今回の目的は、ここオリジナルの足が着いたインプレッサに乗ってみること。
　自分の車に着いているAPEX N1Proの仕様について、社長さんに判断してもらうことです。

　今日は残念ながらあいにくの雨。気温も低くてみぞれ混じりでした。
　こんにちは〜と中に入ると・・・
　IさんがEJ20用のエキマニをせっせと溶接していました。
　　黙々と溶接をするＩさん
　職人さんって感じでカッコイイ〜！

　　これはGD「」用のエキマニです。
　このエキマニ、サブフレームを干渉しないようにちょっとRをきつくしたとのことでした。
　（私のHPのインプレッサいろいろの項目の写真と比べるとわかるかな？）
　これを型取ったワンオフのRとか書いてあるパイプもあったんだけど、それは企業秘密？だろうから載せません。

　で・・・本日のお目当ての足回りのお話。
　BAKUでは、ワンオフのビルシュタインダンパー改の足回りを造ったことがあります。
　その仕様は、バネレートF:11kgf/mm、R:8kgf/mmとかなりハードな仕様です。
　でも、そんなに乗り心地悪くないよ。とのことなので試乗させてもらいました。

　走り出して即感じたのは・・・
　え？コレ、うちのより乗り心地イイじゃん(汗)
　で、乗り心地だけではわからないので、近所のテストコース(笑)を走ってみることにしました。
　（ちょいとした峠道があるんです）
　フロントが堅いので、失敗すると荷重が簡単に抜けてアンダーが出ちゃうのですが、
　上手くいくとガーッ！とキレイに曲がります。
　なにより驚いたのが、こんなに堅いバネを使っているのに、全く跳ねないこと。
　それから比べると、うちのはゴツゴツしてちょっと跳ねるなぁ・・・(汗)
　ただ、雨なのもあるけど自分的にはもうちょいフロント柔らかいほうがいいかな？
　でも、ダンパーでこんなに乗り心地、車の動きが違うのが解りました。

　感想を社長さんに伝えて、今度は社長さんに自分の車を乗ってもらいました。
　しばらく走り回ってきて・・・帰ってきて、感想をいただきました。

　感想としては・・・
　思ったほど悪くない。
　ただ、乗り心地と言う観点からするとバンプ側がちょっと強いかな？
　でも、このバネレートでサーキットセッティングならこういうセットになるかな？
　・・・とのことでした。
　バネ勝ちな足回りにするなら、Fは12〜14kgf/mmは欲しいねぇ・・・とも。マジっすか？(^^;

　自分も縁石引っかけると吹っ飛ぶのがイマイチ気に入らないんです。
　・・・みたいに言うと、バンプ側を抜けるなら思い切って減らしてみたら？とのことでした。
　自分が思っていたことが、大体当たっていたのでちょっぴり嬉しかった(^^)
　ま、N1ダンパーは全般的にちょっとフリクションが多くて渋めなので、これ以上バンプ側をソフトに出来ないのなら、
　もうこのダンパーは見切るしかないねぇ・・・とも。
　また、今のバネレートでも密着しているみたいなのです・・・と相談したところ、
　バンプを抜くともっとストロークするから、バネレートを上げなきゃダメだね。とも。
　ただ、バンプは抜いた方がバネが良く動くから路面追従は良くなってイイと思うよ。と言われました。

　・・・ってことで、来年の足回りの結論は出ました。
　まず、このダンパーでバンプ側をもっと下げられるなら下げてもらい、バネをレートUPする。
　それが出来ないのなら、このダンパーは見切って、BAKUオリジナルダンパーに変更、
　自分で一からセットアップし直す。

　・・・という感じになりました。
　てなことでまずは、MK Sportに今のダンパーの仕様変更を相談しに行かなくちゃ・・・ですね。
　多分森田さんもバンプを減らす加減とかはノウハウとして持ってるんでしょうからもっといい感じになるかな？

　その他、ラリー車、ダートラ、スラローム系の足回りの基本セッティング等も教えていただきました。
　用途で全然違うから、普段乗りを重視しつつサーキット・・・は難しいよ。とも(汗)
　でもま、BAKU足は普段も全然OKなので、そういうふうにつくればいいのだからなんとかなるでしょ(笑)
　群馬まで行った甲斐がありましたよ(^^)
　やはり持つべきモノは信頼できる先人ですね。

　また、知らない間にネコが居着いていました。
　　ドロンコな白ネコ

　社長さん曰く・・・
　工場の周りでガリガリにやせ細っていてあまりにも可哀想だったので、
　エサをあげたらいつの間にか居着いてしまった・・・とのこと(笑)
　寒いからストーブの周りから全然動かないんですよ(笑)

　この後、館林ICから高速乗って帰りました。
　また困ったことがあったら、相談にのってくださいね　＞　BAKUの社長さん