DIYメンテナンスのページ(Ninja ZX-14R編)
Ninja ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

・ZZR1400用スリップオンマフラーとの比較

・HID取り付け

・レバー類の調整、グリスアップ


・ZZR1400用スリップオンマフラーとの比較
 webで調べてみると、
 フルエキはNinja ZX-14Rと互換有との情報がありますが、
 スリップオンマフラーについては情報を見つけることが出来ませんでした。

 そこで試してみました。

  検体はBEETのマフラー

 ZZR1400で使っていたBEETのナサートRスリップオンです。
 サイレンサーにフレアパタンの焼き色が付いているので
 今度の愛車には合っているんじゃない?

 ・・・と、思って処分せずに残しておきました。

  左側マフラーの比較

  パイプ部分の角度、形状が違います

 マフラーの曲がり具合がZZR1400の方が多いです。
 また、集合部分からの長さも短くなっていました。

 装着してみると、サイドスタンドがパイプにぶつかってしまいました。

  右側マフラーの比較

 こちらについては、差し込み角度、長さ共に合いませんでした。
 無理矢理はめ込んでみると、サイレンサーが明後日の方向に向いてしまいました。

 ・・・というわけで、
 ZZR1400のスリップオンマフラーは

 残念! 使えません!

 ・・・と言う結論です。
 でもこのフレアパタンのサイレンサー使いたいな〜
 パイプ部分だけNinja ZX-14R用を手に入れて使おうか・・・?

 厳密に言うと、今のバイクでは政府認証を受けたマフラー以外は
 仮に音量規制値や排ガス規制を通ってもNGなのですが・・・
 #とは言ってもそれで取り締まりを受けたという話も聞いたこともないですが

・HID取り付け
 ETC取付の際にカウルをバラして見ていたのですが、
 スペースがあるようでないようで?
 のNinja ZX-14Rですが、やはりHIDは点灯時の白く明るい光と
 点灯時の色味が変わっていくアクションがファッション性も高いので
 取り付けました。

 webを見てみるとスペースの関係からなのか?
 既に使っている人がいるから皆さん真似をしているのか?
 中華製NB品のインバータ一体型のHIDを使っている人が多いようです。

 私の使っているHIDは、インバータ+イグナイタの構成なので
 インバータの置き場所をどこにするか?

 ・・・が、一番の問題になりますので、どこに置くかカウルをバラしながら考えてみました。

 ・インバータの設置場所の検討
   やはりセンターカウル裏側がよさそう?

  アッパーカウル側かフレーム部分にインバータも取り付けられると
  センターカウルを分解するときにいちいちコネクタを外さずに済むので楽なのですが、
  インバータの大きさがそれなりにあるのでコネクタの脱着性を考えた結果、
  ZZR1400と同様にセンターカウル内に置くことにしました。

  そのセンターカウル内ですが、上の写真の様にZZR1400よりもかなりスペースがあります。

  カウルを分解する時にはアッパーカウルと泣き別れした後に
  ウインカーのコネクタを外しますのでその時に一緒に取れるように設置すれば良いだろうと考えました。

 ・バーナーとイグナイタはアッパーカウル側に装着します
   こちらはZZR1400と同じです

  ZZR1400のHID取り付け記事も参考にしてみてください。
  イグナイタは左右ライトの間に両面テープで固定しておきました。

 ・インバータを設置します
  左右センターカウルの内張にネジで固定します。
  内張はセンターカウルに
  タッピングビス、プラリベットで取り付けられています。
  
   右側内張

  仕向地によってはここにキャニスターが取り付けられています。
  ブライト正規輸入車にはキャニスターが付いていないのでこのステー類をニッパやカッターナイフで切り取ります。
  左側は特にステー類はありません。

   内張に穴を開けました

  ・・・ここまでくるともう後に引けませんね(^^;

 ・バラストを固定します
  ベロフ Spec GialloのインバータはM5ビス3本にて取り付けします。
  なるべく目立たない方が良いだろうと思って
  ホームセンターでブロンズメッキされたトラスネジを買ってきて取り付けしました。

   取り付け完了

   ビスはこんな感じになります

  バラストを取り付けた内張をセンターカウルに戻して組み立て。
  空間がたっぷりしていますので、余った配線はここにすべて押し込むようにして取り付けしました。

  点灯確認(Lowのみ)

  点灯確認(Low+Hi)


・レバー類の調整、グリスアップ
 前のZZR1400の時にも感じましたが、
 最近の新車は可動部分のグリスアップが必要最低限しか塗られていない印象があります。
 ラジアルポンプのマスターシリンダの場合、
 レバー内に筒形状の軸受けが入っていてそこが渋くなると重くなったり操作感が悪くなるので
 分解して給油しました。

  マイナス+10mmレンチで分解します

 分解してみると、塗られてはいますが本当にごく僅かという感じ・・・

  この中の筒に給油します

  細めのマイナスで給油します

 給油のコツですが、
 ・マイナスドライバをヘラ代わりにグリスを塗る
 ・穴にドライバを突っ込み、左右にグリグリ動かしているとそのうち一回転してグリスが出てきます
 ・余分なグリスはゴミを呼び込む元になるので拭き取ります

 これをたまにやるとクラッチやブレーキのタッチも良好です。

 また、ハンドルとレバークランプの締め付けですが
 レバーを上下に叩くと動く位の締め込み具合にしておくと、
 万一の転倒の際にも力が逃げるのでレバーが折れる確率がぐっと下がります。
 #オフ車等ではよくやられている手法です

  上側はしっかりと締めて下側をやや緩めに締めます

 私は締め込み加減を確認出来るようにペイントマーカーでマーキングしています。

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