東北支援旅行
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2011.5.6
 今日は駐車場の案内をしないんで6時頃に起床。
 朝ご飯のパンをかじって着替えて準備。

 天気がイマイチの予報ですが今のところは雨は降っていません。

  8時前には人が集まってきます

 今日の作業の振り分けを始めた時に

 ”今日はサプライズゲストがおります”

 とのことだったんですが・・・

  なんとなんと!

 藤原紀香、大黒摩季、格闘家の武蔵さんが駆けつけてくださいました。
 これにはちょっとびっくり。

 ・・・って、大黒摩季さんは確かご自身闘病生活をしているんじゃなかったっけか???
 こんなことしてて大丈夫なん?(汗)

 ・・・と、こんな出来事がありましたが各自作業を振り分けられて移動開始。

 私は今日は陸前高田の田んぼのがれき撤去作業です。
 現場に行くとトイレとかにも困りますので作業前にトイレ休憩をしたりしてから作業開始。

 津波被害現場を初めてこの目で見ましたが・・・

 標高で天国と地獄がくっきりと分かれているのがとても印象に残りました。
 本当に移動途中はなんともなくて、あるところからいきなりがれきの山になっていました。
 田んぼにぐしゃぐしゃの車があったり、2階だけの建物が漂着していたり・・・
 太いガソリンスタンドの鉄骨の柱がまるで飴のようにぐにゃりと曲がっているのもありました。

 でも、あの時に狂ったように荒れた海が嘘のような静かな青い海が眼下には広がっていました。

 この景色を見ていると本当に悪い夢でも見たんじゃないか?

 ・・・とでも思いたくなる・・・

 えっさえっさと片付けて昼休みに。
 近くのトイレが使える施設までバスで移動しそこで持ってきたパンで昼食。

  移動で乗っている早池峰(はやちね)バス

 バスの運転手さんと色々とお話をしたりした後、再びバスに乗って作業場所に戻り午後の作業。
 今日はとりあえず田んぼの半分だけ片付きました。

  手前が片付けたほうです。

  がれきゴミの山
 #上の写真は田んぼの持ち主の許可を取って撮影しています

 この線路標識ですが、遠く離れていたところを鉄道は走っていたはずなのですが何故かこんなところまで・・・

 津波の破壊力の凄まじさを感じずにはいられなかったです。

 また、この田んぼの持ち主のお爺さんが最後に来てくださったのですが、

 ”津波被害のあまりの凄さに途方にくれていました。
  しかし、見ず知らずの人達が我々のことを思って黙々と片付けてくださる。
  こんなに有り難いことはありません”
 

 ・・・と、言っていたのがとても印象に残りました。
 後でお話したんですが、”ひとめぼれ”を栽培していたそうです。
 岩手のお米は首都圏でも沢山消費していますから、もしかすると私も食べていたかもしれませんね。

 再びバスで遠野に戻りました。

  トイレ休憩に寄った”川の駅よこた”

 さっきの壊滅的な街が近くにあるとはとても思えないような山間の素敵な景色・・・

  戻ってきました

 そして、ミーティング等々を終えて食事。
 今日はバタバタしてたからすっかりと遅くなってしまった・・・

  地酒を買って飲んでみた

 盛岡の酒蔵の桜顔酒造ってところのお酒
 やや甘口のお酒でした。

 ヨッパになって目が回る中(笑)
 体育館で就寝。

 周りの人達のイビキがまるで蛙の鳴き声みたいだ(笑)

 本日の移動ログ
 
 Google MAPに軌跡を重ねています
 
 翌日に続く

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