車のメンテナンスDIYのページ
自分の作業記録、覚え書きでもあります
当コンテンツはあくまで一個人の方法です。
万一鵜呑みでやられて失敗しても責任取れません。
あくまでも自分の作業は自分の責任の上で

・フロントグリルをWRカーチックに改造する
 DIY板金塗装などのやり方もこちらで参考にしてください。
 元々自分はインプレッサはスタイリッシュとは思ってないんですが(笑)
 このだっさ〜いグリル
 (ハニカムがアイデンティティとか言ってるがイナカ臭くてイカン。 > 見てる?スバル関係者(笑))
 を格好良くするために、WRカーやライバルのあの車(笑)みたいにするべくアミアミに改造しました。

 まずは塗装部分など傷ついては困る部分をマスキングテープやガムテで養生します。
  いつみてもダサイグリル(笑)

 ニッパなどでじゃきじゃき切っていきます。ここまですると後には引けません(笑)
  残す方を割らないように充分気を付けましょう。
 ケチらないでお金出して、クニペックスとかのいいニッパ買うといいですよ。
 安物だと切れないから力いっぱい握るので手にマメとか出来てしまいます(私はやった(^^; んで買いにいった(笑))
 金ノコ、カッター等使ってガシガシ切り落としましょう。
 金ノコでのんびりやるのが一番確実、丁寧かも?
  こんな感じに切り落としました。思ったより大変!

 金網を形に合わせて切ります。(チャトランさん金網ありがと〜♪)
 これまた、いいニッパでやると感動するくらい簡単にスパスパ切れますよ。
  手を切らないように注意!バリ取りするといいですね

 ここからは根気がいる作業です。
 切り取った部分はカッターなどでなるべく綺麗に平らに削り取り(ペーパーがけは大変なので)
 ヒケたり傷着いた部分はパテ盛り(出来るだけ少なく盛って磨いて凹んでいたらまた盛っていくのがコツ)します。
 チャトランさんも言及してますが、下の写真の黄色く囲った部分は整形上切り取ると穴が開きますので
 ポリパテやエポキシパテなどの堅めのパテなどで埋めます。
 私は、単車のカウル修理などに使う”プラリペア”ってケミカルで埋めちゃいました。ABSの補修にはコレがビカイチです。
 (ハンズや、単車用品店等で買えます \1800前後です)
  この部分が薄いので穴開きます

 パテは今回は私はバンパーパテでおおざっぱに成型して細かい部分は模型用のMr.ホワイトパテを使いました。
 ペーパーは、プラスチックのバリ取り、整形には#120のもの、パテ磨きには#300、#600、#800の耐水ペーパーと
 アテ木を使って水を付けながら段階的に磨きました。
 平面の状態は、指で水を付けてなでてみるとよくわかります。
 塗装は下地の仕上げが全てなのでここは根気よく丁寧に妥協しないでじっくりやりましょう。
 また、塗装したい樹脂面は#800程度の耐水ペーパーで水研ぎして荒らして塗料の食いつきを良くしてあげましょう。

  磨き途中です。とにかく納得できるまで地道に頑張りましょう

 平面が出たら、しっかりマスキングしてパーツクリーナーとキッチンペーパーを使って脱脂、
 バンパープライマーを軽く吹きます。
 マスキングテープは、塗装の境目には模型メーカーのタミヤから発売しているマスキングテープが薄くて
 エッジがピシッと出るのでお勧めです。
 おおざっぱにマスキングする場合は、広告のツルツルな紙を必ず使って隙間がないようにしっかりと張ります。
 新聞紙は塗料の粉が透けて付着するので使ってはいけません

 プライマーが乾いたらサフェーサーを吹きます。
 今回は私はソニックブルーマイカに塗装するため、下地の白塗装を省略したかったので、
 ホルツのホワイトサフェーサを使いました。
 スプレーは缶をお風呂くらいのお湯で湯煎して暖めながらやるとガス圧が高くなって綺麗に吹けますよ。

  白サフ吹いたところ

 この段階で、ヒケとか見つけたら、またパテ盛りに戻って磨きます。
 サフェーサ表面は吹いたままだとかなりザラザラなので、#800〜1000程度のペーパーで軽く水研ぎします。
 ホコリなどもこれで綺麗に落とせますからあわてないでじっくりやりましょう。
 コーナー部分など力を入れすぎると折角のサフェーサが剥がれちゃうので軽くなでてツルツルになるように研ぎます。
 また、ペーパーの磨き傷は何回かサフ吹きすると消えますのでそういう場所は何回か吹く、磨くをやりましょう。
 (それでもダメな場合はパテ盛りします)

 綺麗にサフが塗れたらいよいよ本塗りです。
 色にもよりますが、薄い色の場合は発色を良くするためにまず白色を吹きます。
 今回は私はホワイトサフなので一気に希望色を塗ってしまいます。
 こちらも一度で仕上げるつもりでやらずに晴れた日に少しずつのんびりと塗りましょう。
 塗るときは、細かい部分から先に必ず塗りましょう(そっちのほうが楽です)
  エンブレム部分です。

  青色は塗り終えました。
 こんな感じ。久々にやったけど今のスプレーって多少やりすぎたか?とか思ってもなかなか液ダレしないし
 乾くのは速いしで、とっても塗りやすいですね。(今回はSoft99とホルツの缶スプレー使用)
 なお、万一タレたりホコリが付着してしまったりした場合は、ふき取らずにそのまま乾かしてから
 #1000程度のペーパーで磨いて平面を出してまた塗装します。
 ソリッドの場合は、コンパウンド磨きする前にペーパーで水研ぎするのですがメタリックはペーパー
 がけしちゃダメらしいので、とにかくホコリやタレがないように注意深く塗装しましょう。

 しっかりと塗れたら半日以上放置して乾燥させてからクリアを吹きます。
 
  何回かに分けて吹きます。
 
 しっかり乾かしたら#1000程度のペーパーで軽く水研ぎしてて手触りがツルツルになるように仕上げて、
 また吹いて・・・を繰り返して塗膜を厚くするといいです。
 クリアは湿気が多いとかぶって曇るので充分気を付けましょう(って言うか私はやった。ベタベタやな〜(^^;;;)
 かぶった場合も同様にその部分を#1000で水研ぎして落としましょう。
 (削れすぎると思う人は#1200、#1500でもいいです。そのへんは臨機応変に)
 クリアは厚くなる様にするとツヤが出るので何回も薄く吹きましょう。 
 (私は今回Soft99のクリア1缶全て使い切りました)

 しっかり吹いたら半日以上放置して乾かします。
 乾いたら、#1500位のペーパーで水研ぎ、コンパウンドでつや出しします。
 今回は粗目、細目、極細目、ワックスとこれだけコンパウンドを使いました。
  主に細目をTシャツ生地につけてシコシコ磨きました。

  エンブレムの穴はグリルに取りつけるためです
 グリルの上側が今回塗装した部分。やっぱりメタリックだと完全に合わないですね。

 出来たらアミを取りつけます。私はグリルの網はつや消し黒で塗装してリブに穴を開けて
 小さい黒のタイラップで取りつけました。
  前から見て見えにくい場所に取りつけましょう。

 さあ、これであとはグリルにエンブレムを取りつけて完成です。
 私は6x40mmの皿ビスと、ジャンク箱の中の適当なワッシャを使って取りつけました。

  完成♪とっても精悍でカッコイイ(^^)v
 
 加工から取り付けまで毎日コツコツやって2週間くらいかかりました。
 やる気がある人は頑張ってトライしてみてくださいね。
 


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