車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で。

・エアコンベルトテンショナー交換

・ミッションマウントラバー交換


・エアコンベルトテンショナー交換

 だいぶ前(2〜3年位?)からですが・・・
 エンジンの回転に合わせて、キッキッキッ・・・と音が出ていました。

 ベルト類が滑ってる音ともまた違うし、なんだろう・・・?
 と、思って調べたところエアコンのベルトを張っているテンショナープーリーから音が出ているようでした。

 特に支障もないので、鳴っていないことにしてあったのですが(爆) ←最強の修理方法!?(^^;

 2009年の2月頃に盛大に音が出ていた時もあったし、
 夏場に窓を開けて走ることが増えたときに
 いい加減スズムシを飼うのも嫌になったので交換しました(^^;
 #本当はもっと前に交換すべきものです(^^;;;

 ・ベルトカバーを外します(手順はその22をごらんください)
   
  今回はオルタネータのアジャスタ側のボルトは緩めなくて大丈夫。
  カバーだけ外しましょう。

 ・アジャスタープーリーのナットを緩めます
   外さずにぐらぐらする程度に緩めます

 ・アジャスタの長いボルトを回してベルトのテンションを緩めます
  反時計回りに回すと緩みます。
  ベルトがタルタルになるように緩めます。

 ・ステーを止めている二本のボルトを外しテンショナーをエンジンから外します
   結構堅く締まってるので怪我とかしないように

 ・アジャスタプーリーを交換します
   

  外したテンショナープーリーを触ってみると・・・
  ちょっと軸がぐらぐらしてるかな・・・と言う感じですが、音は出ませんでした。

  ばらしてみると・・・

   なんだろ?脂っぽいな?

   ラバーシールが壊れて中のグリスが飛び出てる???

  やはりこんなところは9年の歳月が経過して劣化しているというところなのでしょうか。

   新品のプーリーは樹脂製に変わっていました

  張りすぎたり、劣化するとイッパツで壊れそうですね(^^;

 ・もとどおりに組み立てます
   アジャスタも樹脂なので交換しました。
  今回は交換部品をリストアップ後、ディラーで相談したところ
  アジャスタも樹脂なので交換をお勧めしますとのことでしたし、
  焼き付きとかで軸が外れなかったことも考えて軸、ナットも新品に交換しました。
  #軸+ナットで1000円しませんしね

  この段階では、プーリーのセンタナットは締め付けません。
  また、アジャスタを締め込んでテンションがかからないようにしておきます。

 ・車体に取り付けてテンションを調整します
   張り具合を見ながら調整
  ベルトがちゃんと各部のプーリーの溝にはまっていることを確認して、張り具合の確認。

  業者さんでお願いすると、大抵はきつめに張っていますが、
  (滑ったりしたらトラブルやクレームになりますからね)
  私個人としては、滑らない範囲で緩いほうが軸に負担がかからないし、効率も良いはずなので
  やや緩めに張っています。
  それで滑ったら自分で調整すれば良いだけですからね。

  調整後は、テンショナープーリーのセンタナットを締め込んでおきます。
  (こちらは強く締めなくても大丈夫)

 ・ベルトカバーを取り付けて完了です


・ミッションマウントラバー交換
  ミッションマウントメンバーの部分には小判型のゴムが付いています。
 こちらも交換するとシフトフィールがよりカッチリするらしいし、古くなってきたので交換してみました。

  交換するのはSTi製の部品です
 この部品ですが、適合はGDBインプレッサになっていますがGC、GF系でも同じ部品ですので流用できます。
 #ちなみに純正部品であれば1000円程度です

 ・ジャッキアップしてリジッドラックで固定、落下防止対策を万全にして車体下部に潜ります
   ミッションメンバーのボルトを外していきます

   後ろ側2箇所

   前側のTメンバーの17mmボルトは外さずに緩めます

  14mmの箇所はディープソケットで緩めます。
  17mmのTメンバーのボルト2箇所は外さずにグラグラになる位まで緩めます。

 ・車体からTメンバーのセンター部分を外します
   知恵の輪状態で上手く外します

   外れました

  外したらゴム類を交換します。

  STiのマウントラバーは堅いのでシリコン系のオイル、アーマーオールを塗ってカラー類を挿入していきます
   2種類のゴムがあります。挿入方向に注意!

   アーマーオールで滑らせながら取り付け

  
  マウントは少し錆が出ていたので清掃後シャシブラックを塗っておきました。

   マウントラバーの組み付け完了

   ボルトの錆もワイヤブラシで落としました

   交換したマウントラバー
  へたって変形していましたので頃合い時と言う感じでしょうか?

 ・元通りに組み立て直して完了です
   見た目がなんにも変わらないのが寂しい・・・(^^;

 交換後の変化ですが、走行時に”キューン”と言う音がするようになりました。
 シフトフィールに関しては思ったよりもダイレクト感が強くなった感じです。
 #ま、へたりの改善と言うのは相当にあると思いますが・・・  

 
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