ウォーキビッツを分解してみた
米Time誌にて2005年度のもっとも優れた発明品に選ばれた
ウォーキービッツを分解してみました。
タカラより発売されているウォーキービッツの構造がどうなっているのか興味があったので分解してみました。
所詮はオモチャなので、動物虐待とか言わないでくださいね(^^;;;
ウォーキービッツ
ウォーキービッツとは・・・
大きさ50mm位の小さいカメのオモチャで、甲羅を押すといくつかのモードにて動作するオモチャです。
音楽も鳴りますし、歩く姿がなかなかにかわいらしいです。
・・・で、どんな機構で歩いているのか?
こんなに小さい構造でありながらどうやって音を出すのか?
と、言うのがととても興味深かったので分解を・・・(^^;
まずは、取説に書いてある電池交換の要領で甲羅を外して、ボタン電池を取り外します。
電池を取らなくても分解はできますが、スイッチを押すと歩き出すので大変ではないかと(^^;
次に、裏返して2箇所のネジを外します。
・・・なんかスッポン料理してるみたいだ(^^;
ネジを取ると裏蓋が外れますので、前足+頭、後ろ足で分解できます。
裏蓋を外したところ
後ろ足は単に軸に挿入されているだけなので簡単に外せます。
後ろ足を取ったところ(汗)
ここまで分解して気がつきました。
そう。
このカメにはスピーカーなどどこにもついていないではないか! ということを。
んじゃあ・・・どこから音が鳴っているの?と言うと・・・
このコイルが中核みたい。
このコイルをPWM駆動することにより、前足についている金属(永久磁石だと思われ・・・)から共鳴音が出ることにより
歌を歌ったりコマンド実行時の音になっているようです。
イマドキの電車の発車するときとかに鳴っている高周波音と音がでる原理としては同じもののようです。
この機構を理解したことで、音がカメ毎に異なることや、ビビる理由も解りました。
カメの前足のガタでビビり音が出るのですよ。
なるほど・・・ それでTIME誌にて発明賞と賞賛されたのかな? と理解しました。
PWM音を電子音として鳴らそうなんて考えるのはなかなかなアイデアだなぁと思いました。
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