DIYメンテナンスのページ(単車編)
ZZ-R関係のメンテナンス記録です
ご参考にしてください。
お約束ですがDIYはあくまで自己責任にて

・ABS樹脂、シートの清掃

・チョークレバーが勝手に戻ってしまう不具合の修理

・ABS樹脂、シートの清掃
 車とかでも応用できます。
 ABS樹脂やバイクのシート等樹脂素材そのままの部分などの清掃にこんなものが便利で綺麗になると
 バイク屋さんのメカさんから教えてもらいました。

  メラミンスポンジです。

 今や100円均一などで安くて入手容易なこのスポンジを使って洗います。
 この写真に写ってるスポンジはダイエーで2枚88円と言うとてもお安いお値段(^^)

 このスポンジのPKGに書いてあるとおりに水をたっぷり含ませてなでるようにして洗っていきます。
  段差より右側が洗ったほうです。
 画像だとわかりにくいかな?
 元々自分のシートってマメに掃除してると思ってたからそんなに汚れていないと思っていたのですが、
 スポンジでなでてみると結構汚れていました。
 洗ったほうは黒々としてる感じ。

  結構汚れが出ました。

 水がこんな感じに汚れる位ですから結構落ちたみたいですね。

  こちらカウルのインナーカバー
 こういうABS樹脂そのものの部分もこれで掃除するとかなり綺麗になります。
 経年変化で白焼けしている場合でもこれで洗ってアーマーオール等で仕上げると綺麗になります。

 このスポンジを使った洗浄の注意点ですが、
 ・シート地などにプリント印刷してある場合、擦りすぎると文字が消えちゃうそうです(^^;
 ・表面がツルツルな場合は傷が付く可能性があるらしいです。
  (自分はウィンカレンズを軽くやってみましたが大丈夫でしたけど。でもあまり汚れてなかった(^^;)

・チョークレバーが勝手に戻ってしまう不具合の修理
 こういうところはさすがに経年変化だなぁと思うんですが・・・
 カワサキ車でありがちらしいのですが、チョークレバーを引いても勝手に戻ってしまう不具合の修理、調整方法です。

 ・クラッチ側のハンドルスイッチを分解します。
   クラッチレバーは外さなくてもできますが外したほうが楽です。

 ・ハンドルスイッチ前側のプラスチック部分のこの部分を分解します。
   この透明なゴム?樹脂がストッパです。

  この部品が摩耗等で押さえが効かなくなって戻ってしまうのが原因のようです。

 ・プラスネジを外すと樹脂部分とバネが分解出来ます。
   レバーが当たる部分も減ってるけどバネもサビサビ(汗)

  自分のバイクの場合はこのストッパが錆などで固着、動きが渋くなっていたこと、
  押さえの部分が摩耗していることが原因のようです。
  摩耗についてはどうしようもないですからちょっと加工して対処してみました。

   
  先の抑え金具部分に当たる部分を少し削ってして今よりももうちょっとだけ飛び出るようにしてみました。

 この加工と
 ・バネの錆落とし、ついでに少し引っ張って延ばしてテンションを強く
 ・レバーと接触する部分はパーツクリーナーで脱脂
 ・ストッパの稼働部分とバネは錆止めも兼ねてシリコングリスを薄く塗って動きやすくしてみる
 こんな感じで組み直してみたところばっちり止まるようになりました(^^)v

 ちなみにこのストッパの部品はパーツリストを見る限りは単体では出ないようで、
 もし交換となるとスイッチボックスAssyのようです(汗)
 はたしていくら位するのでしょう・・・・