・サイドカウルを外します。
・カウル内の内張を左右とも外します。
カウルの外し方は防犯上割愛します。
・ガソリンコックを閉じて、上側のホースを外します。
下側はガソリンタンクからの直結なので絶対に外してはいけません。
(ガソリン吹き出しますよ(^^;)
私は間違わないようにテプラ貼ってあります。
・タンク右側の燃料残量警告灯のコネクタを外します。
・フレーム部分と前側のヘキサゴンボルトを外してタンクを上側に持ち上げて取り外します。
前側
車載工具の六角レンチで外せますが、前側はちょっと長さが短いので早回ししたいときに
タンクと工具が干渉して傷付く恐れがあります。
PBの六角レンチが長さも丁度良くて使いやすいです。
また、後側が奥まっていて脱着の時にレンチから落ちて拾うのが大変なことが多々ありますので、
先にきちんと位置合わせしてから一発で入れるようにしましょう。
ガソリンタンクですが、満タンに近い場合は前側に何か適当なものを使って車体取り付け状態と
同じようにしておかないとガソリンがキャップの空気穴等から漏れだしてきますので充分注意しましょう。
車庫の丁度良い段差を利用して立ててます
・カウルの割れ修理(ABS樹脂部品の接着)
自分のZZ-Rの場合、何故かテールカウルが振動で勝手に割れるんです。
他のC型ZZ-Rも結構割れてる車両があるので、構造的な問題なのだと思うんですけど。
ただ、これってこんな部品で2万円以上するので高くて買えませんので、毎回補修しています。
ABS樹脂なら同じ方法で補修できますよ。
割れてしまったカウル
・なるべく綺麗に合わせてマスキングテープ等で固定してから、
割れた部分を裏側からリューターなどで削ってVの字型にします。
溝を造るのは樹脂を多く流し込んで強度を稼ぐためです。
・プラリペアと言うケミカルを使って裏側から樹脂を盛ります。
これはデイトナ製ですが、武藤商事が発売元のようです。
プラリペアは約1時間位そのままで放置してあげると固まりますので、不要な部分は削ったりして完成です。
外側が傷が目立つなら磨いて塗装するといいでしょう。
もはや修理の跡だらけなんですけど(^^;
こんな感じで盛ってあげます。
気温にもよりますが大体30分くらいで硬化するようです。(半日近く放置すると間違いないかも)
こちらはアッパカウルのウィンカ取り付け部分
こんな感じで欠けてしまった部分も再生することが可能です。強度も充分出ます。
・・・って、この部分立ちゴケとかすると簡単に折れちゃうからこういう形状にして欲しくなかったなぁ。
(只今再生2回目です(T T))
プラリペアはパテのように使うことも可能だし、ABS樹脂そのもの?なので馴染みが良くて強度も出ます。
使うコツとしては・・・
・樹脂パウダーをまずかける。
・次にリキッドを垂らす。ケチるとダマになって固まらずに強度が落ちる
・必要とあればさらにパウダーをまぶし、リキッドをたらしてまんべんなく盛りつけるようにする
こんな感じでしょうか?
ABS樹脂の接着に関しては私が知ってる限りではこのケミカルに勝るものがないのでお勧めですよ。