東北ツーリング
〜あの日から3回目の春〜
(10/10)
 

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あとがき

 最初に今回買ったお土産品をご紹介します。

  ゼッコーチョーゆべし
 福島県矢吹町の須賀菓子店のお菓子

 何故ゼッコーチョーかと言うと、
 矢吹町出身の現DeNAベイスターズ監督の中畑清氏の出身にちなんだお菓子だからです。

  定番のままどおる

  大木代吉本店のお酒

 他、青森のラグノオというメーカーの”気になるりんご”という丸ごとリンゴを使ったパイも買ってきました。

 次に今回のツーリング費用です。
 キャンプを使ったツーリングの参考になりますかね?

 食費 28187
 宿泊、見学、お土産等 50321
 高速道路代 10340
 ガソリン代 19151
 合計 107999

 こんな感じになりました。

 食費は昼は基本的に外食で、
 途中で美味しそうなものがあったらつまみ食いをするのが私流。

 宿泊の時には朝、夕食は基本的にお願いしています。

 地元の食材を使ったご飯を提供してくれる宿が多いし
 コンビニ等は確かに安いですが全国共通で味気ないので。

 キャンプの時は夕食は2〜3品くらいおかずを用意して、ビール+日本酒、最後にお菓子(^^;
 朝は菓子パン2個+ヨーグルトと言うのが定番です。

 大体夕+朝の食材で一日2000円弱くらいかな?

 こちらはお酒の費用が占める割合が結構高いのでもっと減らせますが・・・

 でもねぇ、折角旅して楽しんでるのだからここはケチりたくないと言うのが本音です。
 一日気を張ってバイクに乗っているのだと思うのですが、ビールを開けるときの至福度はたまらないので。

 8泊8日で宿使用が4日です。
 今回はお酒を結構買ったりしましたのでお土産代が結構かかったかな?(^^;
 あと、松島での宿泊で誘惑に負けて全身マッサージをやっちゃったのも費用がかかった一因(^^;

 基本的には私は地方に出たらあまり高速道路は使わないのですが、
 今回は弘前まで行ってしまいましたので、
 距離を稼ぐために使わざるを得なかったことと、
 利用日が平日だったために割引がなかったのがちょっとかかった要因です。

 ZZR1400の燃費ですが、
 最高が横浜〜いわきの19.67km/L
 最低が弘前〜盛岡の16.34km/Lでした。

 トータルでの平均燃費は18.46km/Lとまずまずの燃費でした。
 燃焼効率とギヤ比の関係だと思うのですが
 ZZR1400は一般的な車両で燃費が良いことが多い郊外の一般道等の流れである80km/h位の巡航よりも、
 高速道路の100〜110km/hでの巡航の方が燃費は良いです。
 なので高速を使うと燃費は良い傾向ですが、高速道路代がかかるのでトータルコストは悪いという・・・

 昨今のガソリン高からするとレギュラーガソリンが使えると嬉しいのですが、
 これは仕方ないですよね。

 最後に今回の旅を振り返っての統括です。

 東日本大震災から3年目の春。
 震災以降、被災地を色々と訪ねてきましたが、3年経つとさすがに変わってきているのだなと感じました。

 特に、岩手県沿岸部は復興が本腰入ってきている感じも受けました。

  陸前高田のかさ上げ工事

 真ん中の看板の位置までかさ上げするらしい。
 10m近く盛るみたいです。

 一方で、福島、宮城県はまだまだかな・・・と言う感じでした。
 福島でも中通り地方はもう日常と変わらないですけれどね。

  福島県・富岡町

 原発避難区域が今後どのように復興していくのか?
 これは日本の未来の縮図のような気もしています。

 東北の景色は何度見ても素晴らしい。
 四季がはっきりしているのが良いと感じる点です。

  岩木山・桜林公園

 地元の人達は、

 ”な〜んもね〜べ〜?”

 と言いますが、日本の原風景的な景色が今も沢山残っていると思うのです。

 ひとくくりに東北と言っても風景はそれぞれ違うと思います。

 自分の印象としては、
 どちらかというと北関東の風景の延長線の福島県
 田んぼが広がっている平野があって、遠くに雪をかぶった大きな山が見える秋田、山形、宮城県
 山に囲まれた小さな平野部に農村風景が広がっている岩手県
 どことなく北海道にも近い感じの空や風景がある青森県

 他にも三陸地方の沿岸部のようなリアス式海岸の景色等、
 面積としてはとても広いので色々な顔があるのも東北地方の特徴かなと思います。

 特に北へ行けば行くほど方言が強くなってきて何言ってるんだか解らないことが出てくるのも東北ならではかな?
 若い人でも結構なまってたりしますからね。
 #それが悪いのではなく、地方色が感じられてとても良いと思うのですが
 #今や画一的な文化を良しとする世の中ではないですから
 #情報や物流面では今は首都圏と全く変わらないですし
 
 噛めば噛むほど味わいのあるスルメのような奥深い魅力のある東北。
 また時間を作って行ってみようと思っています。

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