・グラブバーの流用情報、塗装剥離
webを俳諧していたときに(どこで見つけたか失念(^^;)
”ZZR1400のグラブバーはZZR1100D型と形状は同じものだ”
と、いうのを見つけました。
ZZR1400は良くできたバイクだと思いますが、唯一気に入らない点としては
積載性に難があり、特に後ろ側の荷物掛けの場所が純正の位置だとカウルを後々割りそうだし、
使いにくいな・・・と思っていました。
そこで、グラブバーを改造してフックを増設しようと考えました。
そんなときにZZR1100D型のグラブバーその他のパーツ一式が
ヤフオクに出ていて購入してしまいました。
出品者曰く・・・
”オリジナルペイントが施されており、程度はそれなりです”
とのことで、正直考えたのですが、
他に魅力のある部品が着いていたので(ウインカポジションに使う色付きダブル球バルブとソケット)
構わず落札してしまいました。
気に入らなかったら塗ればいいし、バフ仕上げでピカピカなのも案外カッコいいかも?
到着して開けてみたところ・・・
今回購入した
ガラクタ部品
下が今回購入した
ZZR1100Dのグラブバー
形はZZR1400と同一で、車体にもポン付けでした。
裏面の刻印も同じ。
つまり、ZZR1400のグラブバーは1100D型のものを流用しているってわけですね。
・・・が、しかし・・・
この汚い黒い塗装はなんだ!?(-
-;
いくらなんでもZZR1100なんていう高価なバイクにこんなドヘタな汚い塗装を施すってのは・・・
恥ずかしくないのかなぁ?
多分中古で安く買って
やっつけた
車両だったんだろうなぁ・・・
そう思うとなんだかこの部品と、
その部品の着いていたバイクがかわいそうでいたたまれなくなってきました。
ウチのZZR1100はある意味幸せだったのかな?なんてね(^^;
じゃあ、これを綺麗に再生して、使おうではないですか!
・・・と、いうわけでこの
バッチイ塗装
を剥離します。
ホームセンターで塗装剥離剤を買ってきました。
見るからにやばそうなPKG
一応、プラスチックにも使うかも?と考えて中性ということで購入しましたが・・・
(大半はアルカリ性です。これは剥離剤の中でもそんなに強くはないみたい)
でもかなり危険な薬剤だと思います。
皮膚に触れるとチクチクと痛みますので厚手の耐油手袋や防備装具は必須です。
他の塗装部分にも付着しないように場所には充分気をつけましょう。
さて・・・この剥離剤(ゲル状の半透明な液体)をハケで塗って放置します。
ハケで剥離剤をぺたぺたと塗ります
しばらく放置すると・・・
ブクブクと剥離してきます
スクレーパーでガシガシと剥がしていきます。
・・・すると・・・
んんん??? なんだこの色は???
なんじゃこりゃ〜!!!
そうなんです。
実はこのグラブバーは最低でも2回塗り替えられていたのです。
オリジナルはどうやらD1のカブキ色?
剥離してみたところ、この部品の塗装経歴が解りました。
オリジナルはZZR1100D1のカブキカラー(紫/オレンジ)
次にライムグリーンに塗装、そのときに下地色として白を塗装
そして、ライムグリーンの色の上から特になにもせず黒い塗装をベタベタに塗った
(ユズ肌で、しかもコテコテに塗ってあった・・・つや消し状態でまるで族車(^^;)
多分、うまく塗れなかったのでしょう。
黒色をしつこい位吹いたのでしょうけど、やたらと塗膜が厚くてなかなか剥離しません。
何回か剥離剤を塗って、スクレーパーや、古いマイナスドライバでガリガリやりました。
最後は食器用洗剤で綺麗に洗いました
見える部分は綺麗に落とせた (^^)
裏面も綺麗に落とせた(^^)
・・・さて、こいつをどう料理してみるかな?