DIYメンテナンスのページ(単車編)
ZZ-R関係のメンテナンス記録です
ご参考にしてください。
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて
・電装系点検、修理(レストア作業)
・メーター周りのスポンジ張り直し
・電装系点検、修理(レストア作業)
こんなところでトラブルが出るとなるとさすがに古くなってきたなぁと実感するのですが・・・
電気系統の不具合と思われる症状がいくつか散見されたので各部コネクタを脱着、清掃してみました。
・タンク、カウル類を取り外します
・エアクリを外してイグニッションコイルを取り外します
イグニッションコイルのボルトは結構狭い場所に装着されていますので頭の短い10mmコマを使うと楽です。
コイルのアース側が錆びてます・・・
こういう部分から劣化が始まるんですね。
コイルの取り付けボルトの金属部分はイグニッションコイルのアース部分でもあります。
ここが錆びているということは接触不良→点火系統不良に繋がるはずなので
ワイヤブラシを使い錆を落として綺麗にしておきました。
#アーシング云々の効果があるのはこんな車両なんではないかと?
・各部のコネクタは一端取り外し、内部を接点復活剤を浸した綿棒で磨きます。
接点復活剤ですが、あまり沢山塗りすぎるとかえって錆のもとになるので
(磨き成分が劣化して錆びるらしい)
浸した布などで拭き取る位で良いと思います。
これは左ハンドルスイッチのコネクタ
こちらはICイグナイタのコネクタ
どう見てもこれじゃあ点火不良起こしてもおかしくなさそう・・・って感じですよね。
車と違い、バイクならば外装類を外せばほとんどのコネクタにはさわることが出来ると思いますので
全て清掃してしまいましょう。
エアクリを外してみると、最近ヘッド周りにエアクリから垂れたブローバイが付着してるんだよな・・・
なんて思っていたのですが・・・
カチンコチンでひび割れしてるし・・・
そりゃひび割れしていれば漏れてくるよな(^^;
部品を注文したのですが、暫定で割れて堅くなっていた部分を排除して繋ぎ直しておきました。
その他、私のちょっとした工夫をご紹介。
メーター部分のカウル内張
本来は脱着するときはスクリーンを取ってから内張を外すのですが、
外す場所を上手く工夫して内張を先に外すとスクリーンを取らなくてもアッパーカウルを脱着できます。
その時に金属部分で傷をつけないようにということで、ガムテープを要所に貼ってあります。
この部分以外にも必要と思った箇所にはこんな感じでの工夫は施してあります。
こちらはスイングアーム部分
以前に使っていた旧ナサートRの使い始めの頃、
隙間がぎりぎりだったのですがどうも振動でスイングアームと接触していたようで傷がついてしまいました。
錆びるのはイヤだったので見えない場所だったからとりあえず適当に塗ってごまかしてあったのですが・・・
今度のナサートRは全体的にサイレンサーが後ろになったようでちょっと目立つんですね。
そこで・・・
ステッカーチューンしてみた(笑)
市販のステッカーを貼って隠してみました。
AFAMの製品は使ってないけど・・・まぁいいっしょ(^^;
ブレーキホースのクランプ部分のグロメットを着けた
この部分、バイク屋さんでお願いしてガソリンチューブなのかな?
クランプを上手に使ってあったのですがちょっと動いてしまうみたいなので
昨日Nap'sに行って物色したところブレーキホースのメーカーからグロメットが発売されていたので
それに交換してみました。
これで大丈夫でしょう。
・メーター周りのスポンジ張り直し
これもまた経年変化で古くなったなぁ・・・って思うのですが、
インナーカウルとメーターの隙間を埋めるためにメーター部分にはスポンジが貼ってあります。
これが古くなってくるとボロボロになり剥がれてしまいます。
純正部品でも出てきますが、決して安くはないのでホームセンター等の隙間テープで代用してしまいます。
ボロボロのスポンジ
実はこれ、過去にも一回修理してるのですが16年の歳月はやはり短くはないようで・・・(T T)
メーター周りはバイクに乗っていると常に見える部分ですからポンコツになった気分がしてとても悲しいし、
スポンジの剥がれた場所によっては裏からの光とかヘッドライトの光が漏れてくるので治しましょう。
まずはこの両面テープの糊分を除去するのが大変なのですが・・・
パーツクリーナー等で頑張って拭き取りましょう。
今回使ってみたスポンジテープ
ニトムズ製だし、耐候性があると書いてあるし、色も黒いので目立たないかな?と思って・・・
綺麗に貼れました(^^)
今回のは少し幅があったみたいで、インナーカウルに少し押されてしまってますが
まぁそのうち馴染むでしょう(^^;