・センタースタンド分解・軸のグリスアップ
重量車なので、センスタは私はメンテナンスの時にとても重宝しています。
センスタが最近綺麗に一発で跳ね上がらなくなっていたので、分解、グリスアップしてみました。
・スプリングフック等を使って跳ね上げをする引きバネを外します。
ない場合はドライバ等でこじりますが、跳ねたりして怪我するので厚手の手袋を必ずしましょう。
怪我と手間を考えるとスプリングフックは1個持っていても損はないかも?
バネが外れたら、17mmのスパナで軸を外します。
外れたセンタースタンド
自分の車はマフラーを交換しているので軸をセンタースタンドのストッパー+スリーブとして使っている
のですが(KERKERのマフラーの付属品)
このストッパーに交換したほうのスリーブの動きが悪くなって固着していました。
なかなか引き出せずに大変苦労しました(汗)
固着していたスリーブ
スタンドの軸に挿入したときにスムーズに動くようにヤスリ、スチールウールで修正しました。
また、フレーム側のスタンド取り付け部分もかなり汚れていました。
泥とグリスなどでかなり汚いです(汗)
滅多に外さない部分ですので、折角ですから錆、汚れ付着防止、塗装の保護を兼ねて浸透潤滑剤や
パーツクリーナー等で洗浄後は長持ちワックスをかけちゃいましょう。
スタンドもコーティングしてみました。
う〜ん。キレイ♪
・軸をグリスアップします。
金属どおしの部分にはモリブデングリスを愛用しています。
軸に薄く塗ってから、スタンドに何回か挿入して全体に薄く馴染ませます。
このグリスはかれこれ15年くらいのつき合いかな?(^^;
・車体に元通りに取り付けます。
スプリングロックナットなので緩みませんから力一杯締めずにスタンドが軽く動く程度に締め込む程度でOKです。
・最後に引きバネを取り付けます。
スプリングフックを使って引いて取り付けてもいいのですが、かなり力がいるのでこの方法がお勧めです。
足とか使って跳ね上げた状態で固定(この状態が一番バネが縮んでいるので)、
大きめのマイナスドライバ等を利用してこんな感じでてこの原理を利用してバネを引きながらやると簡単に取り付けられます。
行きつけのバイク屋さんで教えてもらいました。