今回交換する部品類です。
ハーネスは交換できませんでした(汗)
プラグはラフ&ロードに行きましたらNGKのイリジウム(CR9EIX)が特価でノーマルのプラグ(CR9E)
と大して変わらない値段だったんで試しに買ってみました。
(値札が3枚も着いていてどんどん値下げしてるんですが(^^;)
・ガソリンタンクを外します。
・5箇所のビスを緩めてエアクリを分解、取り外します。
・ こんな感じで取れたらプラグを交換します。
・プラグ交換は車載工具のプラグレンチが一番使いやすいと思います。
プラグを外す前にエアブローなどでプラグホールを清掃しておきます。
・今まで使っていたプラグです。約1万km程使いました。
左から4、3、2、1番シリンダのプラグ
焼け色はほぼ揃っていますが、4番が少し濃いめ?かな?
コレはCR9EKと言うプラグでGPz1100、ZRX1100用です。
始動が元々良くないので多極プラグにしたら改善するのかなぁ?と思って使ってみましたが、
正直・・・低速域のツキは気持ち良くなった気がしないでもないですが始動性は良くなかったみたいです。
カワサキ車もスバルの車と同じで同一エンジンの亜流種が沢山あるのでこういう流用が可能なんですよ。
ついでなので、プラグの熱価、焼け色について私の得ている知識と考えを。
プラグの焼け色ですがものの本にはきつね色ってありますが、イマドキは無鉛ガソリンなので
中心電極はネズミ色〜白できつね色にはなりません。
車でもそうですがストリートではアイドル状態での焼け色しか出ないので本当に参考程度・・・ですね。
電極が乾いているか?外部電極が真っ青になっていないか?位でしょうか?
はっきり言ってプラグ位ではエンジンブローしませんので、むやみやたらと高い熱価のプラグは
失火するだけです。点火時期やカムいじったりして燃調が変わらない限りはノーマルの番手がいいですよ。
こちらはエアクリ。かなり汚いです(汗)
エアクリは湿式なので洗って再利用できなくはないのですが、
完全に洗いきれないのと、奥に詰まった汚れがなかなか取れないので出来れば毎回新品が良いです。
・・・つ〜ても\8000近くするからそうそう交換できないと思いますが(汗)
(私はほぼ毎回新品交換してます)
・ZZ-Rはエアクリが2つあります。
こちらはキャブのフロート室を走行風で加圧する時のための通路のエアクリです。
こちらは2〜3回に1回くらいでもいいと思います。
・全て交換出来ましたら元通りに戻して完成です。
エアクリを取り付けるときに縁のゴムを外してしまったりすることが多いので注意しましょう。
・リヤサスリンクグリスアップ
大抵のバイクの場合、リヤサスのリンク周りは分解しないとグリスアップできなくて、
油切れで結構キコキコと異音がしている車両が多いのですが、
ZZ-Rはグリスニップルが付いているので(さすが重工の製品?(笑))
グリスガンで分解しなくても給油できますのでたまにはグリスアップしてあげましょう。
フレキタイプのチューブで給油します。
グリスはシャシグリス系のちょう度、耐水性が高いものが良いそうです。
今回は私はWAKO'Sのウレア系のちょう度#2番を使いました。
(以前は確かモリブデングリスを買って使ったと思います)
ニップルにグリスガンをしっかりと接続し、シャコシャコとグリスガンを動かすと、
隙間から古いグリスがはみ出して来ますから新しいグリスで押し出して交換しちゃいましょう。
地面に古いグリスがぼたぼたと垂れてきますから新聞紙などでちゃんと養生してくださいね。
手前のピンク色のが出てきたグリスです。
新しいグリスに置き換わったらはみ出たグリスを綺麗にふき取っておしまいです。
確か10年くらい前に一回給油したと思うんですが、やっぱりかなり汚れてました。
でも、これやるとやらないではリンク類の動きもまるで違うから走りも違うし、
ベアリング類(ZZ-Rのリンク周りはニードルベアリング軸受けです)の持ちも全然違いますよ。
自分のは新車から未だリンク類のベアリングは交換してませんしね。