・アッパーカウルを取り外します。
(外し方はいつものように防犯の都合で割愛します)
・メーターのコネクタ、スピードケーブルを外し、カウルからメーターassyを取り外します(10mmボルト2本)
ここからは傷つけないように最新の注意を払って分解していきます。
・裏返してメーターステーを取り外し(8mmナット)ます。
・タコメーターの配線を外し、タコメーター取り付けネジを緩めます(ここでは完全に外しません)
・メーターカバーのタッピングビス6本を取り外し、トリップメーターのつまみを外して
メーターカバーをそっと持ち上げて取り外します。
・メーターの針とか文字盤を傷つけたり、文字盤等に指紋や汚れを付けないように細心の注意を払って
メーターを取り外し、取り付けします。
メーター内部の様子。こちら部品取りメーター
長期間使っていると、ホコリ等で汚れていますので注意深く水ぶき等でふき取ると良いと思います。
メーターカバーの透明部分の裏側も同様に汚れていますので傷付けないように注意して
ガラスクリーナー等でふき取るととってもきれいになります。
・元通りに組み立てておしまいです。
・ブレーキキャリパ清掃
バイクの場合、キャリパ部分にはダストブーツが着いていないので(シール類はありますが)
ピストンが錆びると交換になるので高く着きますし、固着の基です。
そこで定期的に清掃、錆び防止を兼ねてピストンにグリスアップをしています。
使う道具類です。
シリコングリス(スプレーでもチューブでもOK)、パッドグリス、スチールウール、食器用中性洗剤、歯ブラシ
マジックペン等(パッドなどの向きを記載するのに使います。わかれば特に必要なし)
他に先の細い平ペンチ等が必要です。
・キャリパを車体から外します。
・パッドをキャリパから外してレバーを注意深く作動させてピストンをある程度押し出します。
ゆっくりではなく、リズミカルに素早く作動させると上手く出てきます。
4podの場合は均一に出てこないはずなので、出てくる場所は抑えて均一に出るようにします。
パッドカスなどでとても汚いです
・ピストン周りを中性洗剤と歯ブラシを使って綺麗に水洗いします。
こんな感じに洗ってピカピカにします。
このとき、ピストンに錆が発生していたら、軽度な場合はスチールウールで磨いてみます。
落ちればそのまま使うことは可能ですが、落ちない場合はOH、交換が必要です。
パッド押さえの金具、ピン類も結構錆びていることが多いので、スチールウールや真鍮のワイヤブラシで磨きます。
エアガンや、キッチンペーパーなどで水分を取ってしっかり乾燥させましょう。
・ピストンが錆びないようにシリコングリスをまんべんなく薄く塗ります。
押し込んだり、作動させてピストンを出したりしてシール部分に溜まってる汚れもついでに出してしまいます。
はみ出たグリスは綺麗にふきとっておきます。
これはリヤキャリパのグリス揉み込み中・・・
雑誌とかだと、動きがスムーズになるまでやるとか書いてあるけど、
ピストンが実際に動くのはゴムシールの弾性変形するごくわずかな量ですからピストンが
錆びないように薄くまんべんなくグリスが添付されていればOKでしょう。
・最後にパッド裏面などにパッドグリスを薄く塗ってもとどおりになおして完成です。
リヤキャリパのような片押しタイプは、スライドピンにモリブデングリス等を塗ってスムーズにキャリパが動くようします。
手間はかかりますが、シールの馴染みが良くなるのでタッチも良くなりますよ。