DIYメンテナンスのページ(単車編)
ZZ-R関係のメンテナンス記録です
ご参考にしてください。
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて
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で、検査の予約です。
いつものように私は川崎陸事が交通アクセスも良くて空いているのでこちらで受検。予約。
日曜の夜の天気予報で明日は晴れとのことで月曜日に予約。
残念ながら午前中の予約が取れずに午後の予約となりました。
・・・で、迎えた月曜日。
と〜っても暑い1日でした(汗)
お昼過ぎに万全を期すべく、五時から男でドーピング(爆)
お隣のおばあさんに見送られながら、いざ出陣!
いってらっしゃ〜い(^^)ノシ
インプレッサ君も手を振って応援しています(爆)
#って、単にワイパーに手袋刺して干してるだけだよ(^^;
首都高湾岸線を営業トラック達と一緒にのんべんだらりんと走って川崎陸事到着。
#だってぶつかったり立ちゴケとかしたくないんだもん。今日は車検だから特にね。
川崎陸事です。あっち〜の(汗)
丁度お昼休みなので、納税事務所の建物に入って涼みつつジュース飲みつつ時間待ち・・・
13時になったところで、受付。ラインに並びます。
前のZRX1100(1200?)の検査中・・・
ここまではいつもとまったく同じ車検でなんら問題なく進行していましたが、
不安材料だったHIDランプに交換したヘッドライトの光軸検査でNGが出る(汗)
何回か測定したんですが、検査官曰く・・・
”う〜ん。左に少しずれていて、全体的に下向きかな・・・”とのこと。
NGではありますが、検査は最後までやります。
最後に排気音量測定。5250rpmまで空ぶかしで回して測定。
排気音量は94dBでOK。(BEETのマフラーってメンテしてるのもあるけど14年使って規制値内って凄くないですか?)
ってことで、NGが出た光軸をなんとか通すべく隣の予備検場に行き、再調整してもらう。
こちらの作業員曰く・・・
”これ、ディスチャージだよね? H4のコンバージョンだと通らないこと多いよ。
とりあえず調整できるだけやってみるから・・・なんて言われた?”
と、言うことで、先程の検査官に言われたことを伝えて調整。
とりあえず調整はしたんだけど、L/Hを切り換えると光軸がずれて測定器の値が変わるのが解る位(汗)
作業員の人から、”右より左側のほうが通りやすい”と言う裏技?も教えてもらい挑戦。
”ダメならまたおいで。受かるまでは何回でも調整するから” とのこと。
#つ〜ても終わりにしたいと思うのが普通の人だよね?(^^;
これでダメなら・・・ハロゲンに戻すか?
・・・と、思いつつ再検査と言うことを伝えて再測定。
結果は・・・やっぱりNG(汗)
”コレ・・・たいして変わってないよ?”と検査官に言われるし(汗)
なんでも、光の明るい部分が2箇所あってそれを機械が補足、測定不可能になってるのだと。
ここで、私の腹は決まります。
HIDを諦めてH4ハロゲンに戻して受けよう。
そうと決まれば時間もありませんからさっさとやるしかありません。
予備検屋さんの一角をお借りして、車載工具でアッパーカウルを外していきます。
#マニュアルとかには出ていないのだけど、自己流でアンダーカウル着いたままアッパー外す技があるのだ(笑)
20分も経たないうちにHIDのバーナーを外し、ヒューズも外してキャンセル。
もとからあるコネクタにH4バルブを装着して完了(笑)
これでどうだ?
と言うことで、光軸調整をする機械に持っていくと・・・
作業員曰く・・・ ”これ、凄い暗くて測定出来ないよ?”とのこと。
見てみると確かに赤っぽくて電圧が低いような点灯状態。
・・・でもアースとかは問題ないんだけどなぁ・・・ ってなると、コネクタとかスイッチの接触不良か(汗)
#後日配線図を見てみると、アースラインはポジション、ウィンカーと同じでこちらは問題ないので
#やはりスイッチ回りの接触不良だったようです。
ここで、一つピンと来たのは、
このZZ-Rは新車で買って即ライトリレーキットを装着している。
つまりまともに純正ハーネスでライトを点けたことがあるのは納車までの時だけだということ。
・・・多分接点が長年の低電流で錆が発生、接触不良気味なのではないか?と。
#事実、最近HIビームにすると点灯しないことがあった。
そうなったらその接触不良の箇所を治すしかありません。
まずは、カウル内張を外し、ガソリンタンク下のハンドルスイッチのコネクタを抜き差しして接触を確保。
当然、エンジンはアッチッチなので、手にはやけどができました(T T)
・・・でも、今は痛いとかそう言うことを言ってる場合じゃありません(汗)
コネクタ回りは特に問題なさそうなので、あとはスイッチ回りの接触不良と思われる部分を治すだけです。
治すったってね・・・
単にライト付けたり消したりとか、LO/HIをバチバチ何回もしつこくやるだけなんですけど(^^;
これを100回近くやったあたりから、たまに明るく着くようになってきました。
(電球類のスイッチは特にそうなのですが、点灯、消灯の時に一番電流が流れるのでその時に接点が
焼かれて綺麗になり、抵抗が減ります。もっともスイッチの容量が少ないと過剰に焼けて焼き付いてしまいますが・・・)
これで・・・光軸測定してもらうと・・・
エンジン回転を少し上げてやっと規定値ギリギリってところまでは出ました。
ついでに、メインハーネスの配線のコネクタも抜き差しして接触を確保しておこう・・・
と、色々とやったところかなり明るくなりました。
おしっ。これならいけるだろう?
と、言うことで再びラインに並びます。
陸事って14時はお休み時間なのかな?
全てのラインが止まっていました。
開始後、再測定。
今度はイッパツOKでした(^^)v
いや〜 大変だったよ・・・・
これで晴れて2年先まで乗れる・・・と。
・費用総まとめ
今回の車検と整備にかかった費用は以下のとおりです。
用紙代 30円
点検簿 60円
証紙代 5000(重量税)+1400(検査手数料)円
自賠責保険 19620円
部品代 95979円
内訳:冷却系ホース全て、燃料ポンプ、ラジエターキャップ、オルタネータのブラシ、PLOT製メッシュホース、
RK製シールチェーン&純正のスプロケ+交換工賃
ケミカル用品代 3870円
内訳:LLC1L、ブレーキフルード1L
工具代 2361円
内訳:ko−ken製1/4sqソケットレンチ
予備検代 2100円
有料道路代 1200円(首都高往復)
ドーピング剤(爆) 150円
以上、合計で 131770円かかりました。
この他にプライスレス(爆)としてかかったものとしては・・・
手のやけど(爆) 3カ所
有給休暇 2日
整備に要した日数 実働2日
と、なりました。
今回は高額部品の交換が多かったため、お金が結構かかりました。
それでもお店に出すと、工賃で10万近くかかるとのことでしたから整備内容からしたら格安と言えば格安。
もっともその分だけ私の時間と手間がかかっているといえばそのとおりですが。
まぁ、これで次の車検までまた乗れますし、自分で車両の状態をきちんと把握出来ていますので安心と言えば安心
(一番信用出来ない輩が整備してるから不安っちゃ〜不安?(爆))ですけどね。