DIYメンテナンスのページ(Ninja ZX-14R編)
Ninja ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

・シート下の工具入れの取り換え

・テールライト交換

・シート下の工具入れの取り換え
 ZX-14Rの車載工具は正直・・・
 いろいろと入っていますが品質はZZR1100の頃に比べて落ちていますし、
 実際にトラブルに遭遇したときにこれらを使ってどうにかなるレベルのものではありません。

 そこで私はカウル内張や電球交換ができる程度の工具のみ車載し、
 タンク後ろ側にドライブレコーダと一緒にビニールバッグにまとめて入れてあります。

 空いた工具入れスペースには、
 車検証等の濡れたら困る書類、ETC車載機、常時電源配線
 を入れてあります。

  工具入れの中

 先日ETCのカードを脱着していたところ、蓋の蝶番部分が切れました(T T)
 所用でバイク屋さんに行ったついでに部品を頼み、交換します。

  工具入れ

 蓋つきの箱になっています。

  切れてしまった蝶番

 バイク屋さん曰く、

 ”結構切れるんだよね。ここ”

 ・・・とのことです。
 特にパンパンに中身を入れておくと切れやすいそうですが、
 私の場合は書類、ETC、配線しか入ってないからなぁ・・・

 蓋側にETC車載機を取り付けていたのも壊した原因のようなので、置き方を見直してみます。

  4mm HEXボルト4本で止まっているだけです

 工具入れはリヤの内張にボルト4本で止まっているだけです。
 開けたところに見えるボルトを外すと簡単に取り外せます。
 あとは、ヒューズボックスが引っ掛かっていますのでマイナスドライバーで爪を引っ掛けて外します。

  配線通しの溝を作る

 ETCの配線と、充電用常時12V配線を通すための溝をリューター、ニッパーで削って作りました。

  車載機はこんなふうに格納

 ガタガタ動かないように底面にはマジックテープを貼ってあります。
 配線はシートのゴムラバーが当たらない位置に這わせておきました。

・テールライト交換
 3回目の車検の際、テールライトのLEDが一か所不点灯で落ちました(T T)
 詳細は別途車検記事をご覧ください

 しばらくは純正のテールライトで走っていましたがやはりクリアテールは安っぽい・・・

  いかにもな樹脂感・・・

 ノーマルはこれだからいいじゃん?
 ・・・そのとおりなのですが個人的にはやっぱりこういうのは気になります。

 そこで再びテールライトにスモーク塗装をしてもらおうと思います。

 サードパーティのスモークテールライトや、レンズカバーも売られておりますが・・・
 色が濃すぎるのと、LEDの光り方が気に入らないんです。

 となるとやっぱり純正を加工するしかありませんが、ノーマルの部品はできれば取っておきたい。
 そこで、中古部品を入手しました。

  下が入手した部品

 ヤフオクで探したのですが、
 安いものだとビス止め個所にヒビが入っていたり、レンズが割れていたりするものだったりしたので
 今回はアップガレージで購入しました。
 こちらは九州の地よりやってきました。

  点灯確認

 問題ないですね。
 ZZR1400用のテールライトを入手しましたが、
 レンズの刻印などが微妙に異なっており、年改でマイナーチェンジをしているようです。

 テールライト下側のスポンジテープが無かったのでこちらは部品手配しておきます。

 塗装は以前ウインカーの塗装をお願いした、
 東京都大田区にあるプロフィットという小物塗装の業者様にお願いしました。

  3種比較してみた(^^;

 一つは故障していてゴミとはいえ、テールライトを3個も所有している人もそうはいまい・・・(^^;
 左上が今回塗ってもらったもの、下が今まで使っていたものです。
 オリジンは右上のものです。

 こうしてみると色を塗るだけで雰囲気が結構変わるものですね。

 テールライトはリヤカウル左右を外し、タッピングビス3本を緩めて外します。

 ・リヤシートを外し、グラブバーを外します
  12mmソケットレンチで外します。

 ・カウルを止めている六角ボルト6本、プラスビス2本、プラリベット2個、
  左右荷掛けフックを外してリヤ周りのカウルを外します
  
  4、5mm HEXレンチ、プラスドライバーでバラバラになります。
  このあたりは見えているボルト類を外せばいいだけなので画像は省略します。

 ・ヒューズボックスを固定ステーより外します
   ヒューズボックスの固定爪はこんな感じ

 ・できるだけシャフトの長く、細身のプラスドライバーを使いタッピングビスを回してテールライトを外します
   長くないと届かない

  私はこの作業の時には250mmくらいの長くて細いシャンクのNo.2プラスドライバーを使っています。
  使う工具によっては工具入れも外してしまうほうが良いかも?

  良く割れるビス止め個所

 自身の未塗装のテールライトもヒビが入っていました。
 材質表示を見て、アセトンで接着可能と判断したのでアセトンで接着しておきました。
 このテールライトの樹脂ですが、妙に柔らかくて、早く接着できたので実は殻割りにも使えるのかもしれない?

  スポンジテープを張り付け

 いつの頃からこのテープが使われているんだろう???
 ZZR1400の頃はなかったような気がするんだけど。
 このテープは純正部品で出てきます。

 レンズ部分は塗装済みなので市販長持ちワックスを塗っておきました。

 ・元通りに戻して取り付けていきます
   ビスを落とさないように注意

  手狭な場所なのでタッピングビスを落とすと拾うのが大変な場合があります。
  充分に注意。

  この個所に限った話ではないのですが、
  樹脂パーツにタッピングビスを再度ねじ込む時は既に掘られていたねじ山に入るように合わせこんで締め込みましょう。
  特にこのテールライトに限って言えば割れていることが多いのでね・・・

  新

  旧

 薄くスモークが入ったおかげで、反射板の形状や造形がはっきりとしてカチッとした印象に変わりました。

  尾灯を点灯した状態

 視認性も問題なさそうです。

  斜め後ろから見た感じです

 この角度からだとノーマルと何か違うのかな?

 ・・・って感じですね。

 確かに色見をもっと濃くすれば、明らかに違ってカスタム感は出るのですが
 普通っぽいけれど、並べて比べるとなんか雰囲気が違うね・・・
 という微妙なさじ加減のところが個人的には及第点かなと思います。

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