北東北・北海道ツーリング


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2005.8.17
 今日も6時位に起床。
 今朝は今までのなかでは一番寒かったです。
 #でもやっぱりシュラフには潜らず布団として使用

 このくらい涼しくなると、暖かいものが恋しくなる
 ・・・と言うことで、お湯を沸かして昨日買っておいたインスタントコーヒーとあんパンで朝ご飯。

  まぁ2週間以上もキャンプ生活していれば慣れたものです

 空を見てみると、筋状の雲が出ていて北の大地の夏はあっという間に過ぎ去ろうとしています。

  林間のキャンプサイトです。

 8時過ぎくらいに、バイクを触れるメカの人が工場に来るとのことなのでそれくらいに美瑛に着くようにのんびりと撤収。
 美瑛に向かいます。

  バイクを預けた寺島商会
 タイヤが入手できないことにはどうしようもないので、つてを使ってもらいタイヤを在庫しているお店をあたります。
 私から要求として・・・
 170/60ZR17(純正採用サイズ)または180/55ZR17(サイズUPとなるがとりあえず使える)でお願いします。
 約1時間程店内で待っていると・・・ 180/55ZR17ならあることがわかって一安心。

 応急処置をしてもらい、旭川のタイヤ在庫を持っているバイク屋さんの場所を教えてもらい向かいます。
 少しずつ空気が抜けていくタイヤですが、昨日みたいにいきなりは抜けないのでかなり抑えめな速度で向かいます。
 途中の郵便局(私は民営化反対の人)でお金をおろして出てみると、丁度チャリダーが私の前を通過していきました。

 同じ二輪仲間なのもあるし、自分の力で進んでいくチャリダーには敬服します。
 #勿論、手を振ってあげました。

  ガンバレチャリダー!

 無事旭川市内のバイク屋さんに到着。
 早速交換してもらいます。
 
  モトショップ・ワークスと言うお店で交換してもらいました

  まな板の鯉状態のZZ-R

 前回の北海道に続き、今回もまたツーリング途中でタイヤ交換することになるとは・・・(汗)
 ちなみに、取り替えたタイヤはダンロップのツーリング向けモデルでした。
 個人的にダンロップのタイヤはあまり好きじゃないのですが、
 バーストしてるタイヤよりは遙かに良いのは言うまでもありません(^^;

 てきぱきとした作業であっという間にタイヤ交換終了。
 お礼を言って、さぁ出発!(^^)v

 いや〜 タイヤに不安材料がないってのはこんなにも良いのですね(爆)
 折角なので、前に来たことがある市内の”まつ田”でラーメンを食べて昼食。

 

  
 こってり醤油(あっさりとこってりが選べる)とチャーマヨおにぎり。
 不味くはないけど、昨日食べたラーメンのインパクトが強くて・・・こんなだったっけ?って感じ(汗)
 ま、その時の雰囲気もあるしね。

 再び美瑛に戻り、丘巡り。
 観光地化されて俗化してしまってるとか散々言われていますが私はやっぱり美瑛の丘の景色は好きです。

  ケンとメリーの木
 以前来たときはこのそばのお店にケンメリスカイラインが置いてありましたが、ぼろくなった?
 からかありませんでした。

  

 この高く澄み切った空、丘を見てると、何故か妙に感激します。意味もなく泣けてきます。

 ”何故北海道に行こうと思うのか解ってなかったけど、この空が見たかったからなんだ・・・と”

 地元の人達からしたらなんてことないいつもの青空なのでしょうが・・・
 日本の中では地平線が見えるとか、どこまでも続く高く青い空とかは
 本州では絶対見ることの出来ない北海道ならではの景色だと思います。

 美瑛の丘は、先程のケンメリの木のように有名どころはありますが、
 それ以外にも綺麗な場所は沢山あります。
 そういった場所は観光客もまずいないし、のんびりと景色を楽しむのには良いです。

  農作業中・・・

 でも何故こんな凸凹の丘のところにわざわざ農地開拓なんかしたんだろうね?

