DIYメンテナンスのページ(単車編)
ZZ-R関係のメンテナンス記録です
ご参考にしてください。
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

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 ・走行装置
  タイヤ、ホイル、ホイルベアリングの点検です。
  ・タイヤの空気圧、亀裂、損傷、摩耗
   まぁ、このあたりは特に普段から気を付けているものでしょうし、あえて書くものでもないでしょう(笑)
   溝の深さはノギス等で測定して、記載しておきます。
  ・ホイルナット、ボルトのゆるみ
   レンチ等を使って増し締め、緩みの点検をします。
  ・ホイルベアリングのガタ
   こんな感じで左右に揺すってみてガタガタしていないか確認します。
   
   ガタがある場合は当然ベアリング打ち換えや、シャフト交換です。

 ・緩衝装置
  リヤサスペンションです。
  スイングアームを揺すってみてガタがないこと、リヤショックの油漏れがないことを点検します。

 ・動力伝達装置
  クラッチ、ミッション、チェーン関係です。
  ・クラッチレバーの遊び、作用
   要は普通にクラッチ操作ができることです。
  ・トランスミッションの油漏れ
   エンジンの項目と重なりますが、油漏れがないことを確認します。
  ・チェーンの緩み、スプロケットの取り付け状態、摩耗
   チェーンの遊びや、スプロケの摩耗状態の点検です。
   錆びてキュルキュル音が出ていたりしたら間違いなく交換です。
   まあ、イマドキのシールチェーンは給油等を定期的にしていればそんなに壊れないですけど。

 ・電気装置
  プラグ、バッテリです。
  ・点火プラグの状態
   プラグを外して点検します。
   ・・・と言うか、かぶっていたらキャブOHやら再調整やら点火タイミング確認やらと大変なのですが。
  ・点火時期
   ZZ-Rはポイント点火ではなく、フルトランジスタの自動調整タイプなので、
   エンジンが正常に回るのでしたらチェックだけでOK
   点火系統の不備で不調ならば、イグナイタ等々の総交換ですし。
  ・バッテリの液量、比重、ターミナルの取り付け
   バッテリの液量等を点検します。
   ターミナルは錆びていたりする場合は、ワイヤブラシで磨いて接点グリスやシリコングリスを塗っておきます。
  ・電気配線の接続部の緩み、損傷
   車体各部の配線を目視し、被覆が破けて芯線がむき出しになっていないか?
   コネクタがきちんと接続されていることを確認します。

 ・原動機
  エンジン関係の点検です。
  ・排気の状態
   ZZ-Rの場合は4ストですから、排気は見た目は無色のはずです。
  ・エアクリの状態
   エアクリが汚れていたら清掃or交換です。
   今回の自分の場合はプラグ、エアクリは先日まとめて交換してますから点検のみです。
  ・原動機のかかり具合、異音
   ドコまでが異音と言うかは微妙ですが、
   普通にチョーク引いて始動出来れば問題なしです。
  ・低速及び加速状態
   こちらは、後程クーラント入れ替えの時にエア抜きついでに試走するのでその時に確認しますが、
   まあ普通に走れればOKです。
  ・エンジンオイルの漏れ、量、汚れ
   こちらは通常から気にすることが多いと思いますので内容は省略します。
  ・燃料漏れ
   燃料が配管などから漏れていないか確認します。
   燃料ホースも古い車両の場合は5〜7年位で定期的に交換が良いと思います。
  ・キャブのリンク機構の状態、スロットルバルブ、チョークバルブの状態
   こちらはチョークが作動して、通常どおり始動が可能でアクセルに合わせて回転が上下すること、
   引っかかりがないことを確認します。
  ・冷却水の量、漏れ
   冷却水漏れがないことを確認します。
   私は大抵車検毎にクーラントを抜き換えてます。

 ・灯火装置等
  ライト、ウィンカー等です。
  この部分につきましてはかなり厳しく見られますのでしっかり点検しましょう。
  ・灯火装置、方向指示器、警報器の作用
   エンジン始動して、ライト点灯、ウィンカ、ブレーキを作動させてランプ類がちゃんと点灯することを確認します。
   
   ホーンも鳴ることを確認します。
   今回、自分のZZ-Rの場合はライト内部のポジションランプが玉切れしていましたので交換しました。

  ・施錠装置の作用
   単純にキーロックできるか?と言うことです。
  ・計器の作用
   各メーター類が作動することを確認します。
  ・エクゾースト・パイプ、マフラの取り付けの緩み、損傷、機能
   マフラーがきちんと取り付けられているか確認します。
   今回はちょっと緩んでいましたので増し締めしました。
   また、サイレンサーが損傷してウルサクなっていないかも確認します。
   基本的には音量測定なのですが、大抵は検査官の主観によるようです。
  ・フレームの緩み、損傷
   フレーム言わず各部のネジをレンチ、ドライバを使い緩み確認、増し締めをしておきます。
   点検したところステップ廻りが少し緩んでいました(汗)
  ・シャシ各部の給油状態
   リンク、レバー等可動部分の給油状態のことです。
   必要に応じてグリスアップしておきましょう。 

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