオープナーのところ

   左側はセンタコンソールの奥の方

 ・手前に引っ張るとパチンパチンと外すことができます
   赤丸で囲った部分に引っかかる場所があります

 新しく取り付けるダッシュボードカバーには隙間テープがなかったので・・・
  ニトムズの耐候性タイプの隙間テープを貼りました


・メーター脱着、DCCDインジケータランプ交換
 このあたりは長く乗っていたら仕方のないことなのですが・・・
 いつ頃からか解らないのですが、DCCDインジケーターの一番下が点灯しなくなっていました。
 点灯しているはずの箇所が点灯していないのはとても古くてボロくなった気分になって悲しいので修理をしました。

 非常に面倒だった記憶があったのですが・・・工賃には変えられない・・・

 ・ステアリングのチルト調整を一番下に下げます
   チルト固定レバーを下げて下までハンドルを下げます
 
 ・メーター上部のタッピングビス2本を外してメーターカバーを外します
   このタッピングビスを外します

   スタビドライバじゃないと外せません

   下側2箇所にクリップが付いています
  タッピングビスを外し手前に引けば外れますが、
  このクリップでメーターのカバーを傷つけないように細心の注意を払ってください!
  外す時はメーターとステアリング、ステアリングコラムの隙間を知恵の輪状態で上手く回しながら外していきます。

 ・オートエアコンの温度センサーをずらしてメーターを止めているタッピングビス3箇所を外します
   真ん中の四角い場所にセンサーが入っていますので外します

   右下のビス

  下側のタッピングビスは外す時にダッシュボード下部に落ちやすいので注意。

   上の固定箇所

 ・メーター裏側に手を入れ、3箇所のコネクタを外してメーターを取り出します
  どれも真ん中に固定クリップがありますのでしっかりと掴んで外します
   この状態にしてコネクタを外します
  先にスピードメーター側のコネクタを外し、
  透明なカバー等を傷つけないように注意しながらメーターを横倒しにして残りのコネクタを外して
  右ドア側に引き抜くようにして外すと上手く取れます。

  ちなみにメーターですが、GC/GFのD、E型も形状は同じなのですがコネクタ形状がF、G型と異なっています。
  メーターの各パーツは流用できそうですがAssy交換は無理です。

   なんとか外れました

  外れたらホコリの少ない場所で分解していきます。
  樹脂の爪で固定している箇所が非常に多いので、冬場は温めてから分解していきます。

   折角なので普段触らない箇所の清掃を実施

  メーター周りは細心の注意を払って清掃をしてください!
  汚れは堅く絞った雑巾などでそっと拭く程度にしておくのが良いと思います。
  清掃が終わったら元に戻します。

 ・裏側の樹脂カバーを外します
   適度に温めて樹脂の柔軟性を持たせてから外します

 ・メーターを基盤に止めている爪を基盤を傷つけないように注意しながらドライバ等で起こし、基盤をメーターから外します
   メーターユニットの爪を起こします
  赤丸で囲った箇所(上部写真は燃料、水温計。他にも速度計、タコメーターの箇所があります)の爪を起こし、
  黄丸で囲った箇所の爪をしならせて基盤を外します。

 ・基盤を裏返してインジケーターの電球を交換します
  
  このDCCDインジケーターの電球ですが、一度も交換していないのでしたら一番下側の電球が未使用の電球です。
  #DCCDインジケーターの"STi"ロゴがある箇所にも電球が装着されているが、ここは使われていない。
  #どうやら基盤そのものはAT車のシフトインジケーター付きのものと共用のようです

  そこで、今回はこの一番下の使われていない電球を外し、切れた電球と交換しました。

   メーターの裏側

  他にもABSの警告灯のところに電球が入っていたりしますので上手くやると使い回しが出来ると思います。

 ・組み立て直して終了です
  メーターの透明パネルの部分はバリアスコートをかけておくと透明感が増すと思います。

 2012.3追記 
  いつの頃からかメーターの中にゴミが入っているのが気になっていました。
  分解作業が手狭で面倒なのでずっと放置していたのですがようやく重い腰を上げて清掃をしました。

   この赤丸の部分のゴミが気になる・・・

  2012.6で我が家に来て丸11年ですのでメーター照明類も寿命を迎える頃合いでしょうから、
  ついでに交換してしまいました。

   バルブセットAssyで注文
  値段が結構するな・・・と思ったのですが・・・

   これってインパネ周りも含んでるようです

  今回取り替えたかったのはメーターの透過光なので使う電球はこの中の4つだけなのですが、
  残りは予備部品として保管しておきましょう。

   交換した電球
  メタリックコーティング状態でして寿命もそう遠くない・・・と言う感じでした。

  電球は台座から抜き取ることが出来てどれもウェッジ球です。
  #これが解っていれば電球だけ買って安く上げられたなぁ・・・

  黒い台座の大きな電球はポジション球等で使われている一般的なウェッジ球でした。
  ワット数が書いてないので詳細は不明なのですが多分1.7Wの電球なのかな?

   今回使った工具
  スナップオンのスタビラチェットドライバなのですが、一般的な1/4sqのエクステンションバーが使えます。
  これで延長をして超ロングドライバとしてメーターの下のビスを脱着しました。

 
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