雪国を訪ねてみる(秋田旅行)
今年最初のお出かけ記は秋田への旅行です。
(1/3)

2006.1.4
 去年の夏、北東北にバイクでツーリングしていたときに地元の人達に何回も言われたこと。

 ”雪国には雪の季節においで(^^)”

 確かにスキー(今はやってないけど)でちょこっと越後湯沢、蔵王、長野に行ったくらいしかありませんので
 いつもの旅スタイルの行き当たりばったり、宿泊予約無し。
 と言う旅はしたことがありません。
 雪の中で、スタッドレスで運転したこともないし、豪雪地帯の生活を見てみたこともない・・・
 バイクじゃ無理だけど行ってみたい・・・

 幸いに、1/4〜6を有給取得出来たので、行こうと決めたのが1/3(^^;
 そうと決まれば早速準備・・・と言うことで、前日に最寄りのJR駅に行き切符を買いました。

 色々と調べてみると、秋田が列車指定の新幹線往復で2.2万円でしたので目的地は秋田に決定!
 #こんな簡単な決め方で良いのか?とは思うが・・・まぁ、私の旅はいつもこんなもんだろう(笑)
 現地では、車で移動と言うことでトレン太君にしました。

 東京発6:56のこまち1号なので、4:30起きして5:30の赤い暴走電車で品川乗り換えにて東京に向かいます。

  東京駅 20番線ホーム

  乗る新幹線です。

 久しぶりに電車での長旅ですが、これはこれでなかなかに旅情があって良いものですね(^^)

 定刻どおりに発車、停車駅は上野、大宮、仙台、盛岡、盛岡からは在来線に入り田沢湖、角館、大曲、秋田と停車です。
 那須高原あたりから、雪が見えてきてだんだんと北国に近づいてるんだなぁ・・・と言う気分になってきます。

 8:30頃には仙台に定刻どおり到着。
 約1.5時間で仙台なのかぁ・・・ 車と違ってやっぱり新幹線は無茶苦茶速いや。
 仙台で出張ビジネスマン達が沢山降りていったあとは、電車はガラガラ。
 盛岡に着くと、外は雪が降っていました。
 ここからは新幹線の軌道を外れて、在来線を走っていきます。

 在来線(田沢湖線)に入ると、単線なのですれ違いのために何回か駅で停車しました。
 どうも、大雪の影響で対向列車が遅れているらしく、何回も時間待ちをしていました。
 臨時停車も何回もありました・・・
 私の乗った列車はまだマシだったみたいですが、後続の列車は秋田までたどり着けずに途中駅で立ち往生とかもあったようです。
 #これが報道された列車だったみたい。

  田沢湖駅。猛吹雪です(汗)

 私の乗ったこまちも田沢湖付近を走行中は猛吹雪により視界不良のため徐行運転でした。

  角館駅にて

 角館でも対向のこまちを待つために30分位停車していました。
 線路が見えないくらい雪が積もってるのがわかりますか?

 大曲(おおまがり)では、在来線が止まってしまっていたため、振り替え客が大挙して乗ってきて大混雑(汗)

 結局秋田には、定刻より1.5時間遅れで到着。

  乗ってきたこまち1号
 ホームとかも雪だらけです(汗)
 でもまだ雪がしんしんと降っています。
 改札では、奥羽本線、男鹿線が運休となって開通の見通しが立たないとひっきりなしにアナウンスしてました。
 #まぁ、私は無事着きましたので・・・(^^;

 トレン太君を借りるべく、駅レンタカーに行き手続き。
 うん・・・やっぱり秋田の女性はチャーミングだぞ(^^)

 遅れたおかげで、お昼時になってしまったので店員さんに教えてもらった西武デパートの地下の稲庭うどん屋さんで昼食。
  稲庭うどんと日替わりごはんセット
 
 稲庭うどんって、作り方が素麺に似てるからかコシはそれほどでもないのですが、
 食感はそうめんのさらに太い感じ。
 つるっとしていてとてもおいしい。

 昼食後は駅レンタカーに戻り、車を借りて出発です。
  3日間相棒となるワゴンRです。途中の道の駅にて

 イマドキのレンタカーって軽でもパワーウインドウはあるし、MD、CDデッキはあるし、ナビもあるし・・・
 さらに雪国だからだと思いますが、4WDだし、除雪道具も載ってるし、フロアマットはゴムマットが敷いてあるし、
 シートヒーター、耐寒ワイパー、ヒーターミラー等々・・・至れり尽くせりです。
 これで一日4720円で借りれるのですから自分の車よりも雪国向けと言う意味では遙かに良いですね。

 R13号を走って大曲方面に南下していきます。
 雪道での走行はスキー以来だし(多分10年近く?(汗))、
 スタッドレスでの雪道走行は初めてだし、こちらの雪道でのお勝手が良く分からないので
 しばらくは様子見でおとな〜しく走っていきます。
 もっとガンガンに飛ばしてるのかな?と思いましたが、大体40〜60km/h位で皆さん走ってるんですね。
 ほとんどの道で、圧雪路面なので案外グリップしますが、たまにアイスバーンになってるところとかもあるので要注意。
 また、轍になってたりする場所もあるので、そういうところだとハンドルが取られちゃうのでちょっと注意が必要かな?

 ・・・なんてな感じでトコトコと走っていきます。

 途中、トレーラーが立ち往生してたりしてた影響で大曲まで2時間程かかってしまいました(汗)
 雪道だと、1km1分って図式は当てはまらないですねぇ・・・

 本当は田沢湖あたりの温泉宿でも宿泊したいなとか思ったのですが、到底無理なので大曲市内にて宿泊場所を探します。
 駅の観光案内所で聞くと、市内(少し離れてますが)にユースホステルがあるとのことなので、そこに決めました。
 晴れていたから傘もささずに車を降りたのですが、戻ろうとすると大量の雪(汗)
 でも、こちらの人達は雪が降っていても傘をささないんですよねぇ。
 #気温が低いので雪で濡れないかららしい。実際私も最初だけであとは全然傘は使っていません。

 ユースにチェックインすると、同じ秋田の湯沢市から来たと言う人と二人だけでした(^^;
 #その彼は、雪ばっかりで外出しないとだんだんブルーになってくるからと気分転換にユースに宿泊しに来たのだそうな。

 部屋から外を見てみると・・・
  手前の雪は屋根に積もった雪です

 おや?さっきまで雪降ってたのに今は晴れてるよ・・・

 程なくして夕食。
  今晩の夕食

  
 
 きりたんぽ鍋(”風”と言っていたが・・・きりたんぽはちゃんと入ってました。しかも自家製)
 秋田豚の角煮、自家製枝豆のあえものサラダ、自家製茄子の辛子漬け、ほうれん草、菊のおひたしでした。
 ごはんは自家精米の勿論”あきたこまち”
 デザートには、六郷の”とうふカステラ”

 ご飯に関しては、ここのYHはなかなかボリュームがあって良いです。

 入浴後、3人で歓談。
  六郷の湧水で作ったサイダー。美味かった

 地元の話とか、雪国ならではの苦労話等々・・・色々と話をして22時過ぎに就寝。

 ・・・やっぱり暖房止めると寒いなぁ(汗)

 翌日に続く


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