DIYメンテナンスのページ(Ninja
ZX-14R編)
Ninja
ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて
・立ちゴケ修理
・常時12V電源の取り出し
・立ちゴケ修理
自立出来ない乗り物のバイクに乗っていたら仕方ない面はありますが、
出来れば起きないで欲しいのが転倒です。
ZX-14Rでは納車から約1年程経験していませんでしたが、
サイドスタンドを出し忘れたまま傾けてコケるという・・・
なんとも間抜けで格好悪い悲しい立ちゴケをしてしまいました。
やってしまったものは仕方ないので、その修理をしました。
スライダーの傷
これについては元々転倒に備えたものですのでヤスリで表面を誤魔化す程度にします。
ミラーの傷
こちらもこの画像では簡単にタッチアップ済みですが、
私的にはぱっと見解らなければ良いので簡易に補修します。
アンダーカウルの傷
下部ですし、覗き込まないと解らないのでコンパウンドで磨いて残った傷を
簡単にタッチアップしますが・・・
何故かエクボ???
何かに押されたのかな?
・・・ということで左カウルをバラして確認すると・・・
これが当たったようです
裏側にもホースが走っているので、それに干渉しない程度に奥に引っ込めました。
マフラーの傷
幸いにエンブレム端、マフラーバンド部の小傷だけで言わなければ解りません。
ここは放置(^^;
ステップ部
バンクセンサーのボルトが折れてしまいました。
中にボルトの一部が残っているのですが、小さいボルトのため抜き取ることは困難です。
値段もそんなにしないのでここは交換です。
ステップは、カワサキのHPでパーツ検索してみると約5000円程度するようです。
では・・・ということで、ヤフオクを見てみるとほぼ新品?
と思われるステップ左右が1万円そこそこで出品されていたので落札しました。
落札したステップ
このステップは、08型のZZR1400とのことでした。
部品そのものはZX-14Rと同じです。
どうやら納車前?にバックステップに交換したものの余剰品のようで、
使われた痕跡が全くありませんでした。
今回使うのは左ステップ単体のみですが、他は予備部品として保管しておきます。
ステップを分解して移植。
傷付いた塗装箇所は、部品を車体から外してタッチアップしました。
模型用面相筆を使います
細かい部分の塗装にはタッチアップペイントの筆だと太すぎるし、
塗料が付きすぎてタレます。
そこで模型用の面相筆を使いました。
塗料は、自動車用のタッチペンを使用。
アンダーカウルは汎用黒(T202:トヨタ用の黒)
ミラーは汎用つや消し黒
で塗装しました。
黒色は小傷や手垢汚れは目立ちますが、再塗装の観点からすると楽で良いですね。
ミラーの傷
タッチペンとつや消し具合がイマイチ合わないのですが、
乾燥後に液体ワックスを塗って仕上げたところ目立たなくなりました。
未塗装部分の傷仕上げ
大きなガリ傷は消せないですが、
浅いガリ傷は耐水ペーパーの240、600、2000番で水研ぎをして
最後にコンパウンドで磨くと結構良いところまで誤魔化すことが出来ます。
アンダーカウル部分
こちらについては傷の箇所を極細めのコンパウンドで磨いた後、
ブツブツの傷部分に面相筆で黒色を埋め込むように塗ったところ、
覗き込まないと解らない位にまで修正出来ました。
最終的にはどこまで気にして、どこで妥協するか次第ですが、
今回はこのくらいで手を打ちました。
#実際のところ、他人は気にしているようで気にしていないですしね(^^;
・常時12V電源の取り出し
シガーソケット電源はシート下のナンバー灯の配線から分岐させて追加してあったのですが、
走行時よりもキャンプで駐めている時に充電したいケースが多々あります。
そこで、常時12V電源を引き出すことにしました。
・常時12V電源の箇所の検索
バッテリから直接引っ張りだしても良いのでしょうけれど、
ZX-14R、ZZR1400系はフレーム部分に格納されているので結構引き回しや
メンテナンスの時が面倒です。
そこでシート下かハンドル回りのどこかで引き出せないか探してみました。
サービスマニュアルを見てみると・・・
ヒューズボックスNo.2のHEAD2、ECU、ABSにバッテリからの電源が来ているようです。
ECU、ABSから引き出すのは万一のトラブル際に致命傷になりかねないのでパス。
残るはHEAD2ですが、こちらは右側ヘッドライトのみ接続されているようなので、
これなら最悪片目で走ることも出来ると判断。
ここから分岐して引っ張ることにしました。
・ヒューズボックスNo.2のHEAD2ヒューズを外して端子を引き抜きます
ピックツールで爪を起こして外します。
車体外側のオレンジ色配線はバッテリ直接続なのでショートさせたりしないように!
ヒューズ通過後の白/青の配線を引き抜きました。
端子に半田付け
半田付けが出来ない場合には、
エーモンなどから販売されている15Aヒューズから取り出し出来る分岐配線でも良いと思います。
ただし、取り出す配線は必ずスペアヒューズ側になるようにしましょう。
+12V取り出し側のギボシは必ずメス側にします。
#オス側にすると車体金属部分と接触するとショートしてしまうので
念のためヒューズボックスを設置して3Aのヒューズを取り付けました。
ヒューズはECU配線の下に配置
2極コネクタを介してシガーソケットを接続
必要なかったら外してシート下に格納しておけるようにしてあります。
こんな感じになります
使ってみるとエンジン停止でも充電出来るのは便利です。
車のほうでも常時12V電源で充電できるようにしたくなりました。
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