DIYメンテナンスのページ(ZZR1400編)
ZZR1400ABS関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

・ベロフ Spec Giallo HIDコンバージョンキット取り付け
 ZZR1100の時にも車検時はテスタがNGにはなるものの、
 光軸のずれも感じなかったのでH4コンバージョンキットを使っていました。

 やはり慣れてしまうとHIDは明るいし、ファッション性も高いのでZZR1400でも導入することにしました。

 事前に調べると・・・
 バラストの搭載位置に皆さん苦慮している様子。
 サイドカウル内のウインカー部分に着けている人が結構いるのが解りました。

 他にもいい場所がないかな?
 ・・・とか、現車で探してみたところ、ラジエター上部に樹脂製の遮熱板があり、
 その場所にちょっと加工すると上手く載りそうな感じでしたがステーを作る必要があり、
 今回は他の人の例と同様にウインカー部分にバラストを設置してみました。

 ・カウル類を分解します
  
防犯の都合もあり、割愛しますがフロントカウルすべてを取り外します

 ・ベロフ製の場合バーナーの次の部分を加工します。
   防水ゴムを切り取ります

  ZZR1400の場合、裏側にカバーがなく、バルブが直接取り付けられていますので、
  このゴムカバーが不要となります。

   切り取ってすっきりした状態

 ・H11バルブと入れ替えます
   左右交換後の画像
  このあたりは通常のバルブ交換と同じですから簡単だと思います。

 ・イグナイタを設置します
  ベロフの中でもいくつか種類がありますが何故Spec Gialloを選んだかというと、
  イグナイタがとても小さいからです。
  (多分、二輪用品メーカーのデイトナ/ベロフのSpec-05も同じものと思われ・・・)
  左右のライトの隙間に両面テープで固定しました。

   
  プラス配線が金属と接触してショートしないよう充分に気をつけましょう。

 以上で、アッパカウル側の作業は終了です。
 車体に取り付けてしまいます。

 ・次に、バラストの設置をします。
   ミドルカウル内ウインカ部に設置
  本来ならば、車体本体に取り付けるほうが分解したときにコネクタを
  取る手間が少ないので良いのですが・・・
  アッパーカウル内は場所がほとんどないし、一番簡単なのはこの場所くらいなので今回は妥協。
  そのうちまたステーを作り直す等してやり直すかも?

  付属のねじと、タイラップにて固定しました。
  この部分、ラムエアのチャンバが割り込んできますので干渉しないようによく確認しましょう。
   装着した感じです

 ・電源を引き出します
  サービスマニュアルを見たところ、ノーマルのLoビームの出力はほぼバッテリからの出力そのままなので
  これをHIDの電源にしてしまいます。

  先程切り落とした防水カバーに090型端子が着いていますので、
  絶縁してノーマルのカプラーに差し込みます。

   
  タイラップとヒシチューブを上手く使い外れないように取り付け

  極性には充分注意してください!(間違えるとバラストが壊れます)

  絶縁もきちんとやったのでこれでもまぁ、大丈夫ですが出来ればコネクタに交換したほうが安心。
  後日この部分は修正しました。

   IPFのエンデュランスハーネスです
  H11のオス側ソケットは入手が難しい(08.1現在)ため、
  今回はこのエンデュランスハーネスの品番XH-3という品物を改造、加工します。
  この製品、H11のオス、メスのコネクタ付きの延長ハーネスのようなものです。
  #本来の用途は私には理解不能だけど(^^;

   オス側
  これもまぁ・・・本物のオス側のコネクタではないので正直イマイチですが・・・
  (ゴムモールド?軟質樹脂?+090型防水端子)
  でも端子むき出しよりはずっとましでしょう。
  予算があるならば、デイトナよりH11からの電源ハーネスが発売されています。
  #ただ1本あたり約3000円・・・(汗) 2本で6000円強・・・

   導通確認後、バッツリ切断(^^;

   仮組み
  この段階でプラス、マイナスの向きを車体側と同じになるように確実に確認しておきます。
  自分が購入したエンデュランスハーネスでは、ZZRの極性とは配線の色が逆になっていましたので
  入れ替えておきました。

   プラス側はメスギボシにしました
  電源の取り出し側になるので、プラスがオス端子だと万一外れた場合、
  車体金属と接触するとショートしてしまいます。
  アース側はオス側で問題ないですが・・・
  オス・メスを逆にしておくことでギボシの差し間違えも防げます。

  H11のカプラーに差し込んだ後は、念のためタイラップで抜けないように軽く縛って固定してしまいましょう。

 ・カウルを仮組して点灯テストをしてOKであれば配線類を束ねて元通りに戻します
   上手く点灯しました(^^)

 あとは配線類をカウル脱着時のことも考慮しつつ、上手く束ねてカウル類を元に戻して完成です。

  昼間点灯時

  夜間点灯時

 

  照射パタン

 元々ZZR1400は明るいライトだと思いますが、より明るく、白くなりました。
 アフター品では6000kあたりが人気のようですが、
 青っぽい色なので雨とかの悪天候時には4300kあたりのほうが見やすいし、
 昼間点灯時に空と同化して視認性が落ちるのでこのくらいが妥協点だと感じています。 

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