DIYメンテナンスのページ(Ninja ZX-14R編)
Ninja ZX-14R関係のメンテナンス記録です
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて
・緊急事態宣言下のメンテナンスあれこれ
緊急事態宣言が出て、不要不急の外出を自粛するように通達が出ました。
一人で移動する場合などはバイクは機動性も高いし、
手持ちの車両の中では燃費も最も良い車両ですが・・・
バイクの場合、転倒や事故等、何かあった場合に医療機関にお世話になることが多いので
リスクが大きすぎると判断をしてできる限り乗るのを控えることにしました。
とはいってもガソリンが腐るのも困るから時々は近所を気を付けて乗ることにします。
ZX-14Rは新車から5年4.5万km程の走行ですから特に壊れている箇所等もありません。
基本的には車体を磨くことがメインとした作業をしていきます。
・フロント周りの清掃
フロントフェンダーを車体から外して裏側も綺麗に掃除。
塗装面は細かい傷が付いていたので極細のコンパウンドで磨いた後、長持ちワックスをかけておきました。
顔が映るくらいピカピカになった
ボルト類も雨や跳ね石で汚れや錆が出ていました。
そこで車体から外してワイヤーブラシで錆を落とし、磨いておきました。
ホイール部分は三角形のスポークの隅っこに汚れが溜まるのですが毎回ちまちまと掃除するのも面倒だったので
こういった箇所も古歯ブラシに長持ちワックスを塗ったもので擦って綺麗に磨いておきました。
リム部分はフェンダー部分と同じように極細コンパウンドで磨くとツヤツヤになったので
仕上げに長持ちワックスを塗って仕上げました。
ホイールもピカピカに(^^)
終えた後、ピカピカに輝く前周りを満足気にしげしげとみていると
#この行為を盆栽という(^^;
ディスクローターのウェーブ面にダストカスが固着しているのが目につきました。
・・・気に入らん
(^^;
ワイヤーブラシで擦ると綺麗に落ちましたのでここも磨いておきました。
自粛要請されている期間はまだまだありますので
今日のところはこのくらいで勘弁してやろう(笑)
・リヤ周りの清掃、磨き
フロントまわりが綺麗になってご満悦なので(^^;
後ろも同様に磨きます。
フェンダー内張も掃除
普段は面倒だし、ちょっとでも走ればすぐに汚れますからこんなところまでわざわざ掃除しません(^^;
今回はしばらく乗らない予定ですのでフェンダー内張も綺麗にしておきました。
水洗いして、簡単系のワックスを塗って仕上げました。
舐められる位綺麗になりました(笑)
#勿論舐めませんよ!(^^;
チェーンカバーも外して掃除
チェーンルブのカスが結構付着していますが、
これもCRC5-56で拭き上げてから油汚れが付きにくいようにシリコンスプレーで艶出ししておきました。
ナンバープレートも外して掃除
ナンバーのフレーム部分の普段触らない場所も綺麗にしておきます。
ナンバーは字体の淵の部分をワックスを歯ブラシに付けて擦って汚れを落としておきました。
ナンバー外すとフェンダーも掃除しやすいです
普段手が届かない場所も綺麗にしておきます。
ナンバーを取り付ける時に気が付いたのですが・・・
結構取り付け位置について上下左右の幅があります。
些細なところですが、こういうところをきっちりとしておくと見た目が変わるので
フェンダーの中心にある成型ラインのところにナンバーの”−”が来るように調整して、
上側に持ち上げた方がナンバー灯との距離が近くて締まって見えるのでその位置でボルトを締めておきました。
一通りリヤ周りの磨きを終えて、しげしげと満足気にバイクを眺めていると・・・
#盆栽(第2回目)(^^;
センタースタンドのところに錆が出ているのが気になりました。
・・・気に入らん(^^;
・センタースタンド部分の錆落とし、タッチアップ
塗装が浮いて錆が出ています
こういう部品の塗装はチャチなので仕方ないとは思いますが、気になりますので塗装します。
ワイヤーブラシで浮いた塗装と錆を落とします
錆止めプライマーを塗ります
乾いたら黒色を塗ります。
使った塗料はSOFT99のタッチペンでトヨタブラック(汎用の黒)です。
こんなもんかな?
