DIYメンテナンスのページ(Ninja ZX-14R編)
Ninja ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

・リヤブレーキローターとパッド交換
 車検の際に微妙な残量だったリヤブレーキパッドの交換と、
 フロントのブレーキローターの摩耗を指摘されて先に交換はしましたが
 私の確認した感じではリヤ側のほうが摩耗している感じがしたのでローターも交換することにしました。

  かなり減ってますね

 どうせローターも交換するんだからパッドもぎりぎりまで使っちゃえ・・・
 と放置をすること2000km程度走行(^^;

  ピストン回りを清掃しておきます

 先日、ホイールベアリングを交換してもらったバイク屋さんからは

 ”ご自身で結構手入れされてますね。今までこんなに綺麗なブレーキピストンまわりは見たことがない”

 ・・・とは言われていましたが、
 そこからそれなりに走っていますし、ピストンを戻す時にダストを噛み込むのも嫌なので掃除しておきました。
 この状態でブレーキ操作はせずに仮止めしておきます。

  仮止め

 ・ホイールを外す前にローターの固定ボルトを緩めておきます
  業者さんだったらホイール外した後でもインパクトレンチで一発!
  なのでしょうけれども、ハンドツールで行いますので力が掛けられる状態の時にある程度緩めておきます。

  センタースタンドの場合にはギヤを入れて後輪が回らないようにしたり
  サイドスタンドの場合には勝手にスタンドが跳ね上がらないように輪留めなどを入れて緩ませます。

   ガッチリと締まっています

  私の場合は380mmのロングスピンナー+HEXソケット+200mmエクステンションで緩めました
  この位置あたりじゃないと緩ませることが出来ないので
  ホイールを回し、固定して緩ませるという作業を4本分実施しました。

 ・センタースタンドで固定してリヤホイールを外します
  リヤホイールを固定している36mmのアクスルナットがこれまたかなりガッチリと締まっています。
  車載工具にもこのナットの工具は入っていますが正直これじゃ無理だと思います・・・

   外れたリヤホイール

  外す時はタイヤの下に板を適当に入れて隙間がないようにして外すと楽ができます。

  外したローター(左)と交換するローター(右)

 純正部品のローターにしようかとも思ったのですが、
 製造元のサンスター製の互換品が安かったので今回はそちらをチョイスしました。
 取り付けする前にローター表面はパツクリを使い脱脂しておきます。

  ボルトとガスケット

 ねじロックが付いているのでボルトも交換します。
 #使いまわしても大丈夫だとは思うんですけれどね。サービスマニュアルには特に記載ないし

 ガスケットは主に鳴き止め用途だと思いますがこちらも準備しておきました。

 ホイールのねじ山に残っているロック剤の掃除に少々時間がかかりました
 #タップを持っていなかったのでパツクリ+古いボルトで回しながら掃除をした

  装着して仮止め状態の画像

 ホイールを外した状態で作業する場合、反対側のスプロケットやリムの養生が必要ですが
 車庫の側面の壁にタイヤを立てかけて作業したところ上手くできました。

 ローターを外したついでに普段手が入りにくい部分の掃除もしておきました。

  純正じゃないから仕方ないですが・・・

 ローターの形状が違うため、ホイールの当たり面のガスケットが丸見えですね。
 掃除する際にガスケットを触って曲げちゃいそうです。

  もとに戻していきます

 ウェーブローターじゃなくなるのでちょっと雰囲気が変わりますが、
 まあ・・・マフラーとかの陰に隠れているしわかりづらいか・・・(^^;

  パッドの新旧比較

 結構ギリギリですね(^^;
 本来はもう少し早めに交換すべきだと思います。

 ・ブレーキを操作してパッドをローターに当て、作動確認。
  リザーバータンクのダイヤフラムの歪みをもとに戻しておきます。


   フルードが茶色い・・・

  半年くらい前にエア抜きしたのになぁ・・・
  リヤはなぜこんなに変色するのが早いんだろう・・・
  #私の走り方の問題もあるのかな?

   というわけでエア抜きも実施

  ZX-14Rのリヤキャリパーってピストン毎にブリーダーがあって
  チェーン側ピストンのブリーダーが工具の回し角度が取りづらくて少しやりにくいんですよね。
  #私はショートメガネレンチを使います

   これでOKかな?

 終わった後はキャリパー周りに水をかけて飛び散ったフルードを流しておきました。

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