家の色々DIY
普段の生活におけるDIY作業です。

・TOTO三乾王 TYK200 異音修理と掃除
 結露とカビ対策で入浴後は換気扇をタイマー設定して回しています。
 あるときからキコキコと回転に比例した異音が出るようになってしまいました。

 我が家も新築から既に20年近く経過・・・
 こういう機器が壊れる時期に入ってきているのは仕方ない・・・

 ネットで調べてみても、古いので修理はできずに交換となるようですから、
 どうせ交換するしか選択肢はないんだったら自分で分解してやっつけてみて(^^;
 治ったらラッキー!

 という感じで分解してみました。
 幸いにネットで分解している人がblogに上げてくれていたのでそちらを参考にしました。

 トドお父さん通信さんのblog記事(リンクは2019.1現在)

 ・浴室乾燥機の電源を落とします。
  我が家はブレーカーが専用系統になっているので分電盤でブレーカーを落としました

 ・換気扇のカバーを外します

 ・ユニットバスの天井のメンテナンスハッチを開けて電源、リモコン配線を外します
   脚立を使って覗き込む・・・

   リモコンコネクタと電源を外します

  各配線はクランプで本体にネジ止めもされているのでそれも外しておきます。
  電源端子から配線を外すのがなかなか外れずに大変でした(汗)

  各配線は機器を下に降ろした時に引っかけないように避けておきます。

 ・タッピングビス8本を外して換気扇を天井から降ろし、引き抜きます
   印の付いた8本を外して脱着します

  結構重いので落下させないように注意!

  錆などで所々固着していますので注意深く外していきます。

 外したところで各部の観察・・・

  排気口部分のステー

 アルミのダクトを通じて外部に排気しています。

  換気扇側の排気出口

 取り付け時はこのステーと換気扇のガイドレールを合わせ込みつつ持ち上げて取り付けます。
 毎度思うことですが、建材関係の品物って偉く単純、簡単に作ってあるなぁ・・・
 #・・・って思うのは私が電子機器の設計に関わった仕事をしているからなのかな???

 滅多に見ない家の壁、床の裏側を見れるので観察してみました。

  内部は思ったよりも綺麗でした

 もっとホコリとか凄いのかな?
 ・・・と思っていましたが予想よりも少なかったです。
 カビ?みたいな黒ずみ(防腐剤かも?)が出ているところも少しありましたが、湿気た箇所等はなくて状態は良さそうです。

 ・各部を分解して清掃します
  金属のエッジが立っている箇所がかなりありますので手袋必須です

   排気のシロッコファン

  ・・・凄く汚い・・・(汗)

  水洗いしたいところですが、フィンが細かいので簡単に乾かないだろうと想定。
  真ん中のナットを緩めてファン単体にしてから、
  掃除機と毛足の長いブラシを使いチマチマと掃除しました。
  結構沢山ゴミが取れました。

   この位まで綺麗になれば良いかな・・・

   核心のファンモーター

  異音が出ているのは多分モーターの軸からでしょう。
  外して観察してみると、ファン側の軸には給油出来そうですが、
  反対側はカシメられており破壊しないと給油できない構造。

  ま、この作り方ならば多分大丈夫だろうと判断をしてファン側の軸のみ給油します。
  油は長期潤滑の必要がありますのでバイクで使っているチェーンルブを使いました。
  なかったらCRC5-56等の浸透潤滑剤ではない
  浸透しやすくて揮発しない油脂類(車のエンジンオイル等)が良いと思います。

  少しずつチェーンルブをスプレーして軸を回したり、上下に動かしたりしていると回転が軽くなりました。
  やはり油切れを起こしていたようです。

  音は出ていませんでしたが、ついでなので乾燥機側のファンも外してみました。

   ・・・凄い綿埃だ・・・(汗)

  排気ファンよりも埃は多かったです。
  これだけ溜まっていると効率も悪かったはず・・・

 ・掃除が出来たら組み立てます
  タッピングビスがあちこち錆びていてやせ細っており、ネジが効かない箇所がありました。
  これはもうどうしようもないか・・・

  シャッフルしてなるべくきちんと締まるように組み立てました。

   錆なども落とせる範囲で落としました

 ・元通りに設置、動作確認して完成です
   異音も出なくなりました!

 吸い込む風量も増えた感じです。
 これでしばらくは大丈夫かな?

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