 今まで行ったことがない十勝岳温泉に行ってみます。
 ここで入浴しちゃえば、キャンプ場に行ってからお風呂に入らなくても良いし。
 山道を久々に堪能して、十勝岳温泉の凌雲閣に到着。
 ここの温泉は道内で一番高い標高のところにあるのだそうで。

  お風呂から見る景色とほぼ同じです
 男性の露天風呂は外から丸見えなんですねぇ(^^;
 泉質が二つあり、ぬるいお湯(ほぼ透明)とあついお湯(錆色)がありました。
 のんびり温泉浸かって、頭を洗ったのもありますので乾かす都合もあり、休憩室でまったりしつつ高校野球観戦。 

 丁度準決勝で駒大苫小牧戦をやっていました。
 私は道民じゃないけど、北海道びいきな人間としてはやっぱり応援したくなるってもの(^^;
 1-5で負けてたけど、みてたところ一気に盛り返して逆転してました!
 ・・・攻撃がなかなか終わらなかったので1時間近く滞在してしまった(^^;

 時間も頃合いだし、そろそろキャンプ場を求めて移動。

 富良野のはずれに山辺自然公園太陽の里ゆうふれキャンプ場と言うのがあるらしいのでそちらに向かいます。
 このキャンプ場もまた無料でした。
 #トイレは古典的な公衆トイレだったけど。でもまぁ、タダですし・・・

 キャンプ場には赤トンボが沢山。設営してるときにもポールとかにじゃんじゃん止まってきます。
 #でもそのおかげなのか日没までは蚊とかハエが全然飛んでいない

  キャンプサイト
 こちらも芝サイトでなかなか良好。しかもタダだもんなぁ。

  ♪あ〜あ〜 幸せのぉ〜 とんぼよ〜 どこへ〜♪

 設営後、山部(やまべ)の町に行きスーパーで買い物。
 ・・・このスーパー食材あんまりないぞ(汗) 
 それにサッポロクラシックないし・・・
 と、言うことでセイコーマート、酒屋さんとハシゴしたんですが結局サッポロクラシックは見つからず。
 酒屋さんのオバチャンに聞いたところ、
 ”ああ、売れないのよ。あれ。 内地の人達には喜ばれるけどね”
 ・・・なんだって。

 ガビーン! ってことは喜んで飲んでる私はオノボリさんそのものなの?

 道内の人はクラシックは飲まないの?じゃあなにを?やっぱりキリン?
 ・・・でもキリンビールもなかったような?
 スーパードライはあんまり好きじゃないんで、サッポロの黒ラベルを買って帰ります。
 かなりのショックを受けてキャンプ場に戻り、夕ご飯にします。

  セイコーマートの塩ホルモン。おつまみにいけてます
 おいしかったけど鍋が焦げました(T T)

  サラスパ+混ぜるだけソースを使った手抜きペペロンチーノ

 これといつもの如く野菜ジュースを飲んでおしまい。

 買い出しから帰ってくる時に隣の二人連れのキャンパーの人から、
 ”良かったら後で色々とお話しませんか?”
 とお誘いを受けていたのでそちらにお邪魔。

 彼らは横浜から来たと言う二人組みでした。
 ご飯の話になって、私が
 ”さっき、包丁使って料理してたので、おっ。本格的だなぁ・・・凄いなぁ・・・”
 って思ってみてたんですよ。
 と、話をすると
 ”基本的に私のキャンプは15時に入って仕込みしますから(笑) 朝も遅いから1日で100km位しか移動しません(笑)”
 とか。
 #今晩は富良野産の豚肉使った豚しゃぶしたんだって。とっても美味しそうな匂いが漂ってました(^^; 
 #あのおいしそうな匂いは犯罪です(爆)

 ”今回の旅のコンセプトは(バイクで回ってることが多いらしいけど今回は車)
  1.キャンプ場で冷たいビールを飲もう!
  2.若者チャリダー達にご飯を沢山ごちそうしよう!”
 #若者チャリダーの子達は学生さん達が多いからやっぱり質素な食事してる人達多いしね。

 なんだそうです(笑)
 他、色々話をして面白かったなぁ。
 21時も過ぎて、今までにないくらい冷え込んできたのでお開きにしてお互いのテントに潜り就寝。
 私はいつものように日記と出金簿を書きつつ・・・
 明日の晩の苫小牧発の船に乗れれば、今晩が今回の旅で最後のキャンプになるかもしれないなぁ・・・
 お盆時期外したし多分乗れるだろう・・・
 でも乗れなかったら・・・函館まで行って鬼の自走帰りか(汗) それとも八戸行きだったら乗れるかな・・・

 本日の出費
  食費                  2266円
  温泉                    800円
    タイヤ交換代    33600円
  合計                36666円
  タイヤ代除けばかなり良いですね。
  やはり地元のスーパーで地元の人達が食べてる食材を買うに限るようです。
  土地の人の生活もなんとなく見えるし・・・

 翌日に続く


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