DIYメンテナンスのページ(ZZR1400編)
ZZR1400ABS関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて
・市販デイバッグ改造シートバッグを作る
市販品のシートバッグもありますが、
私個人としてはどうもこれは!
・・・と思う製品に出会ったことがありません。
その理由として、
・バイクの積載時のことばかり考えて持ち歩きを考えていない(ように私には見える)
私の旅のスタイルとしては、バイクで走りっぱなしというよりも
目的地までの道中をバイクと共に走って楽しんで現地では荷物を持ち歩くことも結構あります。
そんなときにエアロスタイルだったり、ショルダーバッグだったりするものは持ち歩くのに不便。
デイバッグであることが必要不可欠なわけです。
勿論そんな製品もありますが、やはりバイクに載せている時のことを前提にしているので
持ち歩いている時の格好がどうにもこうにも・・・
・使い勝手があまり考えられていない(ように私には見える)
例えば、バイクに載せること前提なのにどうみても車体に傷が付きそうな部分にファスナーが付いてたりとか、
仕切りが極端に少なかったり、コインポケット等使いそうにもないものが付いてたり・・・
これ、ホントにバイク乗る人が考えてるの??? と言いたくなる製品も多数あります。
・値段が高い(笑)
市販のバッグ類と比べるのが酷ではありますが・・・
専用品として限られたジャンルの製品として販売しているので値段が高いです。
経験上大体5〜6年も使えばボロボロになりますのでそんなに高いものを買うものでもないと思っています。
他、トップケースというジャンルもありこれは確かに便利ですが、
リヤシートを生かすような位置に載せるので重心が後ろ寄りになるし
(ただでさえ加速が鋭いZZRですからフル加速したらバク転しちゃいますよ(^^;;;)
ボタモチみたいな形が私にはどうにも許せないし、フタコブラクダみたい。
と、いう前振りがあり、今回市販品を改造しようと思い立ちました。
・車体に載せて固定方法を検討します
こんな感じで載せるか・・・?
持ち手をグラブバーにベルトで縛るか?
色々と試して現車で検討したところ、傷は多少着くかもしれませんがやはり荷掛けフックを使うのが得策と判断。
デイバッグに元々ついている容積を変えるためのワンタッチバックルを利用して固定することにしました。
このバックルを利用して固定します
・固定するための部材の調達
使用されているバックルのメーカーを調べてみると・・・
ニフコのTSR-20と言う型番なのかな?
コレとおおざっぱなベルトの寸法を採寸してからお店に探しに行きました。
ホームセンター、東急ハンズと探してみたのですが見つからず・・・
やっぱりこういうのは主婦の店ユザワヤか?
・・・ということで、大和のユザワヤに行ったところ現物が在庫してありました。
凄いっす! ユザワヤ!
TSR-20バックル2つとDカン、20mmベルトを1.5m程買った
・採寸、ベルト固定の検討
汎用品ではないですから、このあたりは自分の使い勝手、愛車に合わせ込んでいきます。
えい!やー!の現物合わせでの採寸のため寸法は良く解らないです(^^;
オス側を車体フックと繋いで固定させます
適当な長さで切断し、これを2本作成します。
また、メス側はシート下に通して(何故シート下に通すのかは後述)
バッグのオス側の容積を変えるベルトと固定するように採寸しました。
端はライターであぶって溶着
切端はライターであぶって軽く溶かし、ほつれ防止対策をしておきます。
Dカンを通すほうのベルトは斜めに切ると入れやすくなります。
・ミシンでベルトを縫います
彼女から借りた(^^;
20年ぶり位に使いましたが・・・ 今ドキのミシンって凄く至れり尽くせりですね。
針穴通しが付いてるとは・・・(当たり前?(^^;)
既製品のマネをして、オス側のベルトはバックルの抜け止めの折り返しを、
メス側のベルトはバックルの固定をするために縫いました。
ベルトを折り返しておけばバックルからベルトが抜けなくなります。
メス側は結構な力で引っ張りますので雑巾縫い(四角+バツ縫い)で2重位に縫っておきました。
以上で、工作(裁縫(^^;)は完了です。
・車体への装着方法です。
1. フック側は左右ともDカンでループにして固定します
2. シート下にメスx2のベルトを通して滑り止めシートを載せます
3. デイバッグを載せます
フックに取り付けたバックルと接続、ベルトを左右均等にぎゅっと引いて固定
4. グラブバーと持ち手をマジックバンドで固定
今回はなくても大丈夫だと思いますが、念のため(^^;
こちらは100円ショップで見つけたケーブル類の固定用マジックバンドです。
(確か4本入って100円)
前のデイバッグの時にも使っていましたがなかなか便利です。
5. 前側のショルダストラップ部分をゴムロープで固定
ここもこのフックだけ外せば良いように工夫しました。
ゴムロープ部分にデイバッグの余分なベルト部分も挟んで固定します。
6. 最後にネットを少しだけかかるようにして積載完了。
ファスナーにかからないようにゴムネットを利用するのが今回のミソです。
ネットはやはり便利には違いないですし、これでしっかりと固定もできますので。
ネットは荷物を挟んだりできますからね
バッグを外した時にはシート下のバックルとフック側のバックルを接続して、
ベルト類のマフラーとの干渉やぶらつきも防げるように考えました。
これでほぼ満足できる内容に仕上がりましたが、これで終わりではありません。
後は実際にツーリングで使って少しずつモディファイして行こうと思います。
制作費用は、
・デイバッグ代
1980円
・ベルト、バックル代
825円
・その他家にあった余り物(^^;
(ミシン糸、ゴムロープ、フック類等)
総費用3000円弱で出来ました。
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