走ればまた跳ね石とかで簡単に傷付くのでぱっと見で酷くない程度に仕上げておきました。
ちなみにスタンドの塗装もコンパウンドで磨くと
気持ち悪いくらいテカテカ
になりますよ(笑)
今日はこんなところで勘弁してやるか(笑)
・サイドスタンドの掃除、メンテナンス
さて、今日はサイドスタンド周りのメンテナンスをします。
新車当時からここは一度も分解したことがありません。
適時チェーンルブを軸に噴射してはいましたが、飛び散ったチェーンオイルが付着したりしていて結構汚いです。
サイドスタンド
引きばねをスプリングフックツールで外して、アンダーチューブからサイドスタンドブラケットを外します。
ネジロック剤が付いていますのでかなり堅いです。
外したサイドスタンドブラケット
結構汚い・・・
パツクリ、CRC5-56等で油汚れを落とし、軸受けにはグリスを塗って組み立てました。
グリスは少ないなぁ・・・
新車当時に塗られているグリスが少ないのもありますね。
これでも気にしてチェーンルブ(さらさらで溶剤が抜けるとしっかりグリスになるので)
をたまに塗っていたのですが。
綺麗になりました
引きばねはドライバーを使って、てこの原理で取り付けて完成。
スカーン!
と、新車以上にとても軽快に跳ね上がるようになりました。
今日はこのくらいにしておいてやろう(笑)
・フロントスプロケット周辺の清掃
一通り磨き終わって綺麗になってご満悦だったのですが、
所用片付けついでに街乗りをして帰ってきたらチェーンルブが飛んでいるのが目に留まりました。
・・・せっかくビカビカにしたのに、気に入らん(^^;
ということで左側カウルを外してフロントスプロケットカバー内の清掃をしました。
クラッチを握った状態で固定します
やらなくても後でリザーバータンクを開けてダイヤフラムを直せば良いのですが
ピストンがせり出てくるのを抑えられます。
ざくざくと外しました(笑)
たいして走っていませんのでとても綺麗です。
・・・ルブカスが飛んでた以外は。
クラッチレリーズを外します
1/4の8、10mmのソケットレンチが必要です。
特にスプロケットカバーのボルトが奥まっている箇所にありますのでナットグリップタイプのコマがお勧めです。
ルブカスが付着しています
チェーンルブはいつも最低限度に留めているのですがこのくらいは付着してしまいます。
CRC5-56やパツクリで綺麗にしておきました。
カバー裏面にはゴムダンパーが付いていた
騒音防止のためなのかな???
隙間に小砂利が入っていたので綺麗にしておきました。
綺麗になりました
もう一つ、クラッチレリーズのピストン部分にゴミが結構入ります。
ZZR1400の時にはそんなことはなかった気がするのですが・・・
良く見るとスプロケットカバーの切り欠きに入るホースの本数が変わっていて、
その隙間からゴミが入るのかな???
ということで、その箇所にスポンジテープを貼っていました。
これで結構変わる気がしたのですが、まだ入ってくるので・・・
下側のバリ部分を削ってみた
ゴミが入るのが避けられないのなら、入ったゴミが出ていけば問題は解決するはず。
ということで段差があった箇所を少し削ってみました。
・・・いよいよやることがなくなってきたけれど
今日はこのくらいで勘弁してやろう(笑)
・ステップ周りの清掃、グリスアップ
ちょこちょこと気が向いた時に磨き込んでいたので、かつてない程ピカピカになった愛車。
ツヤツヤで乗りたくない(本末転倒)(^^;;;
しげしげと愛車を見てご満悦だったのですが
#盆栽(第3回目)(^^;
ふとステップ周りの汚れが気になりました。
・・・う〜ん。ここが汚いと良いスーツ着ているのに汚い靴とか履いてるようなもんだな
#そうなのか???
・・・気に入らん(^^;
ということで外して清掃、グリスアップします。
椅子に座ってメンテナンス
Eリングをマイナスドライバでこじって外しました
う〜ん。汚いな・・・
CRC5-56をウェスに付けてグリス汚れを拭き取った後、
簡単系のワックスで磨いておきました。
軸のグリスも乾き気味
以前、バラしてグリスアップはしていますがそれから結構経過していますので仕方ないかな。
リターンスプリングの部分にもグリス+泥汚れが付着していたので
CRC5-56で拭き上げておきました。
パツクリとかでもいいんですが、
単価も安いし、ある程度の防錆も出来るし
乾燥も遅いので油汚れ落とし用途には浸透潤滑剤は結構便利だと思います。
清掃後の各部品
シャフトにグリスを塗り、穴に仮通ししてぐりぐりとやって塗り込んだ後
余分なグリスを拭き取って組み直しました。
ステップがスカンスカンと気持ち良く動くようになりました。
今日はこれくらいで許してやるか(笑)
・・・と、まあこんな感じでちょこちょこと盆栽をして楽しんでおりました。
これに車も手入れをしたい箇所は沢山あったし、部屋の片付けやら、家の手入れなども色々あったので
自粛に飽きたとか、コロナ疲れ?ナニソレ?
むしろ肉体的な疲労の方が凄いんですけど!(^^;
・・・という感じです。
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